2017年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(8月26日全国公開)

映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!



ジャンル:家族/絆
 幼な子われらに生まれ  【8月26日公開】

幼な子われらに生まれ (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥価格不明
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■内容紹介
三十七歳の私は、二度目の妻とその連れ子の二人の娘とありふれた家庭を築く努力をしていた。しかし、妻の妊娠を契機に長女は露悪的な態度をとるようになり、『ほんとうのパパ』に会いたいと言う。私も、長女を前妻との娘と比べてしまい、今の家族に息苦しさを覚え、妻に子供を堕ろせと言ってしまう―。「家族」とは何かを問う感動の長篇小説。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1「家族」とは何?「絆」とは何だろう?
血のつながった他人、血のつながらない家族の肖像  

ステップファミリーの話。主人公の私は再婚同士の妻とその二人の連れ子と幸せに暮らしていたが、妻の妊娠をきっかけに少しずつ家族の絆が、崩れてしまう。前妻との結婚生活の失敗から、仕事より家族を優先するようになった私。 でも、その家族がだんだん重荷になってしまい、ついには妻に子供の堕胎をせまってしまう。 そんな簡単に再婚決めちゃったの?と聞きたくなる、主人公。再婚するときにそれなりの覚悟を持たなかった問題でもあると思う。それか変に考えすぎてしまっているのか…。離婚して子供との別れ、子供を連れての再婚等々、今やそんなに珍しいことではないけれど、「あそこの家そうなんだよね」って気軽に言うほど、簡単なことではない覚悟、それぞれの家庭で本当に様々な葛藤を抱えているのだろう。 逃げたくなる主人公の気持ちも、新しい家族の形を受け入れられない薫の気持ちもよくわかる、わかってしまうだけに、なかなか光が見えずに、どうにもならない悲しさ、つらさがキツかった。だが、ここからが、重松氏の腕のみせどころで、最後は新しい家族が増え、家族の絆を取り戻してくれます。つぎはぎだらけで、ごつごつした岩の塊のような家族だけれども、いつの日か柔らかい塊になってくれたらと思う。まあ、そんな主人公の家族に対する心の変化(成長?)の話だと思うので、終わり方は良かったんじゃないかな。「家族」とは何?「絆」とは何だろう?このとても深くて重い言葉。愛情、信頼、思いやり・・・この中から人と人との強い絆が生まれ、家族としてのつながりが出来る。親子に大切なのは「血の絆」だけではないということも、改めて思い知らされた。そして、新しい命の誕生。家族の新たな旅立ちを、静かに祝福したい。平凡な毎日の中で、出くわす場面を、男の目線で、感じ取れる、リアルな小説だと思う。




■映画ストーリー
再婚した中年サラリーマンの信(浅野忠信)は、2人目の妻・奈苗(田中麗奈)とその子供たちと、平凡でも幸せな家庭を築こうと努力していた。だが、奈苗の妊娠をきっかけに実の父親に会いたいと言いだした長女が反抗的な態度を取り始め、父親としての信の存在を否定する。長女を実の父親の沢田(宮藤官九郎)に会わせる信だったが、現在の家族に息苦しさを感じ……。

★映画チェック★
『恋妻家宮本』など数々の映像化作品がある直木賞作家・重松清の小説を映画化。再婚した中年サラリーマンが、現在の妻とその連れ子、前妻と暮らす実の娘、そして新たに授かった命をめぐり、家族との関係を模索する。主人公に浅野忠信、その妻を田中麗奈が演じるほか、宮藤官九郎、寺島しのぶらが共演。監督を『少女』などの三島有紀子、脚本を『ヴァイブレータ』などの荒井晴彦が担当する。

■スタッフ
監督: 三島有紀子
原作: 重松清
脚本: 荒井晴彦
音楽: 田中拓人
撮影: 大塚亮
照明: 宗賢次郎
美術: 井上心平
録音: 浦田和治
編集: 加藤ひとみ
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2017年8月26日 (テアトル新宿、シネスイッチ銀座ほか)
上映時間:2時間7分
製作プロダクション:ステューディオスリー
協賛:大和ハウス工業
配給:ファントム・フィルム

■キャスト(役柄:俳優)
信: 浅野忠信
奈苗: 田中麗奈
薫: 南沙良
沙織: 鎌田らい樹
恵理子: 新井美羽
水澤紳吾
池田成志
沢田: 宮藤官九郎
友佳: 寺島しのぶ





