ジャンル:冒険アクション/ディストピア/終末もの/SF/ドラマ/ミステリ/スリラー


📺ある日、世界中から電気がなくなった!!

”不測の事態”に対峙する大作ミステリー



大作映画並みのスケール感にレディでもアドレナリンがでる!

『レボリューション』(原題: Revolution )は、アメリカ合衆国の終末SFテレビドラマ。地球規模のブラックアウト(大停電)によって社会が崩壊した後の世界を描く。 NBC系列で2012年9月17日に放送開始となり、第1シーズン(全20話)は月曜22:00-23:00枠(ET/PT)で放送され、2013年6月3日に終了した、2013年のアメリカの初回視聴率No1を記録した大物ドラマ。「ある日突然、世界中が大停電。しかも復帰せず!」という異常事態から始めるオープニングの吸引力は抜群。だって絶対にその理由も、先行きも知りたいですから!


闇の勢力や、”大統領”までも巻き込む大停電の謎に立ち向かうのは、繊細な内面を持つ美女・チャーリー。彼女のおかげで。敬遠しがちだったサバイバルシーンに開眼するレディ多数。の刺激とミステリーの顛末は、絶対にやみつきになる!


☑シーズン1の刺激point

❶トンデモ設定!!!

何の前触れもなく、突然世界中がブラックアウト。携帯もテレビも電車も動かず、市井の人は大混乱。さらにそこから15年が経過した「電気のない世界」が舞台という斬新さに、ひたすらワクワク。


❷気になって眠れません!散りばめられた謎!!!

■ペンダント

ブラックアウト直前、ベンはペンダントの形状をしたUSBに何かをダウンロードしながらマイルズに電話をしていた。何が電力に関係か⁉

■電力を扱う人々

拉致された先から逃げ出したダニーを匿った女性、グレースもペンダントを持っていた。彼女の筆頭に「電力を扱う人々」の存在も発覚。


❸3大ヒットメーカーが集結でサスガの大作感!!!

海ドラ界のゴッドであるJ.J.エイブラムスとエリック・クリブキが制作総指揮とは、なんとも心躍る組み合わせ。それに加えて、ジョン・ファブローが第1話の監督と制作を担当。のっけからフルスロットなハリウッド感が圧倒的。

1.旅立ち

全世界で謎の“ブラックアウト”(大停電)が起こり、全ての電力が消滅する。現代社会を動かしていたエネルギーが消えたまま、人々はサバイバルを余儀なくされる。そして15年が経過。小さな村で父と弟ダニーと平和に暮らしていた少女チャーリーは、ブラックアウト後の世界を支配する軍閥に父を殺され、ダニーを誘拐される。


2. 決意の引き金

ダニー救出にはある人物の助けが必要だと考えたマイルズは、ミリシアと戦う反乱軍の兵士であるノーラを捜しに行く。ノーラを連れて帰るまではマギーとアーロンと一緒に残るように言われたチャーリーだったが、隙を見てマイルズの後を追う。一方マギーを信用したアーロンは、ベンに託された秘密を彼女に打ち明ける。


3. 絶体絶命

ミリシアから逃れ、ノーラはマイルズとチャーリーを連れ反乱軍の基地へ戻るが、基地ではミリシアの罠にかかり仲間に多くの死傷者が出ていた。さらに基地をミリシアに包囲され、反乱軍とチャーリーたちはトンネルを掘って脱出を試みる。一方グレースの家を訪ねたアーロンとマギーは、グレースがコンピューターを作っていた形跡を見つける。


4. 母と子

チャーリーとノーラはミリシアに捕らえられていたマイルズを救出、アーロンとマギーに合流する。だが、彼らの行く手にはマイルズとチャーリーの後を追うネイトの姿があった。さらに、旅を続けるマイルズたちに予測不能の困難が待ち受ける。一方、ダニーを連行するミリシア軍一行を嵐が直撃、ダニーは混乱の隙を見て脱走を試みるが…。


