強い奴に用はねぇ、弱い奴だけ掛かって来い! これめっちゃウケるわw 漂う雑魚キャラ臭w おっす、ざわえもんだお!? こんにちは、今回はユーモアのメリットについて②の続きです。先ずですね、ユーモアセンスがある人というのは地位が高いという印象を他者に与える事が出来ます。本当かなw ある研究によりますと、研究者の助手にユーモアを交えて様々な話をしてもらい、それを被験者達に直接目の前で聞いてもらったという実験をご紹介します。研究者の助手の話し方や話の内容について被験者達に評価をしてもらったところ、ユーモアを交えて様々な話をした研究者の助手は有能であるという印象を受けた割合が約5%高く、自信があるという印象を受けた割合が約11%高く、地位が高いという印象を受けた割合が約37%高いという結果になっています。つまりこの研究で証明されたのは、ジョークや少々ふざけたトーンで話した研究者の助手というのは、他の普通の世間話等をした研究者の助手と比べて、有能であるという評価は約5%高く、自信があるという評価は約11%高く、地位が高いという評価は約37%も高いという事が証明されたという事です。加えて被験者達に、「これからあるタスクをあなた達に行って貰うので、どの研究者の助手をリーダーにしたいか選んでください」と研究者達が被験者達に言ったところ、圧倒的にユーモアを交えた話をした研究者の助手の方がリーダーに選ばれやすかったという結果にもなっています。ちなみに真面目に話すなと言っている訳ではなく、時にはジョークや少々ふざけたトーンで楽しみながら話すと好印象を会話の相手に与えられますよという話です。あの、分かってると思いますけど、下ネタとかは確かにおもろいけど言い過ぎると不快に思われる方も時々いますので、そこはケースバイケースで皆さんに任せますw また、ユーモアセンスがある人というのは知的な印象を他者に与える事が出来るようです。それを証明した実験をご紹介します。まず、研究者であるダニエル・ハウリガン氏とケビン・マクドナルド氏が行った実験では被験者達に1つの質問をしました。それが、「もし1日だけ違う動物になれるとしたら、どの動物になりたくないですか? また、その理由もセットで教えて貰えますか?」という質問です。そしてその後に、「その動物を面白く描写してください」とダニエル氏とケビン氏が被験者達にお願いし、それを匿名の審査員達に被験者達のプレゼンを評価してもらったところ、プレゼンが最も面白く評価された被験者は事前に行われた知能検査の得点が非常に高いという結果になっています。つまり最も面白くプレゼンが評価された被験者は、知能テストの得点も非常に高かったという事です。ちなみにユーモアには標準偏差値というのがあり、ある統計ではユーモアの標準偏差値が平均で0.29ポイント高い人は、知能検査の偏差値が平均よりも1ポイント高いというデータもあります。まぁつまりユーモアの偏差値が少し高いだけでも、知能検査の偏差値が1ポイント上がるという事なので、ユーモアの偏差値が約1ポイント上がれば、知能検査の偏差値が約4ポイント上がるという事になります。偏差値が4ポイントも変わるというのは大学で例えるならワンランク上がる位変わります。それほどユーモアセンスと知性は正の相関をしているという事だお。また、ユーモアセンスがある人というのは、交渉で非常に有利な場面展開が出来るという事も証明されています。その実験というのが、研究者のカレン・オクイン氏とジョエル・アロノフ氏が実験の被験者達に美術品の購入価格の値段交渉を指示したという実験内容です。まぁつまりですね、美術品を扱う商人に扮した研究者の助手が、実験の被験者達に美術品をどれだけ高く売り付ける事が出来るかを調べた実験です。そして美術品を扱う商人に扮した研究者の助手は2つのセールストークを事前に用意しました。

