2018年夏ドラマ(7月~9月)
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2017年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
ドラマを見る前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。
合わせて原作本・コミックを楽しんでください!
【7月15日(日)放送】
■ドラマタイトル:「ゼロ 一獲千金ゲーム」
■放送日:7月15日スタート
日本テレビ系 毎週日曜 22:30~23:25
■原作/原案…福本伸行「賭博覇王伝 零」(講談社週刊少年マガジン)
■スタッフ
脚本:小原信治
演出:丸谷俊平
プロデューサー:福士睦、櫨山裕子、秋元孝之
主題歌:生きろ/NEWS
![E13-b043.gif](https://blog-imgs-112.fc2.com/z/a/t/zatugakaarika/E13-b043.gif)
外部サイト:ゼロ 一獲千金ゲーム
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■キャラクター紹介(キャスト)
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宇海零:加藤シゲアキ
街の進学塾に勤める非正規教員だが、裏では社会で苦しむ弱者を救う義賊の顔を持つ。ひょんなことから1000億円を懸けたサバイバルゲームに参加する。
後藤峰子:小池栄子
「在全グループ」の幹部秘書。「ドリームキングダム」で行われるゲームを支配進行する。
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■ドラマ内容紹介…加藤シゲアキが福本伸行原作の連続ドラマで主演! 真の友情を紡ぐストーリー!
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「カイジ」や「アカギ」で知られる福本伸行の人気漫画「賭博覇王伝 零」を原作に、NEWSの加藤シゲアキ主演で連続ドラマ化。進学塾で教える非正規教員ながら、社会で苦しむ弱者を救う“義賊”という裏の顔を持ち、1000億円を懸けたサバイバルゲームに参加
する宇海零を加藤が演じる。加藤がゴールデン・プライム帯の連ドラで主演するのは本作が初めてとなる。さらに、今年結成15周年を迎えたNEWSのメンバーも重要な役どころで友情出演する点も見どころ。人生の一発逆転を目指して、「命懸けのゲーム」に身を投じる若者たちが助け合い、笑い合い、真の友情を紡ぎ上げていく。
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■原作内容紹介
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「王が必要なんじゃ。強力な王が……!!」。「王への試験」という命がけのギャンブルに挑んでいく秀才少年・宇海零(うかい・ぜろ)の活躍を描いたギャンブルコミック。振り込め詐欺の被害者を救済する“義賊騒動”を巻き起こした零とその仲間は、日本一の資産家・在全無量(ざいぜん・むりょう)に、「王への試験」の参加を認められる。しかし零を待ち受けていたのは、死と隣り合わせの究極のギャンブルばかりだった!!
📚原作の感想
謎解きに似た、結末にどんでん返しのある頭脳の格闘技少年マンガ!!
奇想天外で危険な創作ギャンブルで金をつかみとる、と大枠はカイジと似たようなもの。違うのは主人公が主人公っぽい顔をしていて、人助けをする義賊を名乗る少年だったこと。頭使う感じのギャンブルシーンが面白そうだった。いきなり鉄球に命はったりとハラハラドキドキの展開ですね。福本作品は大好きだけど、まさかこの原作がドラマになるとは思わなかった。私はこういう系、あんまり得意じゃないことに今更ながらに気付いた・・・ライヤーゲームに近い感じ。カイジと違って正義感の強い主人公が描かれていて新鮮さを感じます。登場するギャンブルは変わらず凄そうですが(笑)。大雑把に見るとカイジと同じような内容なので福本読者に新鮮味はないが、安定した面白さはある。
小説 この世界の片隅に (双葉文庫)/双葉社
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¥610
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■ドラマタイトル:「この世界の片隅に」
■放送日:7月15日スタート
TBS系 毎週日曜 21:00~21:54
■原作/原案…原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社)
■スタッフ
脚本:岡田惠和
演出:土井裕泰
プロデューサー:佐野亜裕美
![E13-b043.gif](https://blog-imgs-112.fc2.com/z/a/t/zatugakaarika/E13-b043.gif)
外部サイト:この世界の片隅に
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■キャラクター紹介(キャスト)
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北條すず:松本穂香
