≪2018年2月号:映画≫


 2月に映画ドラマアニメ化された作品の中からピックアップ!

2月に公開された、

映画ドラマアニメ化されたメディアミックス作品の中からピックアップしました。

話題作と合わせて原作本・コミックを今一度お楽しんでください!

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ジャンル:サイコパス/マウンドコントロール
 不能犯   【2月1日公開】

映画ノベライズ 不能犯 (オレンジ文庫)

■内容紹介
犯罪を意図した行為でもその実現が不可能であれば、罪に問われない。これを『不能犯』という―。闇金業者の変死事件を担当する刑事・多田友子は、数々の変死現場に現れる謎の男・宇相吹正の捜査を開始する。だが、明らかに事件に関与しているのに、誰も彼の犯行を実証出来ない。捜査が行き詰まる中、宇相吹は、依頼人の歪んだ思いに応え、次々と人を殺めていく…。

不能犯【期間限定無料】 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

■内容紹介
数々の変死事件現場にあらわれる謎の男・宇相吹正。しかし、誰も彼の犯行を証明することができない。人は彼を、犯罪を実証することができない容疑者「不能犯」と呼ぶ…。 憎悪、嫉妬、欲望そして愛…… 宇相吹は依頼人の歪んだ思いに応え、次々と人を殺めていく…。 戦慄のサイコサスペンス開演!!

小説 不能犯 女子高生と電話ボックスの殺し屋 (集英社オレンジ文庫)

■内容紹介
都内でも有数の進学校に通う女子高生・早苗は、同じ予備校に通う年上の女生徒から陰湿な脅しを受けていた。
追い詰められた彼女は『電話ボックスの殺し屋』に仕事を依頼する。
『電話ボックスの殺し屋』とは、ボサボサの髪に黒いスーツを着た赤い目の男――すなわち、数々の変死現場に現れる宇相吹正のことだった。
早苗とは中学時代の友人である彩香や藍子、楓もそれぞれに事情を抱え、彼に殺しの依頼をしていた。
それにより、彼女たちが隠していた過去が暴かれていく…。

実写映画&ドラマ化で話題沸騰中の人気マンガ「不能犯」、スピンオフ小説が登場!

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1犯罪を意図した行為でもその実現が不可能であれば、罪に問われない。
これを『不能犯』という―――。  

思い込みで人が死ぬ⁉ 刑事さん死ぬのはおっと、でしたね。追いかける人だと思ったのにな!人を呪わば穴二つ、ですね。思い込みによる殺害。できるもんなんかなぁ。思い込みだけで人を殺せるって怖い。一話完結。青年誌だからか無駄に性描写がある。なかなかに胸くそ悪いマンガです。推理小説の世界では、某長編の登場で"イヤミス"というジャンルが生まれました。いわゆる「読むと嫌な気分になるミステリ」のことで、作者が意図的に後味の悪さを"売り"にするために書いている作品です。本書『不能犯』も、読者が高い確率で不快な気分になるマンガです。味付けに失敗したのではなく、わざと不味くなるように調理しているわけです。そのため、二度と読みたくないと感じたら、作者の勝利ということになるでしょう。主人公の宇相吹正に関する情報がほとんど示されないのは、彼が人間である必然性がないからだと思います。マンガを読んで吐き気を催したい、という方がいたら、強くお勧めできる傑作です。映画のライトにベルはサラッと原作マンガの上辺だけ書いてあり、つまり映画を見てくださいという感じです。ただし話の要素自体は面白かったので、結果"イヤミス"したければ原作を読むしかないのかな、という結論に。





■映画ストーリー
大都会を舞台に立て続けに変死事件が起こり、その現場には決まっていつも黒のスーツを着た男の姿があった。その男は宇相吹正(松坂桃李)で、“電話ボックスの男”とSNSで話題になっており、とある電話ボックスに殺人の依頼を貼るだけで必ず遂行されるとささやかれていた。実際に標的は100パーセントの確率で、事故や自殺や病気によって命を落としており……。

★映画チェック★
『戦慄怪奇ファイル』シリーズなどの白石晃士が監督を務め、グランドジャンプ連載のコミックを映画化したサスペンス。何度も変死事件現場で目撃されながらも、誰もその犯行を立証できない主人公が暗躍する姿を活写する。『ツナグ』などの松坂桃李がダークヒーローに挑戦。人の心をいともたやすくコントロールできる謎の男の、善悪を超越した振る舞いに翻弄(ほんろう)される。

