どうも。
2月ごろ、今年3月のダイヤ改正で廃止されたアーバンパークライナーに乗ってきました。首都圏では、近年様々な通勤特急が走っていますが、この列車はそういった特急の中でもとても特徴的な列車なので色々な魅力を深掘りしつつ、乗車したときの様子をお届けしたいと思います。
乗車する列車は、どこかレトロな雰囲気を醸し出しているこの松屋の中にある東武浅草駅から出発します。
今回乗車したのは、アーバンパークライナー1号。
大宮行と柏行の併結列車です。正直、JR線を使えばどちらへもこの列車を使うより非常に早く両列車の終着駅へと向かうことができるのですが、今回はあえて全区間乗り通していきます。
使用されているのは、東武500系ことリバティです。
伊勢崎や佐野、会津にも顔を出すことのある運用範囲がとても広い特急です。
浅草駅は、隅田川と並行に駅が設置されており、駅を出るとほぼ直角のカーブがあるため、駅の北千住方に行けば行くほど列車とホームの間の隙間が大きくなっています。そのため、このように列車が停車中の際には、一部号車の扉に渡り板が設置されます。
せっかく、2編成繋がっている状態でしたので、連結部を通って自分の座席に向かうことにしました。
座席はとてもふかふかというわけではありませんが、コンセントから2種のテーブル、ドリンクホルダー、網ポケットと一通りの設備は揃っており、快適に過ごすことのできる座席に感じました。
ただ1点、コンセントは肘掛け下という位置にあるせいで、肘掛けから出すテーブルと干渉したり、座っていると挿し方によっては使いにくくも感じる位置に感じました。
車椅子用のスペースはかなり広く取られている印象でした。
室内の間接照明は隅田川をモチーフとしているらしいです。
号車の端には大型の荷物置き場もあり、スーツケースを持っていても快適に乗車することができそうです。
また、各編成に多機能トイレとAEDが設置されており、万が一も安心です。
特急列車なのでもちろんゴミ箱もあります。
乗車した列車の座席指定区間は、せんげん台までなので特急券はせんげん台までとなっていました。特急料金は420円という安さ!!
今回の旅のお供は、楽屋のお弁当としても人気名高いすき焼きの名店浅草今半の牛肉弁当です。ちなみに、浅草で買ったものではないですが、、
列車は北千住から先私鉄最長の複々線に入っていくと、次々と列車を追い抜いていきます。
せんげん台駅からは特急料金なしで乗車できることもあり、多くの人が乗ってきました。結構、その文化が根付いているみたいでしたね。
春日部駅では、切り離しを行い、大宮行と柏行に分かれます。
ちなみに柏行はここで進行方向が変わるので座席の回転をするようにご案内されます。皆さん、しっかりと座席を回転しており、座席回転の文化が根付いていることに驚きました。それだけ、この列車が日常に浸透しているんだなぁと感じました。
野田線内では、狭い案内表示器にギチギチに特急名が表示されていたのが印象的でした。意外にも、野田線内からの乗車も多く、中にはお酒片手に乗ってきて数駅の間乗車されている姿もありました。
夜間でわかりにくいですが、2面4線化される直前の野田市駅の様子をチラ見しつつ、気付けば運河駅からまた通過運転が再開。
TXに乗れば北千住からすぐの流山おおたかの森に停車すれば、終点の柏駅はすぐそこです。
ホームドアのある駅で乗降を扱う特急車両はどことなく新鮮味がありますね。今後は、東武に限らず当たり前の光景になるかもしれませんが。
というわけで、ここまでアーバンパークライナーに乗車した様子をご覧いただきましてありがとうございました。
※追伸
久しぶりに野田線の柏駅を使ったのですが、ホーム上にまさかのポケモンカード自販機があったのが意外でした。
※追々伸
柏駅から自宅に向かう際、8111編成に乗車することができたのでそちらの様子を以下に載せます。
ホームドアにこのカラーリングはなかなかに違和感があります。
所有者のところが東武博物館なのは他の編成では見られない面白いところですね。
こんな顔で、急行に抜かれるとは思わなかったなぁと
そんなこんなで、なかなか鉄分の濃い遠回り帰宅をすることができました。
また、いつか野田線に定期特急が運行される日を願って〆とします。ここまでご覧いただきありがとうございました。
やちみんdiary’sでは、
関東近郊を中心に鉄道、旅行、ラーメンなどの美味しいグルメなどについて気まぐれにて投稿しております。
最新情報や現在の状況はSNSで発信中!!
X(Twitter)
☝フォローのほどよろしくお願いします!!