やぁ、何故か39.2℃が突然出て冥界に吸い込まれそうなざわえもんです。今日はずっとのんびりとしていましたが、流石に暇になったので規定のサイトで色々なデータを調べてみました。
 
・この実験は合計サンプル267,995人を含む485件の研究の体系的レビューとメタ分析、仕事満足度の自己申告尺度と身体的及び精神的健康の尺度に結び付ける研究証拠を分析したところ、全ての健康指標を組み合わせた全体的な相関は、r=0.312 (シュミット氏&ハンター氏が調整後は0.370) という結果になりました。あーまぁこの数値は何なのかと言いますと、所謂相関係数というもので、イギリスの統計学者であるカール・ピアソン氏が提唱した概念としても有名ですよねw まぁこの数値は1に近ければ近いほど2つの事象が相関しているという事を示しており、0.2は殆ど相関性がなく、0.2~0.4が少し相関性があり、0.4~0.7が大きな相関性があるという基準になります。えーつまり今回のデータでは仕事の満足度と身体的及び精神的な健康度の相関が0.312となり、燃え尽き症候群との相関係数は0.478、自尊心との相関係数が0.429、うつ病との相関係数が0.428、不安との相関係数が0.420という結果になっており、仕事に対する熱意や満足度を表すワークエンゲージメント率の低さは人体に大きな悪影響を及ぼすという事が示唆出来るかと思います。ちなみに自覚的身体疾患との相関は0.287となっています。

EB ファラーガー氏
M・キャス氏
CLクーパー氏、

(Dr EB Faragher Manchester Business School、マンチェスター大学、Booth Street West、Manchester M15 6PB、UK。ブライアン.ファラガーマンチェスター.ac.uk、引用)

・19,815人の参加者を対象に、心の知能指数と健康の関連についての報告書によると、健康との相関係数が0.34、心身の健康との相関係数が0.33、身体的健康との相関係数が0.27、精神疾患との相関係数が0.50という結果になっています。

アレクサンドラ ・マーティンズ氏
(リスボン大学研究所)
ネルソン ・ラマーリョ氏
(リスボン大学研究所)
エステル ・モーリン氏 
View in ScopusHEC – モントリオール、管理教育局、引用2009年

ここからはハーバード大学の論文を中心に面白そうなのをご紹介します。つか英語の論文読むの滅茶苦茶脳がパンクしそうになったけど、まぁいいかw

・ハーバードビジネススクールとアメリカTPIの研究では、やりたい事をやっている人の生産性は、やりたくない事をやっている人の生産性の数百倍高いと報告。

・ハーバード大学が1200人のアメリカの成人達を3年間追跡調査した結果、マウスウォッシュは身体に良い影響を与える菌さえも殺してしまう為に糖尿病のリスクを55%高めると報告。

・ハーバード大学が70021人の健康データを分析した研究では、楽観的な人は悲観的な人よりも生存率が29%高く、癌の発生リスクが16%低く、感染症のリスクが52%低い傾向にあったと報告。

・ハーバード大学が71720人を調べた調査では、楽観的な人は悲観的な人よりも生存率が約50~70%高いと報告。

・ハーバード大学が50~200人の男女に対して5つの実験を行い、髪型や髪の色を変えたり、自分は若いと思い込むだけでもアンチエイジング効果があると報告。理由は人は楽観的になると無意識の内に身体的な活動量が上がる傾向にあり、楽観性によりストレスが減少して免疫機能が向上し、失敗から立ち直るというレジリエンスを含めた様々な能力が向上する為であると推測しているらしいです。

・コロラド州立大学のデータでは、自分の外見を確認する回数が増えるほど、外見のコンプレックスに集中してしまい、精神を病みやすくなると報告。

・約70%の人達が悲観的になる事が原因で発生する心理的視野狭窄により転職を失敗しているというデータがある。まぁこれはファーストチェス理論でもありますが、5秒で考えたアイデアと30分掛けて考えたアイデアは86%同じであり、直感は約90%正しいという言葉が流布された元になった理論と言えるのですが、ファーストチェス理論が通用するのは明確なルールがある場面だけという事が指摘されており、転職活動に絶対的な正解はないため、直感に頼るのはルールや秩序が規定されている場面だけにしておいた方が良いとの事だってさ( ´_ゝ`)