■スタッフ
原作: 宮月新
原作・画: 神崎裕也
監督・脚本: 白石晃士
脚本: 山岡潤平
主題歌: GLIM SPANKY
製作: 岡田美穂 / 村田義邦 / 勝股英夫 / 水野英明 / 木下暢起 / 三宅容介 / 森川真行
エグゼクティブプロデューサー: 吉條英希
企画・プロデュース: 中畠義之 / 森川真行
プロデューサー: 大畑利久 / 石塚清和
共同プロデューサー: 宮城希 / 清家優輝
ラインプロデューサー: 小泉朋
撮影: 高木風太
照明: 豊見山明長
録音: 石貝洋
美術: 中川理仁
装飾: 藤田徹
VFXスーパーバイザー: 鹿角剛
スタイリスト: 中井綾子
スタイリスト(沢尻エリカ担当): 長瀬哲朗
ヘアメイク: 村井アケミ
編集: 和田剛
スクリプター: 阿保知香子
助監督: 吉村達夫
制作担当: 鍋島章浩
製作年:2017年
製作国:日本
日本公開:2018年2月1日
上映時間:1時間46分
製作:関西テレビ放送 / 博報堂DYミュージック&ピクチャーズ / エイベックス・ピクチャーズ / BigFace / 集英社 / ポニーキャニオン / ファインエンターテイメント 制作プロダクション:ファインエンターテイメント
配給:ショウゲート

■キャスト(役柄:俳優)
宇相吹: 松坂桃李
多田友子: 沢尻エリカ
百々瀬麻雄: 新田真剣佑
川端タケル: 間宮祥太朗
赤井芳樹: テット・ワダ
若松亮平: 菅谷哲也
前川夏海: 岡崎紗絵
木村優: 真野恵里菜
羽根田健: 忍成修吾
木島功: 水上剣星
羽根田桃香: 水上京香
櫻井俊雄: 今野浩喜
西冴子: 堀田茜
夢原理沙: 芦名星
夜目美冬: 矢田亜希子
河津村宏: 安田顕
鳥森広志: 小林稔侍




ジャンル:ホラー
 羊の木  【2月3日公開】

羊の木(1) (イブニングコミックス)

羊の木(2) (イブニングコミックス)

羊の木(3) (イブニングコミックス)

羊の木(4) (イブニングコミックス)

羊の木(5) (イブニングコミックス)

■内容紹介…受賞情報:文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(第18回)

本年度漫画界,最高の話題作、ついに単行本化!
原作/山上たつひこ氏、作画/いがらしみきお氏、ギャグ漫画の巨匠2人が奏でる「不安」「願望」そして「笑い」の先にある物語!

とある日本の地方都市。かつては海上交易で栄えた港町。名を魚深市という。その町が、犯罪を犯し刑期を終えた元受刑者を地方都市へ移住させる政府の極秘プロジェクトの試行都市となる。一般市民には何も知らせずに元受刑者の過去を隠し転入させるこのプロジェクトの全容を知るのは市長とその友人月末、大塚の3人のみ。移住するは、凶悪犯罪を犯した11人の元受刑者。はたして、このプロジェクトの行方は!?

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1さびれた港町に越してきた6人の男女──彼らは全員”元殺人犯”  
殺人を犯した元受刑者たちを引き受けてしまう市長と町内会の顔役たち。11人の元凶悪犯を受け入れた架空の自治体の奮闘を描くって、ヒューマンドラマじゃありません。「元受刑者だからといって差別していいのか」という建前と「何をしでかすかわからないという本音」 ・・が描かれてゆく作品。サスペンスというかホラーというか、土着的に気持ち悪ーいお話です。個性的な受刑者たちのドタバタコメディ感といつヤバいことをし出すかわからないサスペンス感のバランスがいい。危ういバランスを保っていた犯罪者たちは、ラブクラフトの作品に出てきそうな「のろろ祭り」にて本性を現す? …という1巻。前科者でなくても挙動がおかしい人は結構いるし、話が通じるようで通じない人も結構いる。価値観なんてみんなバラバラで、キレない人は実は少ない…つまり現実を浮き彫りにしているようで、ホント怖い。一癖も二癖もある受刑者たちがそれぞれきちんと描かれている。原作、山上たつひこ。作画、いがらしみきおでおもしろくないはずがない。全5巻。




■映画ストーリー
刑期を終えた元受刑者を自治体が受け入れる新仮釈放制度により、閑散とした港町・魚深市に男女6人が移住してくる。市役所職員の月末一(錦戸亮)は彼らの受け入れ担当を命じられるが、移住者たちの過去を住民たちに知られてはならないという決まりがあった。やがて、全員に殺人歴がある犯罪者を受け入れた町と人々の日常に、少しずつ狂いが生じていき……。

