2018年冬ドラマ(1月~3月)


2017年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 1月8日新春SPドラマ化される原作&コミック

2017年11月に地上波初放送された映画『シン・ゴジラ』主演の長谷川博己が、正月特番ドラマ『都庁爆破!』でまたもや日本の危機に直面。

NHKの正月時代劇は、『真田丸』の三谷幸喜脚本の『風雲児たち』。新春ドラマが多いのはテレ東! 

高畑充希主演の「忘却のサチコ」は注目ですね。

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2017年も安定人気を証明した『三匹のおっさん』続編も登場!

kagamimochi3.gif1月8日(月・祝)放送!
┣・新春ドラマSP「娘の結婚」

ドラマを見る前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!



【1月8日(月・祝)放送】
 娘の結婚/小路幸也(著)

娘の結婚 (祥伝社文庫)/祥伝社

¥価格不明
Amazon.co.jp

■ドラマタイトル:「娘の結婚」

■放送日:1/8(月・祝) テレビ東京系 20:00~

■原作/原案…原作:小路幸也『娘の結婚』(祥伝社文庫刊)

■スタッフ
脚本:水橋文美江
監督:松本佳奈
音楽:平沢敦士
チーフプロデューサー:中川順平(テレビ東京)
プロデューサー:阿部真士(テレビ東京)、近見哲平(テレパック)
制作協力:テレパック/ 製作著作:テレビ東京

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■キャラクター紹介(キャスト)
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🏠國枝家
國枝孝彦:中井貴一
┣実希の父。亡くなった妻の言葉が気になり、娘の幸せのため静かに葛藤、奮闘する。

國枝実希:波瑠
┣孝彦の娘。出版社勤務。母・佳実の死後、孝彦と二人で暮らしてきた。幼馴染の真と再会し結婚を意識するが、孝彦がなかなか会ってくれないことに悩んでいる。

國枝佳実:奥貫薫
┣孝彦の妻。実希の母。
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🏠古市家
古市真:満島真之介
┣実希の婚約者。小さい頃、國枝家が住んでいた『ロイヤルハイツ』に、いまだに両親と住んでいる。

古市敏之:光石研
┣孝彦のかつて住んでい たマンションの隣人。真(満島真之介)の父。

古市景子:キムラ緑子
┣孝彦のかつて住んでい たマンションの隣人。真の母。
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店員:アキラ100%
┣國枝孝彦が通うスーパーの店員

柴山善郎:段田安則
┣孝彦の友人。娘の結婚の心情を吐露される。

片岡綾乃:原田美枝子
┣孝彦の大学時代の恋人。

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■ドラマ内容紹介…中井貴一が娘・波瑠の結婚を心配する父になる  
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國枝孝彦(中井貴一)は娘の実希(波瑠)と2人暮らし。妻・佳実(奥貫薫)亡きあと男手ひとつで娘を育ててきた。そんな娘に変化が訪れる。「会ってほしい人がいるの」…紹介したい男性がいるという。しかしある理由で会う決心がつかない孝彦は、友人の柴山善郎(段田安則)に心情を吐露。相手はかつて住んでい たマンションの隣人、古市敏之(光石研)、景子(キムラ緑子)の息子で幼なじみの真(満島真之介)だった。だが一番の問題は景子がトラブルメーカーらしいこと。その事実を引っ越すまで知らなかった孝彦は、佳実と景子の間にも確執があったのではと不安になる。果たして娘にどう伝えるべきか?思い悩む中、孝彦は大学時代の恋人・片岡綾乃(原田美枝子)と偶然再会。話をするうちに綾乃と景子の意外な繋がりが発覚…。娘の門出のために、悩み、葛藤し、奔走する父がたどりついた真実とは…!?

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SPドラマ【娘の結婚】のみどころ
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脚本は、『母になる』の水橋文美江さん。同作で誘拐された息子と母が失われた関係を取り戻す、斬新な母子のドラマを描いた水橋さんは、父娘のキャストに…

”執筆しながら

父親の中井貴一さんと娘の波瑠さんを思うだけで、

あぁなんて幸福な組み合わせだろうと何度ため息をこぼしたことか。”


と脚本家が語る夢のキャスト!

中井貴一×波瑠!!その組み合わせだけで期待が膨らみます。しかしホームドラマは数字(視聴率)が取れないかもしれません。ただ、だからこそ挑戦したテレビ東京の企画。賛同して出演する中井貴一さん、段田安則さん、キムラ緑子さん、原田美枝子さんらベテラン俳優の演技にも注目です。

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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
「会ってほしい人がいるの」男手ひとつで育てた娘の実希が結婚相手を紹介したいという。相手は昔住んでいたマンションの隣人、古市家の真だった。彼との結婚を祝福したい父・孝彦だったが、真の母と亡き妻の間には何か確執があったようなのだ。悩む孝彦の前に、学生時代の恋人・綾乃が現れ、力を貸してくれるというが…。父が娘を想う気持ちが心を打つ傑作家族小説。

「会ってほしい人がいるの」
父と娘、結婚を控えてその生活にちょっぴりスパイスが加わる。

Arikaアイコン(小)117年間男親一人で育てた娘が結婚を決意した相手は、かつて隣に住んでいた幼馴染の男の子。だがどうやらその母親の性格に何やらよくない噂があるようで、父親の思いは千々に乱れて―――。

タイトルからして泣く覚悟はしていたが、読み始めて想像していた展開ではなかったので驚いた。父と娘の互いに対する想い、亡くなった妻・佳実との思い出、真の母親にまつわる少し不穏な「噂」などを、父のパートと娘のパートを通して描く。娘の婚約者の母親が人を死に追い詰めていたかも…という、流れに先が気になって気になって・・・・でも大丈夫。心の優しい人たちのお話を書かせると本当に上手い小路幸也氏。最後はいつもの小路作品と同じ、心和むハッピーエンドでした。しかし、娘の結婚というより、相手のお母さんの人格はどう理解したらいいのか…なんて考えつつ、世の娘を持つ父親とはこのような思いで娘を送り出すのかなぁって思った。まぁ現実は小説のように簡単でもなけりゃ優しくもないのは百も承知ですがね。むしろ思い描いていた展開と違って得した気分になった作品でした。あ!もちろん泣いちゃう場面もありました。父親と娘の結婚エピソードは、やっぱり涙腺を刺激し流れた涙は心地良い。國枝さんの友人の綾乃さんが、すごくいい言葉をくれました。皆がこれからも幸せでありますよう。

Arika報告書v1アイコン原作は、『東京バンドワゴン』の人気作家・小路幸也。
「父親である國枝孝彦の年齢は、書いた当時の自分と同じです。」
ドラマにあたり、「僕自身、三十年も前に経験し、きっと皆さんの心の中にも鮮明に残っている人生のひとつの場面。楽しんでいただけたら嬉しく思います。」と語るように、原作者も体験した父の世界観がどう描かれるのか、楽しみです。

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新春ドラマSP「娘の結婚」