2018年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(11月2日全国公開)

映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!


ジャンル:名作/青春
 赤毛のアン 卒業   【11月2日公開】

赤毛のアン (集英社文庫)
ルーシー・モード・モンゴメリ
集英社
売り上げランキング: 8,015


アンの青春 (赤毛のアン) (集英社文庫)
ルーシー・モード・モンゴメリ
集英社
売り上げランキング: 83,688


■内容紹介
曲り角をまがったさきになにがあるのかは、わからないの。

大きな眼にソバカスだらけの顔、おしゃべりが大好きな赤毛のアンが、夢のように美しいグリン・ゲイブルスで過した少女時代の物語。ちょっとした手違いから、グリン・ゲイブルスの老兄妹に引き取られたやせっぽちの孤児アン。初めは戸惑っていた2人も、明るいアンを愛するようになり、夢のように美しいプリンス・エドワード島の自然の中で、アンは少女から乙女へと成長してゆく――。愛に飢えた、元気な人参あたまのアンが巻き起す愉快な事件の数々に、人生の厳しさと温かい人情が織りこまれた永遠の名作。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1詩人の渾身の訳と画家の叙情豊かな絵で贈る世界名作文学。  
児童書の紹介に必ず入る名作、しかし読んだことが無かったので大人になってから初めて手に取りました。アンのおしゃべりに面をくらい、今の年だと難しいかもと思いかけた時でした物語の展開の面白さに気づきました!どんなに夢見がちなアンの妄想も受け入れられる(正確には聞き流すw)マリラ目線で楽しめるようになりました。天涯孤独で幼少より苦労してきて真っすぐで気が強くて賢くて可愛くて誰からも愛されて…素敵なレディになって幸せな結婚をして仕事もできて子供にも恵まれて。今思えば憧れの裏返しだったんだろうなぁ。成人して改めて読んだ時、彼女はまさに〝腹心の友〟というべき愛すべき存在となっていました。少女時代を忘れた大人が読むもよし、ロマンチストな子供が読むもよしな青春物語。



■映画ストーリー
教師を目指すアン(エラ・バレンタイン)はギルバートと共にクイーン学院を受験し合格するが、親友のダイアナは親から進学を許可してもらえず地元に残ることになる。初めての慣れない下宿生活でホームシックになりながらも、奨学金を得て晴れて卒業を迎えたアン。一方実家では、マシュウ(マーティン・シーン)とマリラ(サラ・ボッツフォード)は年を取り、弱り切っていた。

★映画チェック★
L・M・モンゴメリによる名作児童文学を、モンゴメリの孫娘ケイト・マクドナルド・バトラーが製作総指揮を務め映画化した3部作の完結編。アンが教師を目指す過程や、試練を経て成長する姿を映し出す。1作目から主演を務めてきたエラ・バレンタインがカナダ・アカデミー賞のテレビ部門の演技賞(Children's or Youth)を獲得したほか、監督を務めたジョン・ケント・ハリソンも同部門の監督賞を受賞。

■スタッフ
原作:L・M・モンゴメリ
製作総指揮:ケイト・マクドナルド・バトラー
製作:ロス・レスリー
監督:ジョン・ケント・ハリソン
脚本:スーザン・コイン
音楽:ローレンス・シュレイジ
英題:L.M. MONTGOMERY'S ANNE OF GREEN GABLES FIRE & DEW
製作国:カナダ
提供・配給:シナジー:提供
東北新社:レオ・エンタテイメント
協立広告:朝日新聞
後援:カナダ大使館
製作会社:Breakthrough Entertainment
カラー
(109シネマズ二子玉川ほか)

■キャスト(役柄)
エラ・バレンタイン(アン・シャーリー)
サラ・ボッツフォード(マリラ・クスバート)
マーティン・シーン(マシュウ・クスバート)
ジュリア・ラロンド(ダイアナ・バーリー)
ドリュー・ヘイタオグルー(ギルバート・ブライス)



ジャンル:SF
 ヴェノム   【11月2日公開】

ヴェノム:リーサル・プロテクター (ShoPro Books)
デイビット・ミケライニー
小学館集英社プロダクション
売り上げランキング: 1,005


■内容紹介
新聞記者であるエディ・ブロックに地球外の寄生生物シンビオートが取り憑いた姿、ヴェノム。
これまで幾度となくスパイダーマンと衝突したあとで、エディはスパイダーマンに対する復讐心を捨て、故郷のサンフランシスコに移りヒーロー活動を始めようとする。しかし、逆に警察に追われることとなり思うようにはいかない。そんなとき、ヴェノムは公園で暴漢に襲われているホームレスたちを助けるも、彼らを巡る陰謀に巻き込まれていく。さらに、かつてヴェノムに息子を殺された男が組織を作り、ヴェノムの襲撃を計画していた! この一連の騒動を新聞記事で知ったスパイダーマンも見逃すわけにはいかず、真相解明に乗り出す……。果たして、ヴェノムを待ち受ける運命とは!?