5. 爆弾列車

チャーリーたちはついにネヴィルの隊に追いつくが、ダニーを乗せた蒸気機関車がモンロー共和国の首都であるフィラデルフィアに向けて出発しようとしていた。チャーリーとマイルズは列車に囚われているダニーを捜すが、その一方でノーラは反乱軍のメンバーと接触して列車を爆破しようとする。


6. 悪徳の館

ノーラのケガが悪化してしまい、彼女に治療を受けさせるために一行は回り道してマイルズの古い知人の家を訪ねる。しかしすぐに、そこは彼らに対して友好的でない場所だと知らされるのであった。そしてアーロンはブラックアウト前後のつらい過去を思い出す。一方ネヴィル大尉はついにダニーをモンローの元へ送り届ける。


7. 兵士工場

チャーリー達はミリシアに親を殺され、自分たちだけで暮らす子供たちと出会う。兄をミリシアにさらわれた少年に自分の重ね合わせたチャーリーは、少年の兄を救出するためミリシアの船に侵入する。一方モンローはレイチェルの昔の同僚を捜し出し、2人を引き合わせる


8. 悲しき裏切り

フィラデルフィアへ向かう途中、ノーラはミリシアの人質に取られた妹のミアと遭遇する。ノーラは妹を助けるか、チャーリーとの約束を守るかの難しい選択を迫られる。マイルズとチャーリーたちはミリシアでもっとも非情と言われるストラウサーに追い詰められる。一方、モンロー将軍はネヴィル少佐に厳しい警告を与えていた。


9. 葛藤と現実

マイルズはチャーリーたちを率い、廃墟となった地下鉄のトンネルを使いモンローの隠れ家である独立記念館への侵入を試みる。しかしその途中で、トンネル内の酸素が少なくなり、彼らは幻覚に襲われ大きなピンチに立たされる。一方、モンローはレイチェルがペンダントを使って作る装置に、ある疑念を抱く。


10. 断たれた絆

ダニーを救い出すために旅を続けてきたチャーリーたちだが、ついにマイルズとモンローが直接顔を合わせる時がやってくる。しかし、弟との再会を目前にしてチャーリーは衝撃の事実を知ることになる。そしてレイチェルはモンローの忍耐力を試していた。


11. 変わらぬ愛

レイチェルが作った増幅器によって、ついに戦闘ヘリを動かすパワーを得たモンロー軍がチャーリーたちを襲う。上空からの襲撃を避け、マイルズたちはフィラデルフィアを抜け出そうとする。だが、モンロー軍は次々と反乱軍基地を攻撃し始めていた。

12. 偽りの人生

ダニーの犠牲によってチャーリーたちの命は救われるが、皆彼の死にうちひしがれる。だが、悲しみに暮れるのもつかの間、チャーリーたちは前に進んでいくしかなかった。モンローを倒すには戦力の増強が必要と考えたマイルズは、ノーラを連れてかつての仲間であるジム・ハドソンを捜しに行く。

13. 正義の選択

モンローに忠誠心を疑われたネヴィルは、最後のチャンスとして極秘任務を言い渡される。だが任務へ向かう途中、反乱軍の攻撃を受けたネヴィルは、マイルズたちに捕えられてしまう。

14. 幸運のナイフ

モンローが核爆弾を使用するつもりだと知ったマイルズたちは、モンロー軍を追ってジョージア連合へと向かう。核爆弾のありかを捜すマイルズは、モンロー軍でのかつての弟子アレックと対峙することになる。“タワー”を目指すレイチェルとアーロンは、レイチェルの友人で電力を戻すための重要な鍵を握る人物、ジェーン・ウォーレン博士を訪ねる。

15. 帰郷

ジョージア連合の大統領からの申し入れを受け、ジョージア連合軍を率いるマイルズはモンロー軍に反撃を開始する。反撃を受けたモンローは自分とマイルズの故郷である街を占拠、マイルズが降伏しない限り住人を一人残らず殺すと宣言。さらに、かつてマイルズと自分がともに愛した女性エマを人質にとったモンローは、彼女を最初に殺すと脅し、マイルズをおびき出す。

