私が初めてアパマン経営と出会ったのは、今から20年以上前の、まだ私が30代前半の頃でした。その頃はアパマン経営には全く興味もなく、平凡な教師としてそこそこ仕事が楽しくなり始めた頃でした。
きっかけは、高校時代のラグビー部の同期生から10年ぶりにかかってきた一本の電話でした。てっきり同窓会のお誘いかと思ったのですが、会ってみると、彼が取り出したのが九州の新築投資用マンションのパンフレットでした。
まだ九州新幹線もなかった時代に「このマンションは絶対に将来値上がりする!」「お前は特別な仲間だからお宝情報を持ってきてやったんだ」などの営業トークが炸裂しました。最初は、「怪しいけど根は悪い奴じゃないし、話くらいは聞いてやろうか」と思っていたのですが、「確定申告すれば、毎年税金が10万円以上戻ってくる」(後でウソだとわかる・・)「家賃は最初の家賃以下には下がらない契約になっている」(これも後でウソだとわかる・・)そして最後に、「人助けだと思って買ってくれ」と言われ、結局そんな彼を見捨てることができずに契約書にサインしてしまったのでした。
結果は・・・当時1750万円で購入した25㎡のワンルームの区分所有が、昨年の熊本地震の影響もあり、最近の査定では200万円程度と惨憺たるものです。
不幸中の幸いで同じ貸借人の方が20年以上住み続けてくれているので、家賃は下落していないのですが、この人がもし退去してしまったら、今の家賃を大幅に下げないと次の入居は見込めないでしょう。
私は、最初の投資で大失敗をしてしまったのです。このマンションは自分自身への戒めのため、現在も所有し続けています。・・・(以下次号)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。