2018年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(3月24日全国公開)

映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!


ジャンル:人生ドラマ
 おみおくり   【3月24日公開】

今日のご遺体 女納棺師という仕事 (祥伝社黄金文庫)

■内容紹介
亡くなられた方に死化粧を施し、その方らしい姿に戻す女性納棺師。作業を通じ、家族が見送るきっかけの場を提供する。白装束の着せ方、湯潅の方法、特殊メイク…誰もが最後にお世話になる仕事の、誰も知らない実態。

1章 納棺師という仕事(末期の水は「トムヤムクン」;ふくみ綿を笑う者はふくみ綿に泣く…遺体処置の第一歩;日本一の高級風呂?“現代”湯潅のあれこれ ほか)
2章 女納棺師、ただ今お仕事中!(虫嫌いの私がいかにしてウジを克服したか―独居死の場合;親分の苦悩?ヤ○ザ屋さんの葬儀にて;予想もつかない「突然死」 ほか)
3章 女納棺師の日常生活(スーパー銭湯で涙が出てきた理由;殉職する肉と野菜―納棺業務の練習方法;死が二人を分かつまで―「後追い死」という問題 ほか)


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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1女性納棺師のブログの文庫化らしい  
最後のお別れと旅立を手伝う納棺師の仕事の裏側が語られ、なるほどなぁといろいろな関わりに対する思いや教訓を読んだ。身近な人が亡くなったときに納棺師の方が死装束を整えたり細々と回りのことを整えていく様を見て、こういう方がいないとなんにもわからないなぁとぼんやり思ったことを思い出した。おくりびとの日常とは如何に、という感じで今まで知らなかった世界が開けた感がある。人は生まれたら後は死ぬだけ、とは言いつつ、生まれる時は祝福されて皆が寄ってくるけど死ぬときは忌み事として扱われるので最後に送り出される時はどうなっている物かと…。わかりやすく書いてあるので知識も実情もすんなり入る。女性が書いているっていうのも素敵。色々勉強になる。




■映画ストーリー
ベテラン納棺師の満島弥生は、愛する人との別れで受けた心の傷を癒そうとするかのように、毎日誰かの「死」と直面する現場で仕事に打ち込んでいた。一方、子どもの頃に両親を亡くしてから事故の悪夢に悩まされ続けている亜衣は、女性納棺師である弥生の存在を知り、自分自身と向き合うべく弟子入りを決意する。

★映画チェック★
高島礼子が女性納棺師役で主演を務め、人の死に触れる仕事を通して生きる希望を見出していく女性を描いたヒューマンドラマ。永井結子のエッセイ「今日のご遺体 女納棺師という仕事」を原案に、「ピカレスク 人間失格」の伊藤秀裕が監督・脚本を手がけ、7つのお別れのエピソードを繊細に紡いでいく。亜衣役に「三本木農業高校、馬術部」の文音。

■スタッフ
監督:伊藤秀裕
原案:永井結子
脚本:伊藤秀裕
納棺師監修:永井結子
プロデューサー:芳賀正光、船田幸男、佐藤敏宏
キャスティングプロデューサー:河野優
アソシエイトプロデューサー:間瀬頼彦
ロケーションコーディネーター:中村正一郎
主題歌:2VOICE
製作年:2018年
製作国:日本
配給:エクセレントフィルムズ
上映時間:117分
映倫区分:G

■キャスト(役柄:俳優)
満島弥生:高島礼子
河村亜衣:文音
河村孝広:渡部秀
大下葵:風谷南友
芳賀優里亜
井上奈々
藤田富
奥村家・トヨ:宮下順子
庄司家・朋美:重盛さと美
植村勇治:加藤雅也