16. 船上の反乱

共にジョージア連合軍で指揮をとることになったマイルズとネヴィルは、お互いに懐疑心を抱きながらも協力関係を結ぶことになる。マイルズ、チャーリー、ノーラの3人はモンローのために炭疽菌兵器を開発しているステファン・キャンプ博士を救出するため、ボートでモンロー共和国に侵入するという大胆な作戦にでる。

17. 長い一日

モンローが無人機による空爆を行い反乱軍とジョージア軍は甚大な被害を受ける。ノーラは無事だったが、ジェイソンは瀕死の重傷を受け、チャーリーは瓦礫に埋もれてしまう。暗殺未遂にあったモンローは人間不信に拍車がかかり、右腕だったジェレミー・ベイカーを暗殺の黒幕と決めつけ排除してしまう。

18. 荒野の殺人

モンローに囚われたノーラは何日にも渡って拷問を受け、ついにマイルズたちの居場所とレイチェルが“タワー”に向かっていることを喋ってしまう。サンボーンによって救出されたノーラからモンローがレイチェルを追ってタワーに向かっている事を知ったマイルズたちは、レイチェルを救うためヘリコプターでタワーへと出発する。


19. 汚れた手

レイチェルのモンローを殺す計画は、失敗に終わる。そしてランドールでは開かなかったタワーの扉がレイチェルによってついに開く。

20. 旅路の果て

再び対峙したマイルズとモンローだったが、ふたりの間にはいまだに消えがたい友情があった。タワーでかつての同僚であるダンとグレースに再会したレイチェルは、電力を戻すよう説得を試みるが、ダンは電力を回復させようとするものは、それが誰であっても殺すと言い放つ。


作品詳細 

原案:エリック・クリプキ

ジャンル :ドラマ

監督 :ジョン・ファヴロー

シーズン年 :2013

提供 :Warner Bros. 

■□登場人物━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

■レギュラー・キャラクター

シャーロット・”チャーリー”・マシスン(Charlotte "Charlie" Matheson)

┣演 - トレイシー・スピリダコス、日本語吹替 - 小林沙苗

┣2007年生まれ。ベンとレイチェルの娘で、マイルズの姪。好奇心旺盛で、強情かつ向こう見ずな性格。本作は主に彼女の視点から描かれる。


マイルズ・マシスン(Miles Matheson)

┣演 - ビリー・バーク、日本語吹替 - 咲野俊介

┣ベンの弟で、チャーリーの叔父。元アメリカ海兵隊員。剣の扱いにも長けている。ブラックアウト前はモンローの親友だった。実はモンロー共和国の創設メンバーの1人で、ミリシアの指揮官として兵士たちに非情さを植え付けた張本人である。


レイチェル・マシスン(Rachel Matheson)

┣演 - エリザベス・ミッチェル、日本語吹替 - 佐々木優子

┣ベンの妻で、チャーリーとダニーの母。旧アメリカ国防総省で、ベンとともにナノマシンの開発チームに所属していた。


アーロン・ピットマン (Aaron Pittman)

┣演 - ザック・オース、日本語吹替 - 間宮康弘

┣ベンの友人。MIT卒業の天才プログラマーで、Googleの重役だった。


トム・ネヴィル少佐 (Major Tom Neville)

┣演 - ジャンカルロ・エスポジート、日本語吹替 - 金尾哲夫

┣ジュリアの夫で、ジェイソンの父。元は温和でお人好しの保険調査員だったが、ブラックアウト後の過酷な暮らしにより、無慈悲で狡猾な男に変貌した。


ジェイソン・ネヴィル (Jason Neville)

