📰新聞社を舞台にした、新・お仕事エンターテイメント、始動!
Arika報告書v1アイコン中央新聞入社5年目の上原千穂は、社会部から子育て問題や高齢者問題などの企画記事を主に扱う、生活情報部に念願の異動となった。文化的な仕事ができる――そんな期待をよそに、配属されたのは、部内に新設されたばかりのニュース出稿班。しかも、直属の上司は、自分を曲げず、上層部にも煙たがられているというトンデモキャップの坂巻武士だった。常に我が道を行く、いつも理不尽な命令ばかり! する”理不尽大王”。不満たらたらな千穂だったが、次第に坂巻のペースに巻き込まれて・・・・・。新聞社を舞台にした、新・お仕事エンターテイメント、始動!

 

 

 

 

スクープを狙え! 中央新聞坂巻班 (ハルキ文庫) 文庫 – 2015/1/15
入社五年目の新聞記者・上原千穂。彼氏なし。でもいつか、結婚や子育てもしてみたい。そう思って生活情報部に異動してきたのに、配属は新設のニュース出稿班、理不尽なキャップに怒鳴られ、他部署と衝突しながらスクープを探す毎日だ。周りには、鉄の女と呼ばれる筆頭デスク、八方美人のやり手上司、入院中も楽しそうに原稿のことばかり考える先輩記者・・・・・ツワモノばかり。自分はどんな道を進むべきかもがく千穂は! ? 明日も頑張る元気が湧いてくる、お仕事小説シリーズ第二作目!

 

 

 

記者はつらいよ―中央新聞坂巻班 (ハルキ文庫) 文庫 – 2015/12/1
真面目だけが取り柄の平均点記者・上原千穂が、一面連載記事の企画班に抜擢された。一面連載といえば、その新聞社の顔ともいえる重要なもので、社内各部から優秀な記者を集めた企画班が、取材執筆を担当する。けれども、千穂は思うような取材ができず、他部署の記者から責められることに。記者として自分の殻を破りたいと、自分が何を強みに、どんな仕事をすべきか、諦めず模索していく。仕事はつらいけれど、踏ん張ればきっと新しい自分に会える―大好評お仕事エンターテインメントシリーズ第三作!

 

 

 



仙川 環
1968年、東京都生まれ。大阪大学大学院医学系研究科修士課程修了。1997年、某大手新聞社に入社、医療技術、介護、科学技術等の記者を務めながら小説を書き、2002年に『感染』で第一回小学館文庫小説賞を受賞し、デビュー。新聞社退社後は執筆活動に専念。最新作は、『転生』。