1つ目↓
「この美術品の値段は~です。」

2つ目↓
「この美術品の値段は~です。おまけに私のペットのカエルもセットであなたに差し上げましょう。」

まぁ要は一言ジョークを付け加えただけなのですが効果は絶大で、ジョークと少しの笑顔を加えたセールストークをされた被験者達は、平均よりも約18%も高い金額を喜んで支払ったという結果になりました。つまり、セールストークに少しの笑顔とジョークを1つ加えただけで美術品が平均で約18%も高く客に売れたという訳ですねぇ。加えて、研究者のテリー・カッツバーグ氏とチャールズ・ネイキン氏とリューバ・ベルキン氏によって行われた別の交渉実験ですと、実験の被験者達にペアを組ませ、リクルーター役と就職希望者役の2つに分け、ユーモア有りのグループとユーモア無しのグループに分けました。そしてユーモア有りのグループには、実験前にペアのどちらかの人に「ディルバード」という職場を皮肉ったユーモアが含まれた漫画を読んでもらいました。そして、ユーモア有りのグループのペアとユーモア無しのグループのペアを対象に、メールで会社の給料や休暇等を交渉するというシチュエーションを想定してもらい、交渉が成功するに連れてポイントが付与されるという実験を行っています。その結果は、実験前にユーモアが含まれた漫画を読んだ被験者は、漫画を読んでいない被験者に比べて会社の給料や休暇等の待遇条件を良くする交渉の成功率が平均で約33%上がったという結果になっています。また、ユーモア有りで交渉をしたペアは、ユーモア無しで交渉をしたペアに比べて、交渉相手に対する信頼性が約31%高く、交渉の満足度も約16%高いという事が証明されています。まぁつまり、この実験では、ユーモアセンスというのは交渉の成功率を平均で約33%上げ、二人組での交渉相手に対する信頼度を約31%上げ、交渉自体の満足度も約16%上げたという事が証明された訳です。この研究者達のコメントによると、ユーモアセンスというのは会話相手の警戒心を解き、コミュニケーションの満足度を上げる役割があると述べています。やっぱり面白いは正義って事なのかもなぁ!? あと世間ではカッコいいとかわいいも正義とされる風習がありますよねw まぁ当たり前だろうけど😃 加えて、ユーモアの持つ力のメリットというのが、ユーモアを感じると快楽物質のドーパミンというホルモンが大量に分泌され、集中力が高まり、記憶力も上がるとされています。まぁ、ドーパミンやエンドルフィンやアドレナリンやノルアドレナリン等は記憶増強物質と言われており、これらが分泌されるとより記憶力が向上する効果が期待出来ます。実際に運動後2時間以内というのは脳のゴールデンタイムとされており、記憶力も約2倍に上がったというデータもありますからねぇ。皆さんも何か覚えたかったら取り敢えず軽くでも良いので運動して記憶増強物質を沢山分泌させてからメモライズしましょう。気分も改善されますし、モチベーションも維持されやすくなるので一石二鳥ですねw あと消費カロリーの約60%を占めている基礎代謝が上がって自動的に痩せるとかねw このユーモアが持つ記憶が増強する効果を利用するならば、ユーモアセンスがある人は他者に覚えてもらえたり興味を持たれる確率が大幅に上がるという事です。これは、アメリカの世論調査機関であるピュー研究所の世論調査でも証明されており、日本の方はあまり馴染みがない方が多いかもしれませんが、アメリカの「ザ・デイリーショー」や「コルベア・レポート」等の面白いニュース番組を見ている人達ほど、新聞や普通のニュース番組等を見ている人達よりも最近の出来事を正確に覚えている傾向にあるという論文が発表されています。また、別の研究では短期記憶能力の検査を受ける前に映画の面白いシーンを見た被験者達は、ただ普通に検査を座って待っていた人達に比べて短期記憶能力が約2倍も上がったという事が証明されています。まぁ映画に限らず、面白い文や写真や動画等を見ると、単純計算で記憶力が約2倍になる訳です。人によると思いますがw すみませんw 更にしつこい様で恐縮なのですが、学術誌の「実験教育ジャーナル」に掲載された論文によりますと、ユーモアのある教材で授業を受けた生徒達は、普通の授業を受けた生徒達よりも授業内容を良く理解しており、期末テストの成績も平均で約11%高いという結果になっています。凄いねw まぁ皆さんも日々の生活にユーモアを取り入れて、充実したライフをお過ごしくださいw つか俺思ったら参考文献とか今まで記載するの忘れてたわw 次から記載しますのでご安心くださいw 今回はこの辺で~ ご視聴ありがとうございました。

参考文献↓
ユーモアは最強の武器である
著者 ジェニファー・アーカー氏
   ナオミ・バグドナス氏

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