┣演 - J・D・パルド(英語版)、日本語吹替 - 遠藤純平

┣トムとジュリアの息子。当初はモンロー・ミリシアの一員としてマイルズを探す任務を帯びていた。ネイト・ウォーカー (Nate Walker) という偽名でチャーリーたちに近づき、マイルズの居場所をミリシアに知らせる。その後、チャーリーに惹かれるようになり、しばしば手助けをする。上司である父への兵士としての服従心と、人間としての良心の呵責の狭間で苦悩していたが、モンロー軍の戦闘ヘリが反乱分子の虐殺を始めるといたたまれなくなり、脱走して反乱軍に参加する。マイルズやチャーリーからは疑いの目で見られていたが、父を捕えて情報を引き出すことに成功し、仲間として受け入れられる。第1シーズン最終話のクーデターでは、次から次へと立場を変える父にあきれる。


セバスチャン・”バス”・モンロー将軍 (President/General Sebastian "Bass" Monroe)

┣演 - デヴィッド・ライオンズ[6]、日本語吹替 - 桐本琢也

┣モンロー共和国の大統領(独裁者)で、モンロー軍の指揮官。マイルズとは幼馴染で、アメリカ海兵隊でも同僚・親友だった。ブラックアウト後、マイルズとともにモンロー共和国を設立。マイルズに暗殺されかかって以来、執着的にその行方を追っていた。


ノーラ・クレイトン (Nora Clayton)

┣演 - ダニエラ・アロンソ、日本語吹替 - 志田有彩

┣アメリカ合衆国の旗を密かに刺青し、その復活を切望する革命分子。爆発物の使用を得意とする。マイルズとは旧知の間柄で、モンロー・ミリシアに連行されているところを救われて仲間となり、他の革命家たちにマイルズを紹介する。離れ離れになっていた妹ミラと再会し、一緒に故郷のテキサスに戻る決心をしてマイルズたちに別れを告げる。しかし、ミラは自分たちが無事にテキサスに渡れるようにすることを条件に、モンロー・ミリシアにマイルズたちの居場所を知らせていた。それを知ったノーラは、ミアを1人で行かせて、マイルズたちを救出するために戻る。


ダニー・マシスン (Danny Matheson)

┣演 - グレアム・ロジャース、日本語吹替 - 三浦圭介

┣チャーリーの弟。慎重で思いやりがある。喘息を患っていることから、常に姉の世話になっていた。第1話で父を失い、モンロー・ミリシアに捕われる。モンロー共和国で母レイチェルと再会。マイルズらに救出された後、モンロー軍の戦闘ヘリを撃ち落としたところで自らも銃撃を浴び、英雄としての死を迎えることになる。死後、レイチェルによって、その体内から小さな装置が取り出される。実はダニーは生まれて間もなく心臓疾患で死ぬところだったが、ランドールのコネで実験的な生命維持装置を移植されていた。そして、その装置は、ナノマシンのおかげでずっと作動していたのだった。


■準レギュラー・キャラクター

ベン・マシスン(Ben Matheson)[46]

┣演 - ティム・ギニー(英語版)、日本語吹替 - てらそままさき

┣チャーリーとダニーの父。ブラックアウトの原因となったナノマシンの開発チームのメンバー。ナノマシンは本来、安価なグリーンエネルギーを得る手段として研究されていたが、誤作動によって制御不能となり、またたく間に世界中に広まった。第1話でモンロー・ミリシアによって殺されてしまうが、フラッシュバックでその過去が次第に明らかになる。


ランドール・フリン (Randall Flynn)

┣演 - コルム・フィオール

┣元アメリカ国防総省副長官。アフガニスタン紛争で息子を失ったことにより、ベンたちのナノマシン研究を軍事利用しようとした。ブラックアウト後も、ナノマシン開発チームの科学者たちを見つけ出してペンダントとエネルギー増幅器の製造を続けさせる。世界征服を餌にモンローに取り入り、タワーに導く。しかし、実はアメリカ合衆国への愛国心を捨てておらず[44]、エネルギー復旧とともに、モンロー共和国とジョージア連合を同時に殲滅するためにICBMを発射し、自殺する。


グレイス・ボーモント (Grace Beaumont)