★映画チェック★
山上たつひこといがらしみきおによる、第18回文化庁メディア芸術祭優秀賞(マンガ部門)に輝いた問題作を、アレンジを加え実写映画化。殺人歴のある元受刑者の移住を受け入れた町を舞台に、移住者の素性を知らされていない町の人々の日常がゆがんでいくさまを描く。『桐島、部活やめるってよ』などの吉田大八監督がメガホンを取る。お人よしな市役所職員を錦戸亮、彼の同級生を木村文乃が演じるほか、元受刑者役で北村一輝、優香、松田龍平らが出演する。

■スタッフ
監督: 吉田大八
脚本: 香川まさひと
原作: 山上たつひこ / いがらしみきお
音楽: 山口龍夫
エグゼクティブプロデューサー: 豊島雅郎 / 福田一平
プロデューサー: 井手陽子
アソシエイトプロデューサー: 青村麻実 / 橋本竜太
撮影: 芦澤明子
照明: 永田英則 / 志村昭裕
美術: 安宅紀史
録音: 石寺健一
助監督: 甲斐聖太郎
編集: 佐藤崇
整音: 矢野正人
装飾: 山本直輝
衣装: 小里幸子
ヘアメイク: 酒井夢月
スクリプター: 工藤みずほ
制作担当: 坪井力
キャスティングプロデューサー: 坪井あすみ
ラインプロデューサー: 榊田茂樹
VFXプロデューサー: 小坂一順
VFXスーパーバイザー: 白石哲也
音楽プロデューサー: 緑川徹 / 濱野睦美
宣伝プロデューサー: 中澤淳二
製作年:2018年
製作国:日本
日本公開:2018年2月3日
上映時間:2時間6分
製作:『羊の木』製作委員会
配給・制作:アスミック・エース
制作協力:ギークサイト

■キャスト(役柄:俳優)
月末一: 錦戸亮
石田文: 木村文乃
杉山勝志: 北村一輝
太田理江子: 優香
栗本清美: 市川実日子
福元宏喜: 水澤紳吾
大野克美: 田中泯
宮腰一郎: 松田龍平
雨森辰夫: 中村有志
内藤朝子: 安藤玉恵
田代翔太: 細田善彦
月末亮介: 北見敏之
須藤勇雄: 松尾諭
志村妙子: 山口美也子
神崎良作: 鈴木晋介
目黒厚: 深水三章




ジャンル:歴史
 空海 KU-KAI 美しき王妃の謎   【2月24日公開】

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一 (角川文庫)

盟友・橘逸勢らと共に、遣唐使として長安に入った若き僧・空海。密教の真髄を「盗みにきた」と豪語する空海は、ありあまる才で多くの人を魅了していく。一方長安では、奇怪な事件が続いていた。役人・劉の屋敷に猫の化け物が取り憑き、皇帝の死を予言したという。噂を聞いた空海と逸勢は、劉家を訪れ妖猫と対峙することに。その時から2人は、唐王朝を揺るがす大事件にかかわることになる―!中国伝奇小説の傑作ここに開幕。

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ二 (角川文庫)

妖猫に取り憑かれた劉家の妻が唄った歌。それが、およそ60年前、詩仙李白が玄宗皇帝の寵妃・楊貴妃の美しさを讃えた詩だと知った空海と逸勢は、偶然知り合った後の大詩人・白楽天と共に馬嵬駅へ行き、楊貴妃の墓を暴くことに。だが驚くべきことに、そこには妖しい呪がかけられていたうえ、石棺の中に楊貴妃の姿はなかった―。そんな空海に、謎の方士・丹翁は「このことは忘れよ」と警告するが…?中国伝奇小説の傑作、第2弾。

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三 (角川文庫)

安倍仲麻呂が遺した手紙により、空海たちが知った事実。それは、かつて玄宗皇帝が楊貴妃を処刑せざるを得ない状況に陥った際、道士・黄鶴の提案に従って尸解の法を用い、楊貴妃を仮死状態にして難を逃れようとしたが、あえなく失敗したというものだった。一方、青龍寺の恵果のもとに、妖しい影―黄鶴の弟子であった白龍が現れる。白龍は順宗皇帝を呪殺し、唐王朝を完全に滅ぼすと予告する。中国伝奇小説の傑作、第3弾。

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ四 (角川文庫)

宦官・高力士が、死の直前に安倍仲麻呂へ遺した手紙には、楊貴妃の出自にまつわる、さらなる驚愕の事実が記されていた。黄鶴、白龍、丹翁…さまざまな人の想いと呪いが交錯した果てに、いま、順宗皇帝は呪法によって瀕死の状態に陥っていた。呪法の正体を暴くよう依頼された空海は、逸勢や白楽天、大勢の楽士や料理人を率い、玄宗皇帝と楊貴妃ゆかりの地―驪山の華清宮へと向かった。中国伝奇小説の傑作、ついに完結。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1空海の長い人生におけるたった一瞬の摩訶不思議な出来事。
空海の宇宙、ここに開幕! 