・2021年の4489人の成人を対象とした研究では、人生の後悔は家族(親、子ども、孫)、パートナー(配偶者、恋人)、キャリア、教育、健康、お金、友人、その他の8つに分類されており、内訳としては、家族が22%、パートナーが19%、教育が16%、キャリアが15%、お金が13%、健康が7%、友人が3%、その他が12%となっている。カンストしてねw? 

・イギリスのアバディーン大学のデータでは、生物学的に人は自分と似た顔をした同性に対して信頼感を覚える傾向にあり、自分と似た顔の異性に対しては嫌悪感を覚える傾向にあるという事を報告。理由は片方の親ともう片方の親の染色体が1対になる事で遺伝子が発現するというメンデルの優劣の法則があり、劣勢遺伝子は1つの染色体だけでは発現しないが、劣勢遺伝子が2つ組み合わさって一対になると奇形児が生まれたり、先天的なダウン病やアスペルガー等の発症リスクが上がる為であるとしており、例えるのであれば寒さに強い遺伝子を持つ人と暑さに強い遺伝子を持つ人の子供は、暑さにも寒さにも強い遺伝子を持つ子供になるので、生存率が高いという事が言える。つまり同性に対しては類似性の法則が働き親近感や信頼感を覚えるが、異性に対しては近親交配による遺伝子異常の確率の上昇を無意識に避けようとする働きによって自分とは違うタイプを選びやすいという事が報告された訳だお。

・オックスフォード大学の2013年の「雇用の未来」という論文で、人工知能やロボットテクノロジーに打ち勝つ為の2030年までに身に付けておきたいスキル&不必要になるスキルトップ10が発表された。

2030年までに身に付けておきたいスキルトップ10↓

1位→戦略的な勉強
2位→心理学
3位→指導力
4位→社会的洞察力
5位→社会学&人類学
6位→教育学
7位→協調性
8位→独創性
9位→発想の豊かさ
10位→アクティブラーニング

2030年までに不必要になるだろうと推測されるスキルトップ10↓

1位→操作の正確さ
2位→手作業の素早さ
3位→レート制御
4位→手作業の器用さ
5位→指先の器用さ
6位→機械やシステムの操作能力
7位→応答の素早さ
8位→手作業のぶれなさ
9位→機械の管理能力
10位→反応の正確さ

・世界的な自尊心の男女差を調べる為に97,121人の被験者を対象にした実験では、男性は女性よりも全体的な自尊心の標準的な尺度で高いスコアを獲得しているが、その男性と女性との自尊心の差は小さいという結果になり、男性は自信過剰になりやすく、女性は自信欠如になりやすいと報告されている。

・153件の研究から、累計5,172,710人の参加者からのデータが収集され、短い睡眠は死亡率と有意に関連しており、同様の有意な結果は、糖尿病(平均37%、22%~53%増加)、高血圧(平均17%、9%~26%増加)、心血管疾患(平均16%、10%~23%増加)、冠状動脈性心疾患(平均26%、15%~38%増加)、肥満(38%増加)、この様な結果になっています。また、ショートスリーパーは世界中で蔓延しており、アメリカでは、2012年の平均睡眠時間は7.18時間で、睡眠時間が6時間未満であると報告した睡眠者の割合は29.2%であり、いくつかの先進国では、アメリカほど高くはありませんが、カナダでは11.3%、イギリスでは9.8%となっています。

うん僕はもうデータを調べすぎてそろそろ寝ないとマジであの世に行ってしまうので、おやすみぽよぽよ。毎回家族から風邪とか貰うんだけど、家族は仕事してるし仕方ねぇよなw 皆も風邪は気を付けてちょーだいな(^^)、ではまたw