👘京町家をリノベーションして6年。
「京都ぎらい」にならずに、ますます京都にはまってしまった。

Arika報告書v1アイコン築年数不明の京都町家をリノベーションして6年。「京都ぎらい」にならずに、ますます京都にはまって東京・京都と2つの拠点を持った著者は、ひと月のうち1週間から10日間を京都で過ごす「ときどき、京都人」となった。根っからの京都人ではない「よそさん」だからこそ見えてくる、京都人が気づいていない京都の良さを、「街」「生き方」「名所」「文化・歴史」「歳時記」「怖さ」をつづったエッセイ集。古都のしきたり、人間関係の妙、密集しながら暮らす都市生活の知恵、案外知られていない居心地いい場所等、京都のふだんの空気が詰まっています。知らなかった京都の素顔に出会える。鴨川べりでビールを片手に、ゆるゆる読みたいエッセイです。

 



永江 朗
1958年生まれ。北海道旭川市出身。法政大学文学部哲学科卒。書籍輸入販売会社のニューアート西武(アールヴィヴァン)を経て、フリーの編集者兼ライターに。90~93年、「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。その後はライター専業に。主な著書に『菊地君の本屋 ヴィレッジヴァンガード物語』『インタビュー術!』『批評の事情』『筑摩書房 それからの四十年』『本を読むということ』『広辞苑の中の掘り出し日本語』『本について授業をはじめます』『「本が売れない」というけれど』『51歳からの読書術』『東大vs京大 入試文芸頂上決戦』ほか。監修に『日本の時代をつくった本』。「ナルミッツ!!! 永江朗ニューブックワールド」(HBCラジオ、月曜朝)と「ラジオ深夜便 やっぱり本が好き」(NHK第一、第3日曜日深夜)に出演中。