ジャンル:アニメ作品|魔法少女
 劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ 雪下の誓い  【8月26日公開】

Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ (1) (角川コミックス・エース 200-1)/角川書店

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Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ! ! (1) (カドカワコミッ.../角川書店(角川グループパブリッシング)

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■内容紹介
魔法少女アニメが好きな普通の女の子イリヤは、突然(お風呂場に)現れた“魔法の杖”マジカルルビーに騙されて、本当の魔法少女になることに!!ルビーの元持ち主である遠坂凛の奴隷として、英霊の力を持つ“クラスカード”を集めることになったイリヤは、早速『ライダー』のカードに挑むが、でもそこに、もう一人の魔法少女が現れて―!?TYPE‐MOON原作の大人気「Fate/stay night」スピンオフコミックがノベライズ!!

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1Fateスピンオフ魔法少女バトル漫画  
新章は新世界で。クロもルビーもいないなか、ブルマな新キャラクター・田中さんがいい感じにイリヤを振り回してくれます。意外とあっさり敵本陣へ侵入できましたが、次巻では美遊のもとへたどりつけるのでしょうか?いきなりの平行世界の設定で驚きはしたが、読んですぐに流れは掴めた。が、他の世界に行って新しいキャラが出まくった時はもういいやと思ったけど、戦闘が本格的に始まるとやっぱり面白い。たくさんオリキャラが登場する一方で、麻婆神父の姿も。士郎に似ているという美遊の兄も登場し、新章も期待できそうです。この作者の画風や絵が好みなので、存分に描かれる女の子やバトル描写だけでも満足でき、ストーリーの方も子ギルを始めとしたFateキャラにワクワクしつつ、作品オリキャラも気になり、かなり良い出来なのではと。一気に読んでるので作者さんの画力のアップがすごく感じました。



■映画ストーリー
世界が滅びゆくのを止めることができるのは、“聖杯”たる朔月美遊の犠牲だけだった。世界の救済を主張するジュリアン・エインズワースに対し、イリヤスフィール・フォン・アインツベルンことイリヤは両方を救うと答える。そしてイリヤたち一行は、衛宮士郎と美遊が育った家で世話になる。どんな願いでもかなえる神稚児だった美遊を、士郎は衛宮切嗣と暮らしていた家に引き取ったという。しかしある日、美遊を求める一義樹里庵が現れ……。

★映画チェック★
人気ゲーム「Fate / stay night」の登場人物イリヤスフィール・フォン・アインツベルンをメインにしたテレビアニメシリーズの劇場版。テレビアニメ「Fate / kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!3rei!!」の後日譚(たん)で、魔法少女イリヤの親友・朔月美遊と敵であるジュリアン・エインズワースとの因縁が、美遊の兄を自称する衛宮士郎によって明らかにされる。キャラクターの声をシリーズと同様に門脇舞以、名塚佳織らが担当し、大沼心が本作でも監督を務める。

■スタッフ
原作: ひろやまひろし / TYPE-MOON
監督: 大沼心
脚本: 井上堅二 / 水瀬葉月
キャラクターデザイン: 平田和也
音楽: 加藤達也 / TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
主題歌アーティスト: ChouCho
製作年:2017年
製作国:日本
日本公開:2017年8月26日
上映時間:1時間30分
アニメーション制作:SILVER LINK.
配給:角川ANIMATION
製作:「劇場版プリズマ☆イリヤ」製作委員会
音楽制作:ランティス

■キャスト(役柄:声の出演)
朔月美遊: 名塚佳織
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン: 門脇舞以
一義樹里庵: 花江夏樹
衛宮士郎: 杉山紀彰
間桐桜: 下屋則子
衛宮切嗣: 小山力也




ジャンル:時代劇
 関ヶ原  【8月26日公開】

関ヶ原〈上〉 (新潮文庫)/新潮社

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■内容紹介
東西両軍の兵力じつに十数万、日本国内における古今最大の戦闘となったこの天下分け目の決戦の起因から終結までを克明に描きながら、己れとその一族の生き方を求めて苦闘した著名な戦国諸雄の人間像を浮彫りにする壮大な歴史絵巻。秀吉の死によって傾きはじめた豊臣政権を簒奪するために家康はいかなる謀略をめぐらし、豊家安泰を守ろうとする石田三成はいかに戦ったのか。

