2016年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(5月28日全国公開)

映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!




ジャンル:コメディ/ロマンス/学園
 オオカミ少女と黒王子  【5月28日公開】

オオカミ少女と黒王子【期間限定無料】 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)/集英社

¥価格不明
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オオカミ少女と黒王子 映画ノベライズ みらい文庫版 (集英社みらい文庫)/集英社

¥691
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■内容紹介
篠原エリカは見栄っ張りな高校1年生。彼氏とのラブラブ話を自慢げに語るが、実は彼氏いない歴16年…。そろそろウソも限界と思ったある日、エリカは街で見かけたイケメンを隠し撮り。自分の彼氏だと友達に紹介したが何と、彼は同じ学校に通う佐田くんだった! しかもクールな見た目からは想像つかないほど超腹黒! 弱味を握られたエリカは、佐田くんの“犬”を命じられ…!?

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1最初は嘘で始まった関係だけど…
飼い犬と飼い主の関係が恋に変わる瞬間!!

こういう王道少女漫画の絵はなんだかホッとする。高校生活ボッチになりたくたい!と友人達の話に合わせ彼氏がいると嘘をつき続ける見栄っ張りなエリカ。彼氏のふりをする代わりオレの犬になれ!とドSな俺様系同級生の佐田くん。黒王子こと佐田くんがツンデレを超えた嗜虐的なキャラで面白い。イイ表情します。とはいえ、エリカがピンチのときや深く傷ついたタイミングで良い言葉をかけてくれたり、根はとても優しい人なんだというエピソードも豊富。その辺りが”王子”なんだけど、ヒーローらしからぬ言動も豊富で飽きが来ないタイプです。佐田君の白王子モードのときと黒王子モードのときの差に少し吹きました。普段はすごく意地悪なのにいざってとき助けてくれるのは反則じゃないかと思いました。「お前、俺の彼女なんだから黙って守られてりゃいいんだよ。」 「こいつ俺のだから。勝手に傷つけられると腹立つんだよね。」とか。振り回されつつも何だかんだ佐田に惹かれていくエリカ。果たして恋愛に発展するのか? 佐田くんはそのイケメンっぷりからいろいろなことがあって腹黒くなったそんな佐田くんが一物抱えたものをエリカは解消できるのか? 最初まっっっったく恋愛感情持ってない所からのスタートで、お互い本音でぶつかってるのがいい感じ。黒王子が本当にワルの顔なのも気に入った(笑)。飼い犬と飼い主の関係が恋に変わる瞬間!!、こういう設定は嫌いじゃないぞwwてか、こんな事されたら惚れてまうがな~(笑)。ストーリーに共感性は薄いが、黒王子が、周囲のカップルを、「恋に恋し、恋人のいる自分に酔ってる」と指摘するが全くもってその通りである。



■映画ストーリー
見栄っ張りな女子高生・篠原エリカ(二階堂ふみ)は、付き合ったことがないのに彼氏との恋愛話を語っていた。友人に疑われた彼女は街で見つけたかっこいい男子を自分の彼氏だと偽るが、彼は同じ高校の佐田恭也(山崎賢人)だった。事情を打ち明け彼氏役を引き受けてもらうが、学校で王子と騒がれる恭也の本性は、Sっ気が強く性格は悪かった。さらに彼氏役の代償として、エリカは彼の“犬”になることを命じられ……。

★映画チェック★
:「別冊マーガレット」で連載され、テレビアニメ化もされた八田鮎子による人気コミックを実写映画化。恋愛経験もないのに恋人がいると周囲にうそをついた女子高生が、学園一のイケメン同級生に恋人のフリをしてもらう代わりに、彼の下僕になることを命じられたことから始まる関係を描く。見栄っ張りなヒロインには『ヒミズ』などの二階堂ふみ、優しげな外見とは真逆の男子を『ヒロイン失格』などの山崎賢人が演じる。『娚の一生』などの廣木隆一がメガホンを取る。


■スタッフ
原作: 八田鮎子
監督: 廣木隆一
脚本: まなべゆきこ
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年5月28日 (新宿ピカデリーほか)
上映時間:1時間56分
製作:映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会
制作プロダクション:プラスディー
配給:ワーナー・ブラザース映画

■キャスト
篠原エリカ: 二階堂ふみ
佐田恭也: 山崎賢人
神谷望: 鈴木伸之
三田亜由美: 門脇麦
日比谷健: 横浜流星
手塚愛姫: 池田エライザ
立花マリン: 玉城ティナ
日下部憂: 吉沢亮
佐田怜香: 菜々緒





