どうも。
2013年にデビューしたのにもかかわらず、いまだに休日を中心にチケットを確保するのが難しい近鉄特急のしまかぜに念願叶って乗車してきました!その様子をレポートしていきます!!
しまかぜとは
しまかぜとは、伊勢志摩方面へ行く特急で、近鉄名古屋、京都、大阪難波を発着する便がそれぞれ1日1往復あり、一部曜日を除いてほぼ毎日運転されております。しまかぜには、和風個室、洋風個室、サロン席といったグループ向けの座席と、プレミアムシートという座席のみの設定になっており、他の近鉄特急に比べてしまかぜ車両券が必要となり若干高いですが、その料金を払うに値する設備が充実した豪華特急となっています。
↓詳しくはHPをご覧ください↓
まず、車内に入ったときのデッキが凄くて奥行きを感じられる感じで、床が大理石という他の列車では見られないものでした。
1号車と6号車は他の号車よりも高い位置に座席があるハイデッカー構造で荷棚がないこともあり、デッキ部分にはロッカーが設置されていました。お金はかからないものの鍵を自己管理する必要があるので注意です。
これがプレミアムシート
座席は重厚感のある革張りのものになっています。
1号車と6号車の窓は特に天井まで届くんじゃないかというぐらいに縦にも長く大きい窓でした。
そんな窓なので、結構日が入ってくるので窓の上の部分は多くの乗客がカーテンを下ろしていました。私も眩しかったのでそうしていました。ちなみにカーテンの操作はボタン操作するものになっています。
座席にはマッサージ機のような機構まで備えられており、全自動なのには驚きました。
窓は縦にも横にも大きいですが、一応網棚はあります。
読書灯、レッグレスト、ヘッドレスト、コンセントも備わっています。もう至れり尽くせりです。
運転室周りはこんな感じ。最前列にも一度座ってみたいです!!
座席の背の部分のポケットには車内販売のメニューと車内設備のご案内があります。
アテンダントさんに可愛らしい記念乗車証とおしぼりを配られました。
裏には、乗車した日付が入ったスタンプが捺してありました。
今回は、まわりゃんせという企画乗車券を使って行きました。
まわりゃんせというこの切符は伊勢志摩エリアの近鉄線(松阪~賢島)と三重交通の一部のバス路線がフリーになる他、往復の特急券への引換券やフリー区間で使える特急券の引換券が4回分、さらに鳥羽近海の離島への船や志摩スペイン村や鳥羽水族館などといった施設の入館料の他にも色々と含まれていて4日間有効で9900円という安さ!!なんと利用開始日当日に購入することも可能です。
↓詳しくは下の近鉄のHPからご確認ください↓
まわりゃんせ | 伊勢志摩のお得なきっぷ | 近畿日本鉄道 (kintetsu.co.jp)
で、本来近鉄の特急券を引換するタイプの企画券を使用する場合、近鉄の特急券予約サイトで仮予約をし、窓口で引き換えないといけないのですが、しまかぜは大変人気な特急なので指定を取るのがかなり大変です。さらに仮予約をした場合、予約日より7日以内かつ乗車日の前日まで駅の窓口で引き換える必要があるのですが、いかんせん千葉県民ということもありさすがに近鉄の駅の窓口まで行くのは難しいことから、予めクレジットカードで購入したのですが、まわりゃんせ購入時にその事を伝えたところ特急料金を払い戻してもらえました。ですので、しまかぜや個室を確保したいときはそういった購入方法もありかなぁと思います。
カフェ車両
カフェ車両の座席に座る前にこのしまかぜデザインのアルコールスプレーで消毒するよう言われました。とってもデザインが可愛らしいですね。細かいところまで凝っていてほんとに素晴らしいです。
ちなみにカフェ車両はお食事の席が回転が早くなるようにするためか2階建てになっていて通路部分はとても解放感がある造りとなっていました。ちなみに近鉄特急では2階建て車両のことをビスタカーというので、この車両もビスタカーというそう。
ケーキセットを注文!!私はマンゴーのケーキを選びました。ドリンクはアイスコーヒー。
都内の割と落ち着いたリッチなカフェとかでも食べられそうな味のケーキで大変美味しかったです。ケーキとドリンクだけでなく、お茶菓子(?)として小さなマドレーヌが付いてきました。確かプレーンと伊勢茶のお味のもの。この伊勢茶味のマドレーヌが非常に美味しかったです。これが列車の中のお食事スペースで楽しめてこの価格なら非常に安いと感じてしまいました。
このケーキセットは何種類かのケーキの中から選べるが人気がゆえに往路で完売することも多いそう。列車の出発地によってケーキのメニューの内容が多少変わったりするみたいです。
また私が乗車した日は、カフェ車両では、新型コロナウイルスの感染者がまた増えていることもあってかカレーや松阪牛重などといったお食事メニューの販売が停止されていましたが、ケーキなどのスイーツ類は販売されており、そのままカフェ車両でいただくことができました。正直、食事の予約なしで動く車内で温かい食事を食べることのできる列車は日本では稀有な存在なのでリベンジしたいです。
賢島駅到着
終着の賢島駅では、伊勢志摩の看板特急がしばし並んでいました。
さらに名古屋発のしまかぜの到着後、続々と各方面からしまかぜが到着してきました。賢島駅ではしまかぜが2編成並んだ姿が撮れるので、鉄道好きな人は尚更終点まで乗り通すことをお勧めします。
今回、写真で紹介した座席の他に和風個室、洋風個室、サロン席もあるので何度も乗ってみたいと思ってしまう魔性のある列車だなぁと感じました。また、チャンスさえあれば絶対に乗りたいです!!
ここまでご覧いただきありがとうございました。