周作の妻。広島・江波で海苔すきを営む家に生まれ育ち、呉の北條家に嫁ぐ。のんびりした性格だが、思いやりの心にあふれている。戦時中でも前を向き、明るく生きていこうとする。
北條周作:松坂桃李
すずの夫。呉鎮守府の海軍勤務。物静かだが、秘めた情熱と優しい心を持ち合わせている。
水原哲:村上虹郎
すずの幼なじみ。亡くなった兄の遺志を継いで海軍兵学校に入隊する。すずとはお互いに淡い恋心を抱く。
白木リン:二階堂ふみ
呉にある朝日遊郭の遊女。買い物帰りに道に迷ったすずと偶然知り合い、友人となる。
黒村径子:尾野真千子
周作の姉。とある事情で娘の晴美を連れて嫁ぎ先から北條家に出戻ってくる。大雑把なすずにやかましく口を出すが、面倒見のいい性格。
北條サン:伊藤蘭
周作と径子の母。足を悪くして夫の円太郎に助けてもらっている。新たな家族となったすずを温かく迎え入れる。
森田イト:宮本信子
すずの祖母。幼い頃から孫のすずを温かく見守り、不器用なすずの優しさを誰よりも理解している。
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■ドラマ内容紹介…松本穂香&松坂桃李で名作を連続ドラマ化! 時代に負けず前を向いて生きる夫婦を熱演!
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累計120万部を超えるこうの史代の同名漫画を初めて連続ドラマ化。のんびりしているが他人を思いやる心にあふれ、国中に暗雲立ち込める時代でも前を向き、明るく生きようとするヒロイン・すず役は、オーディションにより約3000人の中から松本穂香が抜てきされ、松坂桃李と夫婦役を演じる。そのほか、村上虹郎、二階堂ふみ、尾野真千子、伊藤蘭、宮本信子らが共演。 戦時下でもささやかな幸せを見つけて、“普通の暮らし”を営もうとひたむきに生きる姿を丹念に描く。脚本は、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」などで知られる岡田惠和が担当。久石譲が民放の連ドラで24年ぶりに音楽を担当することも話題となっている。
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■原作内容紹介
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すずは広島の江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19年、18歳で呉に嫁いだすずは、戦争が世の中の空気を変えていく中、ひとりの主婦として前を向いて生きていく。だが、戦争は進み、呉はたびたび空襲に見舞われる。そして昭和20年の夏がやってきた―。数々の漫画賞を受賞した原作コミック、待望の劇場アニメ化。戦時下の広島・呉を生きるすずの日常と軌跡を描く物語、ノベライズ版。
この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック/双葉社
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■内容紹介
クラウドファンディングで話題沸騰のアニメ『この世界の片隅に』は、どのように作られたのか?その裏側を徹底解説した公式ムック!片渕須直監督、のん(すずさん役)をはじめとしたスタッフ&キャストインタビュー。映画化への道のり/ビジュアルストーリー/設定・原画・背景画ほか。
イントロダクション
『この世界の片隅に』とこうの史代
映画化への道のり
人物紹介
ビジュアルストーリー
インタビュー 北條すず役 のん
インタビュー 北條周作役 細谷佳正
『この世界の片隅に』の片隅を読む
映画に出てきた衣装たち
映画に出てきた食べ物たち〔ほか〕
📚原作の感想
熱烈なファンを抱えるこうの史代原作、
第二次大戦時の広島の軍都、呉を舞台に一人の女性、すずの生活を描く
広島の江波で生まれ昭和19年、18歳で呉に嫁いだ絵が得意な少女・すず。戦時下の広島・呉を生きるすずの日常と軌跡を描く数々の漫画賞を受賞した原作コミック、待望の劇場アニメ化のノベライズ版。
戦時下の広島の軍港都市・呉を舞台に、この街に嫁いできたのんびり屋のヒロインの生活と彼女を待ち受ける過酷な運命を淡々と優しく描く。戦局の悪化とともに悲壮感は増す。おそらく、戦前から戦後にかけての日常を忠実に再現し、追体験させてくれる貴重な作品である。こうの史代さんの作品には根底に毎日を懸命に生きる人々への愛情を感じる。 娘を連れて義姉が出戻ってきたり、周作の気になる過去があったり、いくつもの辛い出来事に見舞われたりで、すずもいろいろ大変だったろうなあと思いつつ、終戦を迎えて前を向いて生きようとするすずたちを応援したくなる。
戦前〜戦中にかけての普通の暮らし。そして「普通」が「異常」となり、「異常」が「日常」と変わっていく恐怖。タイトル通り「この世界の片隅」での暮らしが、今、この瞬間も繰り返されているのだろう。訴求するでもなく、追求するでもなく、弾劾するでもなく、断罪するでもなく。ただただ愛すべき、守るべき日常を描ききっている。多分、映画も見るだろう。そして、ポロリ泣くでだろう。
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ドラマを見る前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。
合わせて原作本・コミックを楽しんでください!
