2017年秋ドラマ(10月~12月)


2017年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■10月≪日曜日≫スタート!秋ドラマ化される原作&コミック

ドラマを見る前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!



【10月15日(日)放送】
 陸王/池井戸潤(著)

陸王/集英社

¥価格不明
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■ドラマタイトル:「陸王」

■放送日:10月15日スタート 

TBS系 毎週日曜 21:00~21:54 


■原作/原案…原作:池井戸潤「陸王」(集英社)

■スタッフ
脚本:八津弘幸
演出:福澤克雄/田中健太
プロデューサー:伊與田英徳/飯田和孝/川嶋龍太郎

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■キャラクター紹介(キャスト)
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宮沢紘一 (役所広司)
老舗足袋業者「こはぜ屋」の4代目社長。先細る需要と資金繰りに悩む中で、足袋製造技術を生かした“裸足感覚”のランニングシューズ開発を決意する。

宮沢大地(山崎賢人)
紘一の長男。就職活動に失敗し、大学卒業後も就職活動をしながら、「こはぜ屋」の家業を手伝う。やがて、ランニングシューズの要となるソール部分の製造を任されることになる。


茂木裕人(竹内涼真)
実業団「ダイワ食品」の社会人陸上競技部員。学生時代は箱根駅伝を走った有力選手だったが、フォームに問題があり、国際マラソンで膝を痛めてしまう。

飯山晴之(寺尾聰)
「飯山産業」の元社長。「こはぜ屋」が開発を目指すランニングシューズの要となる、繭を原料に作られた素材「シルクレイ」の特許を持つ。

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■ドラマ内容紹介
役所広司主演で池井戸潤の最新作をドラマ化! 老舗足袋業者の企業再生ストーリー!  
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池井戸潤の同名小説を原作に、老舗足袋業者が会社の存続を懸けて新規事業に挑む、企業再生ストーリー。足袋製造で培った技術を生かして“裸足感覚”を追求したランニングシューズ・陸王の開発に挑む「こはぜ屋」の4代目社長・宮沢紘一を役所広司が演じる。原作者の池井戸は「役者の皆さんの演技と、駅伝シーンなど、ドラマならではの演出を楽しみにしています」と期待しており、制作陣も細部までこだわり抜いた準備を進めるなど気合十分。山崎賢人、竹内涼真、寺尾聰らが共演するほか、演出は、池井戸の小説を原作にしたドラマ「半沢直樹」「下町ロケット」などを手掛けた福澤克雄が担当する。

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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
埼玉県行田市にある「こはぜ屋」は、百年の歴史を有する老舗足袋業者だ。といっても、その実態は従業員二十名の零細企業で、業績はジリ貧。社長の宮沢は、銀行から融資を引き出すのにも苦労する日々を送っていた。そんなある日、宮沢はふとしたことから新たな事業計画を思いつく。長年培ってきた足袋業者のノウハウを生かしたランニングシューズを開発してはどうか。社内にプロジェクトチームを立ち上げ、開発に着手する宮沢。しかし、その前には様々な障壁が立ちはだかる。資金難、素材探し、困難を極めるソール(靴底)開発、大手シューズメーカーの妨害――。チームワーク、ものづくりへの情熱、そして仲間との熱い結びつきで難局に立ち向かっていく零細企業・こはぜ屋。はたして、彼らに未来はあるのか?

勝利を、信じろ――。
足袋作り百年の老舗が、ランニングシューズに挑む。

Arikaアイコン(小)1零細老舗の足袋屋が足袋の需要低迷、先細りを見越し、新規事業としてランニングシューズへの参入に挑む。テーマは再生だろうか。零細企業の資金繰りの大変さや選手として生き延びる辛さを描き、そして敵対する相手を上手く絡ませて紡ぐ物語。銀行が悪者にされるのもこの著者のお決まり事。読了後も清々しい!良い物語だった。絶対に最後は上手くいくんだから・・・そう思いながらも物語の展開に一喜一憂しながら読む。初めは本も分厚いし、読むのが大変そう!と思っていたが、そんな事は無く、引き込まれた。次の展開が気になり、ハラハラしながら、あっという間に読み終えた。物事が好転する根底となるものが人と人の絆、信頼関係というのがいいなぁ。人間関係が少々希薄な若い世代に読んでもらいたい。1人で着物を着れる様になった頃、いつかオーダーの足袋が欲しいなぁと思っていたことを思い出した。人と人の繋がり。縁。小さな事の重なりだけど、温かい仲間のいるこはぜ屋さんを応援したくなる。陸王の今後も気になる。素敵な本を読むことが出来て良かった!!



