大阪で歯科治療終えて...
奈良で2泊し
名古屋
御園座へ
右の福地桃子ちゃんの「千尋」で、娘と観ました。
いや~良かった!
まず
オケのピッドが
演奏だけが聞こえてきて居場所が謎。
終演後にはじめて
舞台下手側上方と
わかりました
が
流石生オケ
音が自然でやさしく美しかった
物語進行や演者の台詞はあくまでも映画に忠実
でしたが。。。
[窯爺の蜘蛛腕]
[庭の花々]
やら…
[カオナシが湯屋の従業員を喰って巨大化した時]
から
[湯婆婆の怒りマックス巨大顔 ]
等々
幾人もの「黒子」からなるチームプレイがもう絶品!
また
銭婆に変身させられた[坊]や[烏]を
パペット使いが演じたり…
と
随所に『伝統芸能の力技』が光って…
「よきかな…」
の川の神なんて
あの大きな顔が
NIKIの客席の真横をさ~っ飛んでいって去り
もうビックリ
役者さんのお話をします
まず
福地桃子ちゃんの千尋は自然体でよかったです
声も、伸びがあってよく通り、可愛らしかったです
ハク役は増子くんの回でしたが
ちょっと決めポーズの手の動きが軟弱だったかな
綺麗なお顔の男子でしたが。
ビックリは春風ひとみさんの湯婆婆/銭婆。
10年前の
『エリザベート』の鷹揚なお母さん役の印象から一転!
まるで映画から抜け出てきたかのような
見事な湯婆婆と、銭婆でした。
特筆すべきは
カオナシ中川賢さんのソロ・ダンス
不思議で不気味。
とてもよかった
☆NIKI☆
当該舞台は、今時の映像や光線処理を最低限に抑えつつ...
文楽や歌舞伎の要素あり、また人形劇…マイム、モダンダンスや
美しいコーラスといった、演者の豊かで本質的芸術性が随所に !!
つまり、単にアニメーションをたどっただけのお芝居ではないのです。
人の温もりと手作り感溢れる、非常にエモーショナルで秀逸な芝居。
…にしても…16,000円はイイお値段。文化系の私立でなければ
まず生徒や学生に観劇の機会はなかなか与えないことでしょう。
しかるに、これはぜひ『U25割...13~25に観劇割引有』にして欲しいです。
瑞々しい感受性豊かな年代の人には、特にお勧めの舞台と、
大いに感じましたのでね!