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1 映画『ヴェノム』の原案作の一つとしても名高い、
ファン待望のアンチヒーロー・ストーリーがついに刊行!  

スパイダーマンと休戦協定を結び、心機一転して西海岸へと向かったエディ・ブロックを待ち受けていたのは、ジュリーをはじめとする数多くの敵だった。一方、スパイダーマンはエディの父親と対面する。そして、ヴェノムは邪悪な共生体の幼子たちを生み出してしまった…。己の中の正義に従う男の話。 もちろん法から外れているがゆえに”悪”である。 悪い奴らをもっと悪い奴が叩きのめす力づくの話でもある。 ヴェノムが主役として活躍するシリーズの翻訳作品。1993年頃の作品ということで、非常にアメコミらしいアートで描かれた作品であり、ストーリーもアクションが多めで非常にクール。 スクリームやライオットといったヴェコムのコピーが多数登場し、シンビオート好きにはたまらない作品となっている。 音波攻撃を受けるたびにコスチュームが弾け飛んで半裸になるエディが不憫。懐かしい絵柄、あと懐かしいファッション。豪華絢爛な現在のアメコミからするとさすがに古めかしいが、凶暴でいて妙な愛嬌があるのがヴェノムの魅力♪



■映画ストーリー
ジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)は、ライフ財団が人体実験を行っており、死者が出ているといううわさを聞きつける。正義感にかられ、真相を突き止めようと調査を始めた彼は被験者と接触したために、地球外生命体のシンビオートに寄生される。

★映画チェック★
マーベルコミックスに登場するキャラクター、ヴェノムが主人公のアクション。地球外生命体に寄生されたのを機に、特別な力を身につけたジャーナリストの戦いが描かれる。メガホンを取るのは『L.A. ギャング ストーリー』などのルーベン・フライシャー。『レヴェナント:蘇えりし者』などのトム・ハーディ、『ブルーバレンタイン』などのミシェル・ウィリアムズらが出演する。


■スタッフ
監督:ルーベン・フライシャー
脚本:スコット・ローゼンバーグ/ジェフ・ピンクナー/ケリー・マーセル/ウィル・ビール
英題:VENOM
製作国:アメリカ
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
カラー

■キャスト(役柄)
トム・ハーディ(エディ・ブロック)
ミシェル・ウィリアムズ(アン・ウェイング)
リズ・アーメッド(カールトン・ドレイク)
スコット・ヘイズ
リード・スコット

(日本語吹き替え)
中村獅童(ヴェノム(シンビオート))
中川翔子(アン・ウェイング)
諏訪部順一(エディ・ブロック)



ジャンル:SF
 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第六章「回生篇」   【11月2日公開】

小説 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち (1)
皆川 ゆか 福井 晴敏 宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会
KADOKAWA (2017-10-13)
売り上げランキング: 26,990


小説 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち (2)
皆川 ゆか 福井 晴敏 宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会
KADOKAWA (2017-12-26)
売り上げランキング: 82,992


小説 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち (3)
皆川 ゆか 福井 晴敏 宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会
KADOKAWA (2018-05-25)
売り上げランキング: 87,697


■内容紹介
(1)豪華クリエイター陣が総力を挙げて贈る『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の小説が誕生。アニメ本編では語られることのないエピソードをふんだんに盛り込み、なんと500ページ超の大ボリュームで発進!

(2)福井晴敏×皆川ゆか×むらかわみちおの豪華クリエイター陣による『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』の小説第2巻が早くも登場。第十一番惑星へ向かうヤマトに待ち受ける苛烈な運命。古代の下した決断は…!?

(3)突如、無数のミサイルがヤマトを包囲する。 それはガトランティスによって復活を遂げたデスラーによる、ヤマトとの再戦の口火であった…。豪華クリエイター陣による大迫力のノベライズ第3巻が登場!

