光る職人技。。。 | 座長の『旬』

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『おもしろき こともなき世を おもしろく。。。』

 今 おもしろいこと…



新地 貴蔵 に 行きました。  


事前に大将に、

「骨のある魚は 絶対 NG です!!」


などと、わけのわからぬ要求をする。




と いうのは、一緒に行った仕事先の方が、

昔、鯛の骨を喉につまらせて手術までして取ったらしい。


それからというもの、焼き魚・煮魚等、自分で身をとるものや、

口に入れて骨を感じれば 「おぇ~~水 嘔吐」と なるらしい・・・


でも、『絶対 骨が無い』と、安心して口に入れれるなら、

刺身・焼き魚・煮魚 等々、魚は 大好きらしい・・・


なんとも…  (-_-;)である 




他のお客さん用に、目の前で大将が、

シァリッ シャリッ シャリッ と、鱧(ハモ)の骨切をした。


「あれは、完璧に アカンでしょ?」 って言うと、


「あの音を聞くだけで、寒気がします・・・」とのことでした。




他のお客さんが いなくなり、大将も交えて 雑談していて、


「じゃぁ 鰻も ダメですね?」


と、言うと、意外にも


「口に入れて 骨を 感じないのは好きです。

 でも、そんなのは少ないので、知った店でしか食べません。」


またもや、なんとも…  (-_-;)である 



しかし、それを聞いた大将


「うかがっておりましたので、鱧は 出しませんでしたが、

 鰻が食べれるなら、うちの鱧を食べてみて下さい。」



仕事先の方は、「えぇ~~~~~(T-T)」 となってます。



大将曰く、

「完璧に骨切した鱧は、骨なんて感じません!!( ̄^ ̄)」 




生の鱧を骨切し、鮨ねたサイズに切って、「今これで、20回 包丁を入れました。」


「皮の表面に、うっすらと 包丁の線がわかるでしょ?」 と、大将



で、それを かる~く焙って ほとんど生で にぎり にて・・・







仕事先の方  もぐもぐモグモグ 「ん~~~ん・・・ んん???」




「大将に気を遣わずに、あかんかったら、正直に言って下さいよ!!」 と、言うと



「これ… 鱧て言われなければ わかりませんね。すごい!! 美味しいです!!」 



俺様もいただいたが、たしかに、まったく骨感無しで、すごく美味しかったです。





以前より、

鱧ほど お店で食べるのと、スーパーで売ってるのと 味や食感の違う魚はないなぁと 思っており、

そう言うと、大将は、

「先ず、素材自体の違いは当然ですが、魚屋さんの骨切は、100%ダメですね。雑過ぎます。」


いかに細かく、また、いかに皮の表面ギリギリまでいくか・・・


それが腕の見せ所のようですね。。。




その後は、お姉ちゃん店を 梯子 パトロール パトカー。。。



オミヤは、定番の 梵 のカツサンド。


  &


以前、ヨハネス大先生 に ゴチになった、ばんざい亭 の たまごサンド。 





この たまごサンド、やはり美味しいです。


カツサンドも 味付けや肉感は 美味しいのですが、

先に たまごサンドを食べると、

カツサンドは、ホットサンドとはいえ、パンが、パサパサすぎます。。。