古内東子さんをありがたがる 29 | zauberfloete1972のブログ

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山よりデカいタヌキはいない。にんげん見たとおり。せいいっぱい、正直に真剣に自分をやってるヒトみると、もう無条件に感動。自分もそうありたいけど、現実とに温度差が(笑)。だから純なヒトに強く反応するのかも。あやかりたいです。

こんにちは。


 東京は晴天が続いていますが、ぼくは伊豆の山の中で電気も自家発電、 電話もないところで ごちゃごちゃやっています。

 所用で、南伊豆の”都会”に出てきて、今日はここに一泊。電気もあるし、ネットも つながります・喜。で、今晩は、うまい魚を食べちゃおうと思っているところ。


 少し時間があるので、東子さんのことでも書くことにします。New Album "Purple"の リリースと、記念ライブが話題になってきていて、拙ブログにもコメントやメッセージ 普段では考えられないほどたくさん いただきました。 皆さんの関心の高さがうかがえます。

 

今回は、お高いので、僕を含めて、苦しむケースが多いのですが、土壇場でどーにか なっちゃう方もいらっしゃる筈。 ぼくはクルマのタイヤ交換を半年ずらす、という荒業・笑で 乗り切ります。以前、別のコンサートに招待してくださった方への招待返しもあるので・涙。


ぼくはのーてんきに5月初登録のクルマを所有しているため、しかも今年車検。  ということは、5月に車検、自動車税、任意保険が一度にどばーっと来ます 。そのほかに車検のあるバイクが複数台あるので、快楽の代償が牙を剥いて、 行く手を遮っちゃってるわけ。ばかでしょう?  


東子さんのコンサートやもろもろの思い出話、どんなに些細なことでも、自分がコンサートに参加 している感覚を思い出すものですよね。 東子さんに会いに行く感覚、会場にいる感覚、 東子さんの歌や、バンドの音、周囲のひとの熱気に囲まれた感覚。。。。  密かにドーパミンが出て、行く、行きたい!ってなっちゃう・笑。 パブロフのわんこですね~


先日、地方へ仕事に出る直前、行きつけのバーに行きました。頼んでおいた酒が届いた ので。 ひさかたぶりにBob Jamesの夕べ、じゃないけどあのへんの曲たちをまるで しりとりするように、思い出したエピソードを語り合いながら縁の曲をかけ、またそこからの転想で 次の曲を。。。という、楽しい時間です。


ぼくの場合は、ボブ・ジェイムスといえば当然のように、Michel Corinaが頭に浮かび、 そうなればNick Moroch(G)や今は亡きMichael Brecker(ts.)、Omar Hakim(Ds.),StieveJordan(Ds.),David Spinozzaなんかがぼくのあたまの中で順番待ち状態・笑。 ボブ・ジェイムズの“Obsesson” デイヴィッド・サンボーンの“Backstreet”などを聴き進むうち、 そーです!われらが“Strength”東子さんの登場ですね。 さっきのバケモノたち総出演ですもんね。


店のオーナーは露骨に和モノに偏見があり、普通にJ-popなんかの持込リクエストをすると、 聞えないフリ・爆 なんですけど、東子さんだけは別枠・大笑。


S・エンジニアのRay Bardaniの音 つくりをこよなく愛するオーナーは、東子さんのDVD オフショット編で、ニューヨークのライブに レイさんが奥様と花束持って駆けつけ、東子さんのMCのなかでまず日本語で レイさんの突然の訪問を語り、

I’m talking about you,Ray! He’s gone? No! I’m here! なんてあったかい会話があって、 はじめてRayさんの声をきいたと感激してました。ぼくも作品はたくさん接してるけど、お声は 初めて。 


マイケル・ブレッカーさんは残念ながらお亡くなりになりましたが、きさくなかたで、98年9月の 青山ブルーノートに出演されたのを拝見したのが生では最後でした。

当時、不肖わたくしもアルト・サックスにはまっており、イシモリ楽器にキーのばね折れの 修理に行ったら、マイケルさんもどなたかの紹介でおいでで、 超興奮して、例によって心臓が 耳から出て、はーはー言いながら・爆、話しかけ、大ファンであることを言ったら、 このあとヒトと会う約束をしているが、それまでだったら、お茶でもしながら話そうと仰ってくださり、 喫茶店で、来たコーヒーに気がつかないぐらい夢中になってお話を伺いました。


やや左むきに構えるのをマネしているんだとぼくが申し上げると、いかにもおかしい、といった 感じで、ははは、と声をあげてお笑いになりました。ちょっとしたコツなどもご伝授くださり、 “Strength”の話題も。 


東子さんを、あの才能の塊の天使、と表現されました。 いわゆるユーロビート系のたとえば“大丈夫などの後のアルバム収録曲も 常時携帯のCDプレーヤーでお聞かせすると、 ”Fm-Gm-Em-Am,F-GでFのルートを残したGonF のような典型的なものをマネやコピーでなく完全に骨肉化していて、むりなく発展させており、 うまれる独自のメロディーも本当に美しく、限界をまったく感じない才能だ、と 具体的な音楽つくりにまでふれながらお話くださいました。

”Strength”録音時の 細かいエピソードもまじえながら、東子さんを激賞していました。マイケル・コリーナさんが東子さんのアルバムを誇りにしている、とも。


あのころ、青山の子供の城 の前に“魔法の手”のでっかい看板がありました。。。



マイケル・コリーナさんにも来日時に”突撃取材”・笑 してます。機会があればいずれ。


皆さんの、脳内のライブ参加スイッチが入ってくれるといいなーと思って。 これからあるライブやコンサートに向けての景気つけとして、ちらっと。 読んで下さる方があるようなら、また昔話も・笑


ごきげんよう