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1リメイク「ヤマト」の続編アニメのノベライズ   
地球・ガミラス同盟軍vsガトランティス。拡散波動砲。ヤマト、修理ドッグから大戦艦を迎撃。テレサからの信号。英雄の丘。時間断層。ヤマト発進。対アンドロメダ戦。加藤合流まで…。 本編では触れられていない情報(なぜ地球防衛軍は日本人だけなのか。コスモリバース、時間断層装置の原理。なぜ島は合流に躊躇したのか、)もありました。 最後の加藤隊長が息子の翼くんに語りかけながら、宇宙を一人で航海するところは、ウルっときます。 どこかで誰かが困っていたら、危険をかえりみずに助けに行く。そんな人達は、かっこよすぎる。一度語られた物語を、相手側から再度語るというのは、興味深いし知りたいことでもあるんだけど読みにくいことこの上ない。映画では語られない部分を補完する意味でノベライズは好きですが、どこまでが著者の創作でどこまでがプロットにあったことなのか気になります。



■映画ストーリー
ガトランティスの猛攻撃によって壊滅的なダメージを受けたヤマトと波動砲艦隊。地球存亡の危機を回避するためにヤマト級戦艦の銀河が出撃し、そこへかつての敵・ガミラスの大艦隊が合流して地球とガミラスの連合艦隊が結成される。すさまじい数の兵力を誇るガトランティスに対抗するため、時間断層工場を極限まで稼働させて兵器の大増産態勢を敷く地球・ガミラス連合軍。やがて人工知能がある作戦を立案する。

★映画チェック★
1978年に公開された人気アニメの劇場版『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』をモチーフにしたシリーズの第6弾。ガトランティスに挑むヤマトと連合軍の死闘を活写する。『劇場版 ブレイク ブレイド』シリーズなどの羽原信義監督、ボイスキャストの小野大輔、桑島法子、鈴村健一らが前作より続投。アニメーション制作は、引き続き『這いよれ!ニャル子さん』シリーズなどのXEBECが担当している。

■スタッフ
製作総指揮:西崎彰司
原作:西崎義展
監督:羽原信義
シリーズ構成:福井晴敏
副監督:小林誠
キャラクターデザイン:結城信輝
ゲストキャラクター・プロップデザイン:山岡信一
メカニカルデザイン:玉盛順一朗/石津泰志
美術監督:谷岡善王
色彩設計:福谷直樹
撮影監督:堀野大輔
編集:小野寺絵美
音楽:宮川彬良/宮川泰
音響監督:吉田知弘
音響効果:西村睦弘
オリジナルサウンドエフェクト:柏原満
CGディレクター:木村太一
製作国:日本
製作:宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会
アニメーション制作:XEBEC
カラー

■声の出演(キャラ名)
小野大輔(古代進)
桑島法子(森雪)
鈴村健一(島大介)
大塚芳忠(真田志郎)
赤羽根健治(南部康雄)
國分和人(相原義一)
千葉優輝(太田健二郎)
麦人(徳川彦左衛門)
細谷佳正(加藤三郎)
田中理恵(山本玲)
東地宏樹(斉藤始)
雨谷和砂(永倉志織)
石塚運昇(土方竜)
甲斐田裕子(桂木透子)
高垣彩陽(藤堂早紀)
手塚秀彰(ズォーダー)
神谷浩史(クラウス・キーマン)



ジャンル:SNSサイコサスペンス
 スマホを落としただけなのに   【11月2日公開】

スマホを落としただけなのに (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
志駕 晃
宝島社 (2017-04-06)
売り上げランキング: 69




■内容紹介
第15回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品は、二転三転する恐怖のサイバーサスペンスです! 麻美が富山に電話を掛けると、知らない男の声が返ってきた。男は富山のスマホを拾ったらしい。麻美と富山はスマホを受け取るため、男が指定した駅前の喫茶店に向かう。無事にスマホを取り戻したふたりだったが、間もなく、富山がカード詐欺に遭ったり、麻美はSNS上での友人から執拗に連絡がくるようになる。いっぽう世間では、黒髪女性の変死体が相次いで発見されるも、被害者の身元が判明せず、警察の捜査は暗礁に乗り上げていて……。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1あなたは自分のスマホを落としたことがありますか?
そのスマホが無事、手元にもどってきたことがありますか?
そのスマホ……本当に“無事”ですか?  

