私がWebディレクターになって、
早くも8年になろうとしています。


最近、Webディレクターの役割も
以前に比べると細分化してきているように
思う事が増えてきました。


せっかくブログをやっているのだから
Webディレクターや
システム開発に関して
感じている事を
少しずつ書いて行こうと思います。


最近思うのは、ツールについて。
近年どんどんWebサービスが増え
複数アカウントを使い
便利になっています。


特にシステム開発は
色んな現場で
多様なツールを使う事があります。


ディレクターと話していて
「ツールが変わるとやりにくい」
と話す人がいます。


私は、それを聞くと
「もったいないな」と思う事がある。


確かに、facebookが流行り始めた、2009年頃。
IT業界にいる私の周りにも
「facebookは使いづらい」
という人がとても多かった。


基本的にツールが変われば
最初はアレルギーがあるし
戸惑ったり、操作ミスが発生します。


facebookも最初は色々ありましたねw
でも、今ではすっかり
社会人のインフラになっている。


新しいサービスとの出会い。
ディレクターに取っては
これはチャンスです!


・どういう点が使いにくいか?を
 自分で体験して
 自分が設計する時に活かせる
・逆に使いやすいと思えるポイントを
 見つけて、これまた次に活かす


この体験は、
新しいUIを触る以外に
得る事はあまりないかなと思います。
(技術により詳しい方なら別ですが。)


UIやツールの理念には
必ずそのプロジェクトの思想が現れています。
どんなことを重要と考え、
どんなことを切り捨てていいと
思っているか?


それが何なのか?を探り、
自分自身が共感できるか?
共感できないか?
自分の新しいロジックを発見する
とても良いチャンスだと思います。


本当に使いにくいのか?
四の五の言わずに、
まずはやってみてから。
使い込まずに、ファーストタッチで
「使いにくい」と遠ざかるのは
とてももったいない
機会損失のように思います。