漢方で体をかるくし、よけいな物やしがらみも捨てる。
心身共に健康的になつていく日々を綴る爽快エッセイ!

 

Arika報告書v1アイコン長年の「漢方生活」のおかげで健康的になったが、それでも時に訪れる「夏バテ」や「靴擦れ」。漢方の先生に尋ねてみると、ちょっとした不調もすべて日常のある習慣が原因だったとう。とにかく体の不調の原因を取り除き(「体をかるく」)、ベランダの大型ごみの撤去から始まり、段ボール数十個分の本、着物を捨て、洋服はついに四十三枚に! (「物をかるく」)。そして、持たないスマホについて(「しがらみをかるく」)……。『ゆるい生活』から3年。身の回りの無駄をそぎ落とし、心身共に軽くなっていく過程を綴るエッセイ。
 



群ようこ
1954年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。本の雑誌社入社後、84年『午前零時の玄米パン』でデビュー