【7月15日(日)放送】
■ドラマタイトル:「ゼロ 一獲千金ゲーム」
■放送日:7月15日スタート
日本テレビ系 毎週日曜 22:30~23:25
■原作/原案…福本伸行「賭博覇王伝 零」(講談社週刊少年マガジン)
■スタッフ
脚本:小原信治
演出:丸谷俊平
プロデューサー:福士睦、櫨山裕子、秋元孝之
主題歌:生きろ/NEWS
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外部サイト:ゼロ 一獲千金ゲーム
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■キャラクター紹介(キャスト)
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宇海零:加藤シゲアキ
街の進学塾に勤める非正規教員だが、裏では社会で苦しむ弱者を救う義賊の顔を持つ。ひょんなことから1000億円を懸けたサバイバルゲームに参加する。
後藤峰子:小池栄子
「在全グループ」の幹部秘書。「ドリームキングダム」で行われるゲームを支配進行する。
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■ドラマ内容紹介…加藤シゲアキが福本伸行原作の連続ドラマで主演! 真の友情を紡ぐストーリー!
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「カイジ」や「アカギ」で知られる福本伸行の人気漫画「賭博覇王伝 零」を原作に、NEWSの加藤シゲアキ主演で連続ドラマ化。進学塾で教える非正規教員ながら、社会で苦しむ弱者を救う“義賊”という裏の顔を持ち、1000億円を懸けたサバイバルゲームに参加
する宇海零を加藤が演じる。加藤がゴールデン・プライム帯の連ドラで主演するのは本作が初めてとなる。さらに、今年結成15周年を迎えたNEWSのメンバーも重要な役どころで友情出演する点も見どころ。人生の一発逆転を目指して、「命懸けのゲーム」に身を投じる若者たちが助け合い、笑い合い、真の友情を紡ぎ上げていく。
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■原作内容紹介
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「王が必要なんじゃ。強力な王が……!!」。「王への試験」という命がけのギャンブルに挑んでいく秀才少年・宇海零(うかい・ぜろ)の活躍を描いたギャンブルコミック。振り込め詐欺の被害者を救済する“義賊騒動”を巻き起こした零とその仲間は、日本一の資産家・在全無量(ざいぜん・むりょう)に、「王への試験」の参加を認められる。しかし零を待ち受けていたのは、死と隣り合わせの究極のギャンブルばかりだった!!
📚原作の感想
謎解きに似た、結末にどんでん返しのある頭脳の格闘技少年マンガ!!
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■ドラマタイトル:「この世界の片隅に」
■放送日:7月15日スタート
TBS系 毎週日曜 21:00~21:54
■原作/原案…原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社)
■スタッフ
脚本:岡田惠和
演出:土井裕泰
プロデューサー:佐野亜裕美
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外部サイト:この世界の片隅に
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■キャラクター紹介(キャスト)
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北條すず:松本穂香
周作の妻。広島・江波で海苔すきを営む家に生まれ育ち、呉の北條家に嫁ぐ。のんびりした性格だが、思いやりの心にあふれている。戦時中でも前を向き、明るく生きていこうとする。
北條周作:松坂桃李
すずの夫。呉鎮守府の海軍勤務。物静かだが、秘めた情熱と優しい心を持ち合わせている。
水原哲:村上虹郎
すずの幼なじみ。亡くなった兄の遺志を継いで海軍兵学校に入隊する。すずとはお互いに淡い恋心を抱く。
白木リン:二階堂ふみ
呉にある朝日遊郭の遊女。買い物帰りに道に迷ったすずと偶然知り合い、友人となる。
黒村径子:尾野真千子
周作の姉。とある事情で娘の晴美を連れて嫁ぎ先から北條家に出戻ってくる。大雑把なすずにやかましく口を出すが、面倒見のいい性格。
北條サン:伊藤蘭
周作と径子の母。足を悪くして夫の円太郎に助けてもらっている。新たな家族となったすずを温かく迎え入れる。
森田イト:宮本信子
すずの祖母。幼い頃から孫のすずを温かく見守り、不器用なすずの優しさを誰よりも理解している。
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■ドラマ内容紹介…松本穂香&松坂桃李で名作を連続ドラマ化! 時代に負けず前を向いて生きる夫婦を熱演!