┣演 - マリア・ハウエル(英語版)、日本語吹替 - 伊沢磨紀

┣国防総省のナノマシン開発チームのメンバーだった。ブラックアウト後は森の中の家に隠れ住んでいた。ダニーがモンロー・ミリシアから一時的に逃れた際、かくまう。ペンダントを使ってコンピュータで何者かと連絡を取り合っていたが、ランドールに捕われる。第1シーズン最終話でレイチェルとアーロンがエネルギーを復旧しようとした際、「かえって世界を破壊することになるかもしれない」と強く反対するが、受け入れてもらえない[2]。


ジム・ハドソン (Jim Hudson)

┣演 - マリク・ヨバ

┣かつては、モンロー・ミリシアの大尉だった。マイルズがモンロー暗殺を企てた際に協力するが、暗殺に失敗したため姿をくらます。その後、偽名を用い、小さな町で平凡な結婚をして図書館長として暮らしていた。マイルズとノーラから革命軍への参加を求められるが、「マイルズに見捨てられた」という恨みと、妻との幸せな生活を守りたいという思いから拒否する。しかし、マイルズを追って来たモンロー軍に応戦せざるを得なくなり、妻にその正体が知られてしまうと、覚悟を決めて革命軍に加わる。その後、妻を人質に取られて脅迫され、革命軍を密かに裏切り、ジェイソンに殺される。


ジュリア・ネヴィル (Julia Neville)

┣演 - キム・レイヴァー[

┣トム・ネヴィルの妻で、ジェイソンの母。夫の軍人としての活動を支持し、いずれはモンローに取って代わるべきだとすら考えていた。しかし、ジェイソンが革命軍に寝返ったために居場所を失い、夫とともにモンロー共和国を脱出せざるを得なくなる。


ジェレミー・ベイカー (Jeremy Baker)

┣演 - マーク・ペルグリノ

┣ブラックアウトの半年後、強盗たちになぶり殺しにされかかったところをマイルズに救われ、モンロー・ミリシアに加わることになった。マイルズがモンロー暗殺に失敗して逃げた後もモンロー軍に残り、モンローを補佐していた。しかし、再び暗殺されかかって疑心暗鬼となったモンローによって殺される。


ウィル・ストラウザー (Will Strausser)

┣演 - デヴィッド・ムニエ

┣モンロー・ミリシアの軍曹。自他共に認める社会病質者で、ミリシア時代のマイルズを怖れさせた唯一の存在である。ノーラの妹ミアを丸め込み、ノーラから反乱分子たちの居場所を聞き出させようとする。その後、レイチェルに殺される。


ケリー・フォスター大統領 (President Kelly Foster)

┣演 - レスリー・ホープ

┣ジョージア連合のリーダー[29][55]。モンロー・ミリシアから脱走したトム・ネヴィルを自軍の指揮官として雇う。第1シーズン最終話でエネルギーが復旧すると、自身に向けてICBMが発射されたとも知らず、モンロー共和国への一斉攻撃を命じる。


プリシラ・ピットマン (Priscilla Pittman)

┣演 - モーリーン・セバスチャン[56][57][48]

┣アーロンの元妻。ブラックアウト後にしばらくアーロンと行動を共にするが、「自分の妻を守れない」と思い詰めたアーロンから一方的に別れを告げられてしまう。10数年後、賞金稼ぎに護送されていたところを、タワーに向かう途中のアーロンに偶然見つけられ、救助される。アーロンに対する愛情は残っているものの、すでに11歳の娘を含む新しい家族ができていたため、アーロンと再び別れ、残りの家族が待つテキサスに戻る。第2シーズンでは、自身に眠るナノマシンの導きにより、とある街でアーロンと再会。再び行動を共にする。その後、アーロンと共にナノマシンを破壊しようとするが失敗。アーロンがコードを修正してしまった為に、ナノマシンに精神を支配されてしまう。


■その他のキャラクター

マギー・フォスター (Maggie Foster)