本作は執筆に18年かけたという著者畢生の大作シリーズ。空海と逸勢は陰陽師コンビに負けず劣らずよいコンビ。不思議な力を持つ主人公、呪詛のある世界、主人公のことがわからないながらも良き理解者の相棒という共通項のために、途中何度か安倍晴明をイメージして読み進めてた!空海は実在するだけに、この話、架空なのか史実なのか自分の中で曖昧になってきたぞ。登場人物の名前にもようやく慣れて読んでいくうちに、1巻終了。これ、1巻ごとに完結するパターンじゃないんだ!まだまだ解決してないことばかり。登場してない人物も多数。密教と長安の異国ムードがよいスパイスになっていた。空海の吸収力と人間性が面白い。500ページ級だけど、改行が多いのでさくさく読める。宇宙、曼陀羅、妙適の捉え方が印象的。若き空海の青春ストーリーとしての展開もありそう?空海は、有名だけど、実際よく知らないので、この機会に空海のことを少しでも分かればと思っています。予想外にそれぞれが納得してのハッピーエンドでした。 鬼と宴した後は、留学の主目的も、何やかやも、あっさり進めて綺麗に終わりましたね。なんか日本に帰ってからの日本編くらいありそうな終わり方。 この空海で帰国後の最澄とのエピソードも読んでみたいなぁ。にしても、全部読み終えて、空海の掴みどころのなさったら!著者は大傑作と自賛しているが、確かに大傑作。あの空海をこうして描き出したのだから、弘法大師の筆も冴える文章でありました。ただ18年も連載していたため、同じ話が繰り返されるのは致し方ないのかもしれませんが、一気に読んでみるとかなりの苦痛。なかなか読み解く事が出来ない部分もありつつ、タイトル通り、密教を盗みに来た空海が、唐を舞台に活躍する長編歴史伝奇バトルものとして楽しく読めました。






■映画ストーリー
7世紀、唐の時代の中国。若き日の空海(染谷将太)は、遣唐使として日本から唐へ向かう。密教の全てを会得しようという決意に燃える中、ひょんなことから詩人の白楽天(ホアン・シュアン)と出会う。交流を重ねていく一方、権力者が連続して命を落とす不可解な事件が唐の都で起きていた。その真相に迫ろうとする空海と白楽天だが、二人の前に歴史が生み出した巨大な謎が立ちはだかる。

★映画チェック★
空海を主人公にした夢枕獏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を実写化した歴史ドラマ。7世紀の中国を舞台に、遣唐使として同国を訪れた若き日の空海が不可解な権力者連続死亡事件の真相を追う。メガホンを取るのは、『さらば、わが愛/覇王別姫(はおうべっき)』などの名匠チェン・カイコー。『ヒミズ』などの染谷将太が空海を、『黄金時代』などのホアン・シュアンが彼と一緒に事件に挑む詩人・白楽天を演じる。日中の俳優陣の顔合わせに加え、湖北省襄陽市に建てられた唐の都のセットにも注目。

■スタッフ
原作: 夢枕獏
監督: チェン・カイコー
脚本: ワン・フイリン
音楽: ミシャ・シーガル
主題歌: RADWIMPS
製作年:2018年
製作国:日本/中国
日本公開:2018年2月24日
上映時間:2時間12分
製作:新麗伝媒 / 英皇電影
配給:東宝
製作・配給:KADOKAWA

■キャスト(役柄:俳優)
空海: 染谷将太
白楽天: ホアン・シュアン
楊貴妃: チャン・ロンロン
大師: 火野正平
白玲: 松坂慶子
春琴: キティ・チャン
陳雲樵: チン・ハオ
白龍: リウ・ハオラン
玉蓮: チャン・ティエンアイ
丹龍: オウ・ハオ
玄宗皇帝: チャン・ルーイー
李白: シン・バイチン
黄鶴: リウ・ペイチー
阿倍仲麻呂: 阿部寛

(日本語吹き替え版)
白楽天: 高橋一生
楊貴妃: 吉田羊
白龍: 東出昌大
玄宗皇帝: イッセー尾形
丹龍: 寛一郎
李白: 六角精児
黄鶴: 不破万作
高力士: 金田明夫
妖猫: 六平直政
春琴: 沢城みゆき
玉蓮: 花澤香菜
牡丹: 早見沙織
瓜翁: 山寺宏一