関ヶ原〈中〉 (新潮文庫)/新潮社

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■内容紹介
天下取りの見果てぬ夢を追い求めて関ヶ原盆地に群れ集った10数万の戦国将兵たち…。老獪、緻密な家康の策謀は、三成の率いる西軍の陣営をどのように崩壊させたか?両雄の権謀の渦の中で、戦国将兵たちはいかにして明日の天下に命運をつなぎ、また亡び去ったのか?戦闘俯瞰図とも言うべき雄大な描写の中に、決戦に臨む武将たちの人間像とその盛衰を描く、波瀾の完結編。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1両雄の権謀の渦の中で戦国将兵たちは
いかにして明日の天下に命運をつなぎ、また亡び去ったのか?

歴史小説は誰に肩入れして読むかで視点が違ってくるが、本作の場合は三成である。こんなにも正義感が強かったとは驚きでした。そして豊臣家への忠義にも厚い。なのになぜ……。正論を容赦なく振りかざすから世渡りが見事なまでに下手くそで、反三成が増えていく。これで人柄が丸かったなら……歴史も変わっていただろうと、惜しい。正しいのにこんなに嫌われるのも不憫なんだけど。家康と本多正信が一枚も二枚も上手なんだよね。智謀知略で着々と地盤を固めていく…。正義よりも利害、保身。そんな時代だ!! さすがに司馬遼太郎です、読ませます!フィクションである事を忘れてしまう語り口。利で調略し万全な形で臨んだはずの家康。義の為に戦ってくれると最後まで信じていた三成。戦場では何が起こるかわからない。家康、三成、他の武将たちの心の動きが臨場感を伴って描かれており納得の読了でした。最後の如水と初芽のやりとりが、上手く言葉に出来ないが、心に残った。意外に男女の機微も…( *´艸`)…。




■映画ストーリー
豊臣秀吉の死後、豊臣家への忠義を貫く石田三成(岡田准一)は、天下取りの野望に燃える徳川家康(役所広司)と対立を深めていく。そして1600年10月21日、長きにわたった戦国時代に終止符を打った歴史的合戦「関ヶ原の戦い」は、早々に決着がついた。有利と思われた三成率いる西軍は、なぜ家康率いる東軍に敗れたのか……?

★映画チェック★
小説家・司馬遼太郎の著書を、『日本のいちばん長い日』などの原田眞人監督が映画化。豊臣秀吉亡き後の天下をめぐり、徳川家康を総大将とする東軍と、石田三成率いる西軍が激突した「関ヶ原の戦い」を描く。これまで描かれてきた人物像ではない三成を岡田准一、策略を駆使し三成を追い詰めていく家康を役所広司、三成への恋心を胸に彼を支え続ける忍びを有村架純が演じる。日本の戦国時代における重要な合戦が、どのような切り口で映し出されるのか注目。

■スタッフ
原作: 司馬遼太郎
監督・脚本: 原田眞人
製作: 市川南 / 佐野真之
共同制作: 中村邦晴 / 吉崎圭一 / 弓矢政法 / 木下直哉 / 藤島ジュリーK. / 宮崎伸夫 / 広田勝己 / 東実森夫 / 大村英治 / 松田誠司 / 林誠 / 杉田成道 / 荒波修 / 吉川英作 / 井戸義郎 / 鯉沼久史
企画: 鍋島壽夫
エグゼクティブプロデューサー: 上田太地 / 豊島雅郎
プロデューサー: 山本章
プロダクション統括: 佐藤毅 / 中澤サカキ
音楽: 富貴晴美
撮影: 柴主高秀
照明: 宮西孝明
美術: 原田哲男
録音: 矢野正人
編集: 原田遊人
装飾: 籠尾和人
VFXスーパーバイザー: オダイッセイ
衣装: 宮本まさ江
ヘアメイク: 竹下フミ
Bカメラ撮影: 堂前徹之
音響効果: 柴崎憲治
スクリプター: 川野恵美
殺陣: 森聖二
アクションコーディネーター: 中村健人
キャスティング: 石垣光代
助監督: 谷口正行
馬術指導: 田中光法
馬担当: 芳川透
製作担当: 鎌田賢一
製作年:2017年
製作国:日本
日本公開:2017年8月26日
上映時間:2時間29分
製作:「関ヶ原」製作委員会
製作プロダクション:東宝映画 / ジャンゴフィルム
配給:東宝 / アスミック・エース