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累計120万部を超えるこうの史代の同名漫画を初めて連続ドラマ化。のんびりしているが他人を思いやる心にあふれ、国中に暗雲立ち込める時代でも前を向き、明るく生きようとするヒロイン・すず役は、オーディションにより約3000人の中から松本穂香が抜てきされ、松坂桃李と夫婦役を演じる。そのほか、村上虹郎、二階堂ふみ、尾野真千子、伊藤蘭、宮本信子らが共演。 戦時下でもささやかな幸せを見つけて、“普通の暮らし”を営もうとひたむきに生きる姿を丹念に描く。脚本は、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」などで知られる岡田惠和が担当。久石譲が民放の連ドラで24年ぶりに音楽を担当することも話題となっている。
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■原作内容紹介
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すずは広島の江波で生まれた絵が得意な少女。昭和19年、18歳で呉に嫁いだすずは、戦争が世の中の空気を変えていく中、ひとりの主婦として前を向いて生きていく。だが、戦争は進み、呉はたびたび空襲に見舞われる。そして昭和20年の夏がやってきた―。数々の漫画賞を受賞した原作コミック、待望の劇場アニメ化。戦時下の広島・呉を生きるすずの日常と軌跡を描く物語、ノベライズ版。
この世界の片隅に 劇場アニメ公式ガイドブック/双葉社
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■内容紹介
クラウドファンディングで話題沸騰のアニメ『この世界の片隅に』は、どのように作られたのか?その裏側を徹底解説した公式ムック!片渕須直監督、のん(すずさん役)をはじめとしたスタッフ&キャストインタビュー。映画化への道のり/ビジュアルストーリー/設定・原画・背景画ほか。
イントロダクション
『この世界の片隅に』とこうの史代
映画化への道のり
人物紹介
ビジュアルストーリー
インタビュー 北條すず役 のん
インタビュー 北條周作役 細谷佳正
『この世界の片隅に』の片隅を読む
映画に出てきた衣装たち
映画に出てきた食べ物たち〔ほか〕
📚原作の感想
熱烈なファンを抱えるこうの史代原作、
第二次大戦時の広島の軍都、呉を舞台に一人の女性、すずの生活を描く
![Arikaアイコン(小)1](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fblog-imgs-46.fc2.com%2Fz%2Fa%2Ft%2Fzatugakaarika%2F20120622161104c54.png)
戦時下の広島の軍港都市・呉を舞台に、この街に嫁いできたのんびり屋のヒロインの生活と彼女を待ち受ける過酷な運命を淡々と優しく描く。戦局の悪化とともに悲壮感は増す。おそらく、戦前から戦後にかけての日常を忠実に再現し、追体験させてくれる貴重な作品である。こうの史代さんの作品には根底に毎日を懸命に生きる人々への愛情を感じる。 娘を連れて義姉が出戻ってきたり、周作の気になる過去があったり、いくつもの辛い出来事に見舞われたりで、すずもいろいろ大変だったろうなあと思いつつ、終戦を迎えて前を向いて生きようとするすずたちを応援したくなる。
戦前〜戦中にかけての普通の暮らし。そして「普通」が「異常」となり、「異常」が「日常」と変わっていく恐怖。タイトル通り「この世界の片隅」での暮らしが、今、この瞬間も繰り返されているのだろう。訴求するでもなく、追求するでもなく、弾劾するでもなく、断罪するでもなく。ただただ愛すべき、守るべき日常を描ききっている。多分、映画も見るだろう。そして、ポロリ泣くでだろう。