ニーチエが旅した場所へ、名言とともに。
ミリオンセラー『超訳ニーチェの言葉』から生まれたビジュアルブック。 

Arika報告書v1アイコンミリオンセラー『超訳ニーチェの言葉』をベースに、ヨーロッパ各所の風景と名言を組み合わせた写真集。ニーチェが生まれ育ったドイツの地や家から始まり、短期・長期滞在したスイスやイタリア、フランスなどの街並みや自然をフルカラーで掲載。巻末に地名さくいん付き。ニーチェが旅した場所へ、名言とともに。自分自身や大切な方への贈り物としても最適です。

 

 フリードリヒ・ニーチェ:Friedrich Wilhelm Nietzsche   
(1844~1900)。ドイツの哲学者。1844年にプロイセン王国領ザクセンの小さな村レッケンに牧師の子として生まれた。ボン、ライプツィヒ両大学に学び、ワーグナーとショーペンハウアーに傾倒した。24歳でスイス・バーゼル大学の古典文献学の教授となる。1872年に処女作『悲劇の誕生』を発表。1879年に大学辞職後は主に冬はイタリア、夏はスイスの保養地に長期滞在しながら執筆を続ける。10年にも及ぶ漂泊の後、1889年トリノ滞在中に精神が崩壊、1900年ワイマールで没する。ヨーロッパ思想への痛烈な批判、永劫回帰、力への意志など、その鋭く独自の思想により、ハイデッガーをはじめとする20世紀の哲学思想に大きな影響を与えた。代表作に『ツァラトゥストラはかく語りき』(1883~1885)、『善悪の彼岸』(1886)、『人間的、あまりに人間的』(1878)、『ショーペンハウアー』(1874)などがある。

 



白取春彦(しらとり・はるひこ)
青森市生まれ。ベルリン自由大学で哲学・宗教・文学を学ぶ。既成概念にとらわれない、哲学と宗教に関する解説書の明快さには定評がある。主な著書に『超訳 ニーチェの言葉』『頭がよくなる思考術』(以上ディスカヴァー)、『仏教「超」入門』(PHP文庫)ほか。