麻美の彼氏の富田がタクシーの中でスマホを落としたことが、すべての始まりだった。拾い主の男はスマホを返却するが、男の正体は狡猾なハッカー。麻美を気に入った男は、麻美の人間関係を監視し始める。セキュリティを丸裸にされた富田のスマホが、身近なSNSを介して麻美を陥れる凶器へと変わっていく。一方、神奈川の山中では身元不明の女性の死体が次々と発見され…。

タイトルから軽めのお話かと思って読んだら、かなり大変な(?)お話!麻美の彼氏のスマホを拾った男は狡猾なハッカーだった。スマホの拾い主は、待ち受け画面になっていた麻美のことを気に入り、あらゆる個人情報を抜き出し、麻美を狙うストーカーに……!?ネット社会の闇、すごいなー。確かに頑張ればフェイスブックで友達になりすますことくらいできそうな気がする。パスワードも個人情報がわかれば結構簡単に突破できるのかも。繋がりすぎるのもあんまりなのかもしれないなー。「スマホを落とす」というだれにでも起こりうる些細な出来事。それを引き金に、個人情報、そして主人公の隠したいこと、ついには命までもが脅かされていく。セキュリティを丸裸にされたスマホが、とてつもない凶器になる、SNSサイコサスペンス! いやー面白かった。 浦野という男の気持ち悪さは天下一品だと思う。思ってた以上にスマホから被害者を追い詰める手口について丁寧に描写されていました。最後の最後で冨田くんの株が上がった。 大団円で良かったね(笑)

Ariko.png



スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼
神奈川県警生活安全サイバー犯罪対策課の桐野良一は、あるPCの中から、死体で見つかった女の情報を探っていた。そのPCは、世間を震撼させた「丹沢山中連続殺人事件」の犯人のものだった。犯人は、桐野にある取引を持ちかける――。いっぽう、巨額の仮想通貨流出事件が発生。セキュリティ会社で桐野の恋人・美乃里のもとに、ハッカーらしき男からコンタクトがあり……。「スマホを落としただけなのに」続編!




■映画ストーリー
派遣社員・稲葉麻美(北川景子)の恋人が、スマートフォンを落としてしまう。そのことを知らずに恋人に電話をかけた彼女は、「あなたが稲葉麻美さんだってことは、分かりますよ」と見知らぬ男から電話越しに言われ、絶句する。拾い主の男から恋人のスマホを受け取りホッとする麻美だったが、その日から彼女の周囲で不穏な出来事が起こり始める。同じころ、山中で身元不明の女性の遺体が次々と発見され……。

★映画チェック★
文学賞「このミステリーがすごい!」 大賞で隠し玉作品に選ばれた志駕晃のサイバーミステリーを実写映画化。恋人がスマートフォンを紛失したことで、事件に巻き込まれる派遣社員の姿を描く。スマホの拾い主から監視され、追い詰められるヒロインに、『HERO』シリーズや『探偵はBARにいる3』などの北川景子。『リング』シリーズなどの中田秀夫監督がメガホンを取った。

■スタッフ
主題歌:ポルカドットスティングレイ
企画プロデュース:平野隆
監督:中田秀夫
脚本:大石哲也
原作:志駕晃
音楽:大間々昂/兼松衆
プロデューサー:刀根鉄太/下田淳行/辻本珠子
共同プロデューサー:星野秀樹/水木雄太
ラインプロデューサー:及川義幸
撮影:月永雄太
美術:磯見俊裕/塚本周作
照明:藤井勇
録音:室薗剛
編集:青野直子
装飾:平井浩一
編集:宮本茉莉
ヘアメイク:外丸愛
VFXスーパーバイザー:立石勝
スクリプター:吉田久美子
助監督:佐伯竜一
制作担当:高瀬大樹/松下博昭
製作国:日本
製作:映画「スマホを落としただけなのに」製作委員会
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:東宝
カラー
(全国東宝系)

■キャスト(役柄)
北川景子(稲葉麻美)
千葉雄大(加賀谷学)
バカリズム(小柳守)
要潤(武井雄哉)
高橋メアリージュン(杉本加奈子)
酒井健太(大野俊也)
筧美和子(天城千尋)
原田泰造(毒島徹)
成田凌(浦野善治)
田中圭(富田誠)