 今からあなたを脅迫します/藤石波矢(著)

今からあなたを脅迫します (講談社タイガ)/藤石 波矢

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今からあなたを脅迫します 透明な殺人者 (講談社タイガ)/藤石 波矢

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今からあなたを脅迫します 白と黒の交差点 脅迫屋 (講談社タイガ)/藤石波矢

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■ドラマタイトル:「今からあなたを脅迫します」

■放送日:10月15日スタート 

日本テレビ系 毎週日曜 22:30~23:25


■原作/原案…原作:藤石波矢「今からあなたを脅迫します」(講談社タイガ)

■スタッフ
脚本:渡部亮平/関えり香
演出:中島悟/狩山俊輔
プロデューサー:松本京子/難波利昭

主題歌:Let it snow!/DEAN FUJIOKA

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■キャラクター紹介(キャスト)
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千川完二(ディーン・フジオカ)
依頼を受けて人を脅迫する「脅迫屋」。調査能力と行動力に優れ、裏世界では評判が良い。一見爽やかなイケメンだが、ファッションセンスは微妙。普段はぐうたらなお調子者で、くだらないギャグが大好きだが、誰も相手にしてくれない。

金坂澪 (武井咲)
教育学部に通う大学生。少しの悪も見逃せず、困っている人は赤の他人でも放っておけない、変人級のお人よし。美人だが、これまで彼氏はいたことがない。アルバイトをしながら質素な暮らしをしているが、実は数千万円単位のお金を動かせる正真正銘のお嬢さま。

京田カオル(鈴木伸之)
澪の住むアパートに引っ越してくる好青年。澪とは会話が弾み、好感を抱かれる。

目黒 (三宅弘城)
千川の相棒。どんな鍵でも数秒のピッキングで開けてしまうすご腕の「盗み屋」。変装しての潜入調査が得意。いつもは口数が少なく優しい男。調子に乗りやすい千川を冷静にツッコみ、たしなめる。料理が趣味だが、味は微妙。

栃乙女(島崎遥香)
今どきのメークとネイルアートがトレードマークのハッカー。かつての彼氏に「バカで何も取りえがない」と言われたことに腹を立て、猛勉強してハッカーとなった。甘いお菓子が大好物で誘惑に弱いのが玉にきず。しっかり者の澪に懐いている。

轟雄之助(近藤正臣)
澪の祖父。澪との関係は悪く、家族だとは思われていない。

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■ドラマ内容紹介ディーン・フジオカと武井咲がダブル主演! “善悪”コンビがあらゆる事件と対峙する!  
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藤石波矢の同名小説を原作に、民放連続ドラマ初主演となるディーン・フジオカと同局のドラマ出演は「戦力外捜査官」以来となる武井咲がダブル主演する“脅迫エンターテインメント”。人を脅すことで事件を解決する「脅迫屋」の千川完二にディーンが、究極のお人よしで善人の金坂澪に武井が扮し、ポップなクライムミステリーが描かれる。千川は、一見爽やかなイケメンだが、実はお調子者でぐうたらなダメ男。澪は少しの悪も見逃せない美人女子大学生と、相容れない究極の“善悪”コンビがさまざまな事件と対峙するさまが見どころ。また、脅迫屋の仲間として、三宅弘城と島崎遥香が共演する。

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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
「今から君を脅迫する」。きっかけは一本の動画。「脅迫屋」と名乗るふざけた覆面男は、元カレを人質に取った、命が惜しければ身代金を払えという。ちょっと待って、私、恋人なんていたことないんですけど…!?誘拐事件から繋がる振り込め詐欺騒動に巻き込まれた私は、気づけばテロ事件の渦中へと追い込まれ―。人違いからはじまる、陽気で愉快な脅迫だらけの日々の幕が開く。

「今から君を脅迫する」。
突然、私に届いた一本の動画からはじまる、脅迫屋との波乱だらけの日々。
新星が贈る陽気なクライム・ミステリ。

Arikaアイコン(小)1「脅迫屋」から間違えて脅迫されたことから始まる非日常。ある日、ポストに宛名も差出人も書かれていない白い封筒が届く。 中にはメモリーカードと番号の書かれたメモ。 どうやら人違いの脅迫を受けていると知った澪だったが―――。 "脅迫屋"なる得体の知れない相手を前に、自ら事件に首を突っ込んで行く正義感の強い澪。 澪のあまりに真っ直ぐなところは、読んでいて眩しい。面白い題名だなーと思ったら、脅迫屋と偶然遭遇した女子大生のなんやかんやの脅迫屋との関わりの連作集という…ミステリ…ミステリになるのかこれ…なんだ…?(苦笑) 正しくありたい主人公と、犯罪者のはずだけど明るみに出てないしなんだか憎めないしの脅迫屋とその仲間たち。脅迫屋という設定が珍しく、一見コミカルなタッチだが、最後は結構シリアスで重い内容になったという印象。千川完二ならちょっと脅迫されてみたいかも。毒を以て毒を制す的なこの設定もわからなくもないけれど… いまひとつ何かが足りない感じがして、少しだけ残念な気がしました。映像でみるとまた違った面白さがあるだろうか……。