これまで思い出せる範囲で入院当時のことを
ちょびちょび書いてきましたが
2002年10月初旬に退院となりました祝日キラキラ

改めて当時お世話になった先生や看護師さんたち
家族や友達、応援してくれたたくさんの人に感謝です。

そして何よりどこの誰かもわからない自分に
骨髄を提供して頂いたドナーさん
本当にありがとうございました。

退院してからドナーさんへお礼の手紙を書く機会があったのですが
まだ当時の自分では本気でお礼を伝えることができなくて
ずっと今まで気になっていました。

退院はしたけどまだまだ不安が大きかったし
これで終わったわけではないし・・・

なんか今言葉を並べても
「もらいました、ありがとう」っていうだけで

心が入らないような違和感を持ったまま
事務的に手紙を送ってしまったことに
後悔の念さえありました。

一番の恩返しはこのあとしっかり完治して
社会復帰して元気に過ごしている姿を
見せることが本当のお礼になるのではないだろうか

しかしその頃にはドナーさんに伝えることは
出来なくなってしまっている

そんな思いを抱えながら当時できる限りの
感謝の思いを書いたつもりではありますが

今だからこそ改めて言わせてください!!




当時30代の女性の方がドナーさんでした。

あなたのおかげで命をつなぐことができました!

幸いにもその後大きな変化もなく順調に回復していき
途中から薬の服用もなくなり
5年経ってからは通院もなくなり
今では無事に完治して社会復帰しています!

その後に出会った奥さんと結婚もして
無理だと思われていた子供も
不妊治療を経て授かることができました。
もうじき1歳になります。

またあなたの行いがきっかけとなり
骨髄バンクに登録してくれた友人が何人かいます。

何年後かに実際にドナーとして提供した友人もいます。

ドナーになることが簡単なことではないのは
後から知りました。

今の私は当時のあなたの年齢を超えていますが
すべてはあなたの決断がなかったら
何一つつながることはありませんでした。

私の命がつながり
完治して社会復帰につながり

新たなドナーを増やすことにつながり
そのドナーを待ち望む患者さんにつながり

半ばあきらめていた
夢にまで見た息子の誕生へつながり

私だけでなく多くの人の未来をあなたはつないでくれたのです。

ありがとうございます!
本当にありがとうございます!



何かのきっかけでこのブログを見てもらえたら

そんな奇跡が起こることを祈っています!!

当時25歳の男性より