■キャスト(役柄:俳優)
石田三成: 岡田准一
初芽: 有村架純
徳川家康: 役所広司
島左近: 平岳大
小早川秀秋: 東出昌大
花野: 中越典子
井伊直政: 北村有起哉
蛇白: 伊藤歩
福島正則: 音尾琢真
黒田長政: 和田正人
豊臣秀吉: 滝藤賢一
北政所: キムラ緑子
前田利家: 西岡徳馬
大谷刑部: 大場泰正
島信勝: 山村憲之介
八十島助左衛門: 堀部圭亮
宇喜多秀家: 生島翔
増田長盛: 中村育二
安国寺恵瓊: 春海四方
島津維新入道: 麿赤児
島津豊久: 三浦誠己
上杉景勝: 辻本晃良
赤耳: 中嶋しゅう
本多正信: 久保酎吉
本多忠勝: 天乃大介
松平忠吉: 吉村界人
加藤清正: 松角洋平
細川忠興: 関口晴雄
直江兼続: 松山ケンイチ
尼僧妙善: 壇蜜





ジャンル:アニメ作品|魔法少年
 美男高校地球防衛部LOVE!LOVE!LOVE!   【8月26日公開】

美男高校地球防衛部LOVE!愛の公式ファンブック (ぽにきゃんBOOKS)/著者不明

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美男高校地球防衛部LOVE! LOVE! 公式ファンブック (ぽにきゃんBOOKS)/著者不明

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美男高校地球防衛部 LOVE!NOVEL! (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)/高橋 ナツコ

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■内容紹介
変わらずのんびりと過ごす防衛部の面々の前に現れたのは、ハーフの小生(美少年)。愛を乞う少年に、防衛部たちは戸惑ったりキュン死しかけたり。今回も熱い愛をお届けします。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1 アニメ化2期も好評だった美男高校地球防衛部LOVE!のライトノベル! 
防衛部メンバーの魅力が満載です。アニメの指南書としても活用できるスペシャルノベル!!表紙イラスト可愛いなぁ。ボリュームがあって読み応えある。キャラクタープロフィールやスタッフインタビュー、キャスト同士の座談会など盛りだくさんでした。特に、2期ではあのキャラの話を掘り下げたい、季節感を出した話を作りたいなど、スタッフのこぼれ話を知れるのは、ファンとして嬉しい限り。イラストもカッコいいも、可愛いのもあって読み応えあり。アニメ第3期・・・ないかな。でもちょっと期待しちゃうわw( *´艸`)♡




■映画ストーリー
北関東にある眉難市の眉難高校に通う箱根有基、由布院煙、鬼怒川熱史、鳴子硫黄、蔵王立は防衛部に所属していた。彼らは、バトルラヴァーズにラブメイキング(変身)して怪人と戦う羽目になる。実は、同校の生徒会こと征服部のメンバーである草津錦史郎、有馬燻、下呂阿古哉が次々と人間を怪人に変化させていたのだ。

★映画チェック★
男子高校生が愛の力で地球防衛に挑むテレビアニメ「美男高校地球防衛部LOVE!」シリーズの劇場版。防衛部の男子高校生たちの活躍を、コミカルに描く。シリーズを通じて監督を務めてきた高松信司をはじめ、脚本の横手美智子らテレビシリーズのスタッフが集結。声優陣も、山本和臣、梅原裕一郎、西山宏太朗、白井悠介、増田俊樹らが続投している。次々と出現する敵とのバトル、個性派キャラたちの活躍が見どころ。

■スタッフ
原作: 馬谷くらり
監督: 高松信司
脚本: 横手美智子
デザインコンセプト: 宮脇千鶴
キャラクターデザイン: 原由美子
サブキャラクター&プロップデザイン: 宮川知子
怪人デザイン: 春山和則
総作画監督: 宮川知子
美術監督: 武藤正敏
色彩設計: 津守裕子
撮影監督: 田中博章
CG監督: 沼尻勇人
編集: 小島俊彦
音楽: yamazo
音楽監督: 高松信司
製作年:2017年
製作国:日本
日本公開:2017年8月26日
上映時間:58分
音楽制作:ポニーキャニオン
アニメーション制作:スタジオコメット
製作:黒玉湯保存会