┣演 - アンナ・リース・フィリップス[6][54]、日本語吹替 - 斎藤恵理

┣イギリス出身の医師。ブラックアウトのために海を渡ることが叶わなくなったが、イギリスに子供たちがいる。レイチェルの”死”後、ベンの恋人になり、チャーリーとダニーの母親代わりとなる。チャーリーとアーロンに同行するが、ダニー救出を待たずして強盗に殺される。


ジョン・サンボーン (John Sanborn)

┣演 - リーランド・オーサー[47]

┣国防総省のナノマシン開発チームのメンバーだった。マイルズとレイチェルに協力を求められるが、その時点ですでに家族をランドールに人質に取られていたため、逆にマイルズたちを捕えてランドールに差し出す(マイルズたちはその後、脱出)。ランドールとともにフィラデルフィアに行き、モンロー共和国に協力する。捕虜となったノーラに幻覚剤を注射し、革命軍に関する情報を引き出す。マイルズとジェイソンたちがノーラを救出し、ヘリを奪ってタワーに向かう際に同行させられるが、補給用の燃料を探すために着陸した古い飛行場で、ジムに殺される。


エマ (Emma)

┣演 - アニー・ワーシング

┣ティーンの頃、マイルズの婚約者でありながら、バス・モンローとも関係を持つ。第1シーズン第15話で、バスに息子がいることを告げて死ぬ。


■□■ブラックアウト後の勢力分布□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

第1シーズンの勢力分布

第1シーズン第5話「Soul Train (爆弾列車)」に登場する地図によれば、北アメリカ大陸は少なくとも6つの国家または地域に分かれている[59][60]。北東部に位置するのが旧カナダ沿海州や五大湖を含むモンロー共和国で、その南方にジョージア連合がある。中西部からロッキー山脈にかけての勢力がプレーンズ国。その南側に位置するテキサスは旧テキサス州 - オクラホマ州 - アーカンソー州 - ルイジアナ州から旧メキシコの一部にまでまたがっている。旧アリゾナ州 - ニューメキシコ州 - ユタ州からやはりメキシコの一部にかけての地域はウェイストランドと呼ばれる。そして、太平洋岸の旧ブリティッシュコロンビア州からバハ・カリフォルニア州にかけての地域を支配するのがカリフォルニア・コモンウェルスである。

第5話では、ジョージア連合とプレーンズ国が同盟を結んでモンロー共和国と敵対しているとも語られており、また旧イリノイ州南西部の国境付近でも小ぜり合いが起きているとされている。


🗺モンロー共和国

モンロー共和国 (The Monroe Republic) は、セバスチャン・”バス”・モンロー大統領兼将軍に率いられる独裁軍事政権国家で、モンロー・ミリシアと呼ばれる武装軍を擁する。首都は旧ペンシルベニア州のフィラデルフィアにあり、独立記念館が国議会議事堂となっている。

元カナダのケベック州の一部と同ニューブランズウィック州とノバスコシア州の全域から元アメリカ合衆国の北東部にかける地域を支配している。西側の国境はミシシッピ川のスペリオル湖からオハイオ川にかけての部分である。すなわちオハイオ川が南側の国境だと思われ、そこから旧ウェストバージニア州の西側を(おそらく w:Roanoke River 沿いに)経由して旧バージニア州の南側から旧ノースカロライナ州の w:Albemarle Sound にまで続いている。東側の国境は大西洋で、 Albemarle Sound からセントローレンス湾のあたりにまで渡る。北西側の国境は旧アメリカ合衆国のそれと重なるらしく、ダルースから五大湖を抜け、セントローレンス川が大西洋にそそぐあたりまでである。

ジュリア・ネヴィルが夫トムに宛てた手紙によれば、首都フィラデルフィアは比較的安全だが、ピッツバーグの西方では反乱軍に攻撃されたり盗賊に襲われたりする危険があるという。

反乱軍は、モンロー・ミリシアに反抗し、アメリカ合衆国を再興させようとしている。中には、モンロー共和国では違法とされている星条旗を刺青している者もいる。彼らは時には、ジョージア連合から物資援助や武力協力を受けることもある。