ジャンル:サスペンス/コメディ
 ヒメアノ~ル  【5月28日公開】

ヒメアノ~ル(1) (ヤングマガジンコミックス)/講談社

¥価格不明
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■内容紹介
主人公の岡田君は20代半ばで、ビルの清掃会社のパートタイマー。何の変哲もない日々に不安や不満を感じて暮らしています。一念発起しようにも、何も思いつかない彼がとった行動とは? 約1年の沈黙を破り、古谷実がついに始動! まるで琥珀色をたゆたうような作品を、ご堪能ください。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1ショボくれた青春を送っていたけど、なんだかちょっと危ない気がする!
全6巻。希望とルールと楽しい事。人生に不満を感じるしょぼくれ清掃員の岡田は恋に生きる同僚の安藤に頼まれカフェ店員のユカに接近するが、岡田の元同級生である森田からのストーカー被害を相談される。三角関係ラブコメかと思いきや、森田とパチンコ仲間の行動がおそろしく不穏(200万ちょろまかしてるし)。ヒミズとかシガテラタイプの古谷実だ。飯田アイちゃんは…膝小僧の絆創膏が、もう…。 安藤さんみたいに一見わかりやすく”ヤバイ人”が実は無垢な一般市民で、森田のような人畜無害っぽい寡黙なヤツがとんでもない欲望を隠してるのが実に面白い。 全6巻を通して日常と事件の絡み合いがスリリング、しょうもないギャグ漫画っぽいのに、なんか胸の奥に響くような気がする。この冴えないリアルな感じがとても良い。また古谷実作品はとにかく女の子を美人に描くので読んでてとても楽しい。




■映画ストーリー
普通の生活に焦燥感を抱くビル清掃会社のパートタイマー岡田(濱田岳)は、同僚からカフェの店員ユカ(佐津川愛美)との恋の橋渡し役を頼まれる。彼女が働くカフェへと足を運んだ岡田は、高校時代の同級生・森田(森田剛)と再会。ユカから森田につけ狙われ、ストーキングに悩まされていると相談された岡田は、森田がかつていじめられていたことを思い出し、不安になるが……。

★映画チェック★
過激な内容で話題になった古谷実の人気コミックを、V6の森田剛を主演に迎えて実写映画化。ビル清掃会社のパートタイマーの青年と同僚が織り成す至って普通の日々と、欲望のままに殺人を重ねるサイコキラーの心の闇を描く。監督は、『さんかく』『銀の匙 Silver Spoon』などの吉田恵輔。清掃員の青年に『ポテチ』『偉大なる、しゅららぼん』などの濱田岳、森田ふんする快楽殺人犯にストーキングされるヒロインを『ガキ☆ロック』などの佐津川愛美が演じる。


■スタッフ
原作: 古谷実
音楽: 野村卓史
監督・脚本: 吉田恵輔
製作: 由里敬三 / 藤岡修 / 藤島ジュリーK.
エグゼクティブプロデューサー: 田中正 / 永田芳弘
企画: 石田雄治
プロデューサー: 有重陽一 / 小松重之
ラインプロデューサー: 深津智男
撮影: 志田貴之
照明: 中西克之
美術・装飾: 龍田哲児
録音: 小黒健太郎
整音: 石貝洋
編集: 鈴木真一
音響効果: 勝亦さくら
音楽プロデューサー: 和田亨
アソシエイトプロデューサー: 小出健
衣装: 加藤友美
ヘアメイク: 加藤由紀
スクリプター: 増子さおり
キャスティング: 南谷夢
助監督: 綾部真弥
製作担当: 竹上俊一
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年5月28日 (TOHOシネマズ 新宿ほか)
上映時間:1時間39分
製作・配給:日活
製作:ハピネット / ジェイ・ストーム
制作プロダクション:ジャンゴフィルム

■キャスト
森田正一: 森田剛
ユカ: 佐津川愛美
安藤: ムロツヨシ
駒木根隆介
山田真歩
大竹まこと
岡田: 濱田岳





ジャンル:ドラマ/ファンタジー
 燐寸少女 マッチショウジョ  【5月28日公開】

燐寸少女 (1) (カドカワコミックス・エース)/KADOKAWA/角川書店

¥626
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■内容紹介
火が付いている間に思った妄想が具現化する「妄想燐寸」は要りませんか?