■キャスト(役柄:声の出演)
箱根有基: 山本和臣
由布院煙: 梅原裕一郎
鬼怒川熱史: 西山宏太朗
鳴子硫黄: 白井悠介
蔵王立: 増田俊樹
ウォンバット: 麦人
箱根強羅: 杉田智和
草津錦史郎: 神谷浩史
有馬燻: 福山潤
下呂阿古哉: 寺島拓篤
ズンダー/ダダチャ: 安元洋貴
別府月彦: 河本啓佑
別府日彦: 村上喜紀




ジャンル:ドラマ
 ハイジ アルプスの物語   【8月26日公開】

アルプスの少女ハイジ (徳間アニメ絵本)/高畑 勲

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アルプスの少女ハイジ (ポプラ世界名作童話)/那須田 淳

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■内容紹介
アルプスの山でおじいさんややぎたちや少年ペーターの一家らとともにのびのびと生きるハイジ。お金持ちの娘クララの遊び相手として街のお屋敷に引き取られたハイジは、次次とゆかいな騒動を起こします。けれどやがてホームシックになって…。純真なハイジにはげまされた人たちは、やがてみずから力強くやさしく変わっていきます。百年以上にわたり愛読されてきた名作です。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1  
「歩けるわ、ハイジ、わたし、歩けるのよ!」(クララ)純真な少女ハイジが、アルプスの美しい自然の中で、人々や動物たちの心をいやし、友情を通して車椅子の少女クララの閉ざされた心をも開いていく、感動の物語。山の美しささぞかし。ロッテンマイアさんの造型の奥行き、おばあさまとの微妙な関係、先生を切り抜けるゼーゼマンさんのおかしさ、やっぱりおもしろいなー。読んでておじいさんの気持ちやハイジの山に帰りたい気持ちとか考えるともう…! 「ハイジ」が キリスト教文学と知らなかった。クララのおばあさまの言葉でハイジが信仰深くなってて笑えてしまいましたw 私が子供の頃見ていたアニメは宗教色を排除したものだったのですね。ハイジが おじいさんに 放蕩息子の話を聞かせるシーンや、ゼーゼマン夫人がハイジに祈りについて語るシーン など 重要な部分のように感じました。アニメがあまりにも有名で、原作もきっとそういう話だと思っていたが大間違いだった事に今さらに気づいた。問題を抱えた大人たちがハイジという少女と大自然の力で心を開放する深さのある物語でした。人間の力の凄さにただただ感服した。




■映画ストーリー
ハイジ(アヌーク・シュテフェン)は、アルプスの大自然の中で、頑固だが優しい祖父(ブルーノ・ガンツ)と生活していた。ある日、ハイジは足が悪くて車椅子生活を送る大富豪の娘クララの話し相手として、大都会フランクフルトに行くことになる。明るく素直なハイジの励ましもあり、クララは次第に元気になっていくが……。

★映画チェック★
世界中で愛されている児童文学「アルプスの少女ハイジ」の舞台となったスイスが、新たに21世紀版ハイジとして生み出した人間ドラマ。アルプスの山の中で暮らしていた少女が、慣れない都会での生活に必死になじもうと奮闘する姿を描写する。ヒロインをアヌーク・シュテフェン、祖父を『ヒトラー ~最期の12日間~』などのブルーノ・ガンツが好演。

■スタッフ
監督: アラン・グスポーナー
原作: ヨハンナ・スピリ
プロデューサー: ルーカス・ホビ / レト・シャルリ / ヤコブ・クラウセン / ウリ・プッツ
英題:HEIDI
製作年:2015年
製作国:スイス/ドイツ
日本公開:2017年8月26日 (YEBISU GARDEN CINEMAほか)
上映時間:1時間51
分協力:スイス政府観光局
配給:キノフィルムズ
製作会社:ゾディアック・ピクチャーズ / クラウゼン・プッツ・フィルムプロダクション / スタジオキャナル

■キャスト(役柄:俳優)
ハイジ: アヌーク・シュテフェン
アルムおんじ: ブルーノ・ガンツ
クララ: イザベル・オットマン
ペーター: クイリン・アグリッピ
ロッテンマイヤー: カタリーナ・シュットラー
おばあさま: ハンネローレ・ホーガー
ゼーゼマン: マキシム・メーメット
セバスチャン: ペーター・ローマイヤー