🗺ジョージア連合

ジョージア連合 (The Georgia Federation) は、ケリー・フォスター大統領をリーダーとする裕福な国家で、旧ジョージア州のアトランタを首都とする。北側に接するモンロー共和国と敵対関係にあり、いつでも全面戦争を行う構えでいる。 東側の国境は大西洋で、旧フロリダ州とルイジアナ州の一部を含むメキシコ湾沿岸が南側の国境となっている。西側の国境はミシシッピ川で、およそオハイオ川とバトンルージュに挟まれるあたりである。


🗺テキサス

テキサス (Texas) については、第1シーズンではほとんど語られていない。ブラックアウト後、少なくともしばらくはモンロー共和国との間に緊張関係があったが、モンロー側が負けるのを怖れたため戦争には至らなかった。

東側の国境はミシシッピ川の、アーカンザス川とバトンルージュに挟まれる部分で、つまりメキシコ湾にまで至る。西方では旧メキシコ領にまで勢力が及んでいるが、劇中に登場した地図からは最南端の正確な位置はつかめない。西側の国境は旧テキサス州の州境と同じ(リオ・グランデ川の北側)だが、そこからエルパソ/シウダー・フアレスとビッグベンドの中間あたりを南西に横切り、カリフォルニア湾にまで届いている。


🗺プレーンズ国

プレーンズ国 (The Plains Nation) の詳細は、第1シーズンでは明らかにされていない。どんな犯罪であろうと、その罰は死刑だという。第1シーズン終盤の舞台、タワー (The Tower) は同国内のコロラドスプリングスにある。


🗺カリフォルニア・コモンウェルス

カリフォルニア・コモンウェルス (The California Commonwealth) のリーダーがアフレック知事 (Governor Affleck) だということ以外、第1シーズン終了時点ではほとんど語られていない。モンロー将軍がジェイソン・ネヴィルを使者としてカリフォルニア・コモンウェルスに送ろうとしたが、トム・ネヴィルの説得によって取り止めた。その他の使者が実際に派遣されたかどうかについては描かれておらず、両国の関係についても不明である。

西側の国境は太平洋岸沿いに、旧バハ・カリフォルニア・スル州 - バハ・カリフォルニア州 - カリフォルニア州 - オレゴン州 - ワシントン州、そして少なくともブリティッシュコロンビア州の一部にまで至り、さらに北方にまで延びている可能性もあるが、画面に映った地図からは最北端の位置は不明である。東側は旧ネバダ州やアイダホ州の一部を含んでいる。


🗺ウェイストランド

ウェイストランド (The Wasteland) については第1シーズンの劇中で全く言及されておらず、地図からその位置と名称(通称?)がわかるのみで、具体的な国家が存在するかどうかも不明である[注釈 5]。プレーンズ国、テキサス、カリフォルニア・コモンウェルスに挟まれる位置にあり、旧ニューメキシコ州とアリゾナ州をすっぽり含んでいる他、旧ユタ州 - ネバダ州 - アイダホ州の一部も含んでおり、南側は旧メキシコの一部まで延びているが、その最南端は地図からは不明である。


🗺アメリカ合衆国コロニー

アメリカ合衆国 (The United States of America) はブラックアウト後に崩壊したと思われていた。第1シーズンを通して、反乱分子たちのアメリカ合衆国再興への願いが描写されている。第1シーズンの最終シーンにおいて、旧合衆国政府の最後の大統領を含む一部の残存者たちが旧グァンタナモ米軍基地周辺を拠点・植民地 (United States Colony) にしていることが明かされた。第2シーズンの予告編にも登場している。




〈ファースト・シーズン〉 全20話

〈セカンド・シーズン〉 全22話

出演: ビリー・バーク, トレイシー・スピリダコス, ジャンカルロ・エスポジート, ザック・オース, デヴィッド・ライオンズ

監督: J.J.エイブラムス, エリック・クリプキ