ただし、妄想用であって願望用ではありませんーー。

謎の少女りんが誘う少し不思議な日常。

ココロざわつく寓話集を貴方へ。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1あなたの妄想、叶えます。
火種はきっかけにすぎない、毒の効いた、ちょっと不思議なオムニバス作品

妄想が叶うマッチを売る少女。妄想が実現するというチート性能なマッチを手にしたら…あなたはどう使いますか? それを正しく使えますか? それが破滅になるのか、幸福に満ちた結末になるのかはあなた次第。ちなみに1箱50本入りで、対価としてあなたの寿命1年いただきます、という内容。すごく簡単に言えば、「アウターゾーン」「笑ゥせぇるすまん」「Petshop of Horrors」、「XXX Holic」、「魔法行商人ロマ」等々系統の漫画です。「ドーン!」の代わりに、マッチをシュッと擦る。ブラックユーモアというか、人間の欲望に焦点を当てた、ちょっとダークな雰囲気の一話完結のオムニバス作品。バッドエンド、ハッピーエンド、どっちとも取れないエンドも有。モテたい、強くなりたい、富を得たい、他人の本心を知りたい等々・・・人間誰しも妄想をしながら日々過ごしています。そんな誰もが一度は妄想する出来事を主とした題材とし、予想のつかない結末を迎える。もてたい男が、無尽蔵に女性の愛を求めれば何が起こるのか? 悪人を懲らしめたいヒーローに憧れる人間が最後に何を求めるのか? 人の心の裏側を覗いてしまった結果は、自分自身の心の裏側をどのように暴き出すのか? 過去の良き思い出の日々に帰れたとして、そこに未来につながる喜びはあるのか? 不幸過ぎる身の上の人間が望むのは単なる富や権力ではないのか? 心の表層に浮かぶ妄想や想像ではなく自分の一番奥深くにある願いとは何なのか? そうした人間の赤裸々な業を描き出し大変面白く読めた。1話完結型で進むに従って、コレまでの流れを予想できない形で裏切っていく。序盤は因果応報的なオチでどことなく『地獄少女』を思い出してしまった。表紙の少女が世界観に深みを出し、そして鈴木さんらしく仕上げてます。とくに1巻の1~3話の流れから4話を持ってくるところにこの作品の優しさを感じました。






■映画ストーリー
謎の少女リン(佐藤すみれ)は心に傷を持つ人の前に現れ、寿命と引き換えに自らの妄想を具現化する“妄想燐寸”を売り歩いている。マッチを手に入れた人々は、火が付いている間に頭の中で思い描いたことが実現するのを一度でも体験してしまうと、その不思議な力にとりつかれてしまう。

★映画チェック★
月刊「ヤングエース」連載の鈴木小波による漫画「燐寸少女」を実写映画化。アンデルセン童話「マッチ売りの少女」を基に、寿命と引き換えに妄想が実現する“妄想燐寸”を手に入れた人々の行く末を描く。SKE48の佐藤すみれがロリータファッションに身を包み、ミステリアスな少女リンを好演。心に闇を抱え妄想燐寸にとりつかれてしまう人々には、男性グループ BOYS AND MEN の小林豊と本田剛文、『ハリー・ポッター』シリーズなどでダニエル・ラドクリフの吹き替えを担当してきた人気声優・小野賢章がふんする。


■スタッフ
原作: 鈴木小波
主題歌: 空想委員会
挿入歌: 村上紗由里
監督: 内田浩
脚本: 石川北二
製作: 堀義貴 / 重村博文 / 森直樹 / 谷口誠治 / 高木卓司 / 中野譲治 / 古川為茂
エグゼクティブプロデューサー: 津嶋敬介 / 木俣誠 / 中崎裕介 / 長岡由美香 / 中村武史 / 兼定力
プロデューサー: 三瓶慶介 / 川畑良太
技術: 檜山忠
撮影: 斑目重友
照明: 坂本真章
録音: 臼井久雄
音楽: 清川進也
音響効果: 高島慎太郎
編集: 大野昌寛
美術: 根古屋史彦 / 清水基恵
衣装: 青木茂
ヘアメイク: 林田凛
CGプロデュース: 薗部健
ラインプロデューサー: 今泉暢子
助監督: 佐々木詳太
製作担当: 山内君洋
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年5月28日 (シネ・リーブル池袋、ユナイテッド ・シネマ豊洲ほか)
上映時間:1時間34分
制作プロダクション・配給:ホリプロ
配給:スターキャット

■キャスト
リン: 佐藤すみれ
内藤勇実: 小林豊
氏家治: 本田剛文
岸田叶人: 小野賢章
田仲かの子: 美山加恋
蝶野葉子: 上野優華
高橋由香: 唯月ふうか
友野晴美: 森迫永依
亀山翔吾: 尾関陸
橋本純: 御伽ねこむ
藤波創一: 岡幸二郎
おじいさん: 大石吾朗
おばあさん: 丘みつ子