2016年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(4月2日全国公開)


映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!




ジャンル:青春
 たまゆら~卒業写真~ 第4部 朝-あした-  【4月2日公開】

たまゆら~hitotose~ 3 (マッグガーデンコミックス EDENシリーズ)/佐藤 順一

¥617
Amazon.co.jp

---------------------------------------------------------------------------
■原作の感想
--------------------------------------------------------------------------
Arikaアイコン(小)1完結おめでとうございます! 青春だなー!
広島県竹原市が舞台の漫画。地元でも随分前から話題で『たまゆら』の絵が描いてあるフェリーまである。至る所に出て来る竹原の景色が美しい。私は竹原に時々行くが、このアニメのファンの若者達がわざわざ訪れてくれているのをよく見かける。地名など固有名詞が出るたびくすぐったい気分とほのぼのでいいなあで癒される。 とりあえず『私たち展』が成功してよかった……。本巻では、まさにかおたんがキーパーソンとなっている。ふわふわしていて、行き先の定まらない4人を、しっかり繋げる役割を担うカタチとなった。アニメでもよく、危なっかしげなぽってをよく見守っている姿が印象的で、しっかり者そうなかおたんには、まさに適任であったと感じる。おまけエピソードや表紙ウラも必見ですゾ。 アニメで語られなかった部分を補完した感じ。アニメとマンガを両方見て一本の作品という形。コミカライズ作者のmomoさんのあとがき、「純粋になりたい なりたいと思った時点でなんかちがう」が身に沁みます……。どうか、登場人物みんなの未来が幸せに満ちたものでありますように……!



■映画ストーリー
写真が大好きな女子高生・沢渡楓と3人の親友たちが、瀬戸内海の町・竹原で繰り広げる青春の日々を描いた人気アニメ「たまゆら」シリーズ。本作は、楓たちの高校最後の1年を全4部作で描く完結編シリーズの最終作。いよいよ卒業を迎えた楓たち仲良し4人組の竹原での3年間の思い出とこれからを見つめていく。

★映画チェック★
瀬戸内海に面する広島県竹原市を舞台に写真が好きな少女と仲間との友情をつづるアニメシリーズの完結編であり、高校最後の1年間を描く全4章の最終章。卒業の日が近づく中、地元で親友と過ごす時間がいつまでも変わらないと思っていた少女が本当の思いに至るまでを映す。監督などは、これまでのシリーズ同様、佐藤順一が務めるほか、ボイスキャストの竹達彩奈、阿澄佳奈、井口裕香、儀武ゆう子らも続投。4人の心温まる友情の行く末に注目。


■スタッフ
製作年:2016年
製作国:日本
日本公開:2016年4月2日
上映時間:58分
原案・監督・シリーズ構成: 佐藤順一
脚本: 吉田玲子
キャラクターデザイン・総作画監督: 飯塚晴子
美術監督: 田尻健一
色彩設計: 川上善美
撮影監督: 和田尚之
音楽: 中島ノブユキ
主題歌・エンディングテーマ: 坂本真綾
制作:TYOアニメーションズ
配給:松竹メディア事業部
音楽制作:フライングドッグ

■キャスト(声の出演)
沢渡楓: 竹達彩奈
塙かおる: 阿澄佳奈
岡崎のりえ: 井口裕香
桜田麻音: 儀武ゆう子
三谷かなえ: 茅野愛衣
三次ちひろ: 寿美菜子
ともちゃん: 東山奈央
進藤巧美: 内田彩
前川すずね: 飯塚麻結
志保美りほ: 葉月絵理乃
塙さよみ: 大原さやか
ももねこ: 福井裕佳梨
沢渡香: 宮本佳那子
篠田こまち: 広橋涼
堂郷和太郎: 間島淳司
下上山むつこ: 西村ちなみ
沢渡珠恵: 緒方恵美
楓の祖母: 松尾佳子
マエストロ: 中田譲治






ジャンル:ホラー
 のぞきめ  【4月2日公開】

のぞきめ (角川ホラー文庫)/KADOKAWA/角川書店

¥734
Amazon.co.jp

■内容紹介
辺鄙な貸別荘地を訪れた成留たち。謎の巡礼母娘に導かれるように彼らは禁じられた廃村に紛れ込み、恐るべき怪異に見舞われる。民俗学者・四十澤が昭和初期に残したノートから、そこは“弔い村”の異名をもち“のぞきめ”という憑き物の伝承が残る、呪われた村だったことが明らかとなる。作家の「僕」が知った2つの怪異譚。その衝撃の関連と真相とは!?何かに覗かれている―そんな気がする時は、必ず一旦本書を閉じてください。

---------------------------------------------------------------------------
■原作の感想
--------------------------------------------------------------------------
Arikaアイコン(小)1何かに覗かれている―
そんな気がする時は、必ず一旦本書を閉じてください。

禁じられた廃村に紛れ込み恐怖の体験をしたあげく、次々怪異に襲われる若者たち。そこは「弔い村」の異名をもち「のぞきめ」という化物の伝承が残る、曰くつきの村だった…。ミステリとホラーの絶妙な融合!1部での仲間の不可解な死の原因が2部の話を通して終章で論理的に解き明かしていく、多少強引な部分はあるものの、怪異にある程度納得ができたのでちょっと安心。ミステリーとしてはちょっと弱いところがあるかもしれないけど、十分に怖かった。個人的には1部の方が好きかな。胃にゾワゾワ…ッとくる気味悪さが大変よかった。わたしも山で迷子になったことがあるので、日が落ちはじめた時の絶望感は物凄く身にしみる……。怖いけど、三津田作品には中毒性があるよね。ただ、ラストは好みがわれそうだけど…。わたしは消化不良だった。 読了後、表紙を見て「うわ~~っ!?」となりましたが大学生が田舎に行って年下の嫁さんをゲットしてきたと妄想すればあまり怖くなくなった(笑) とはいえ、カーテンをしっかりしめなおすのは忘れずです。隙間って確かにこわいんですよね… |д゚)



■映画ストーリー
テレビ局でアシスタントディレクターをしている三嶋彩乃(板野友美)は、ある青年の怪死事件を取材することに。異様な死に方をした青年の死を、彼の恋人は「“のぞきめ”の仕業だ」と発言。青年の大学のサークル仲間も山奥の合宿に行って以来、何者かにのぞかれているように感じており、のぞきめの悲劇が続いていた。そして、彩乃の身にものぞきめの恐怖が迫りくる。

★映画チェック★
「刀城言耶」シリーズなどの推理小説家・三津田信三の著書を基に、元AKB48の板野友美が怪死事件を取材する役で初主演を果たしたホラー。過去と現在の二つの時代を背景に、窓やカーテンの隙間などから視線を投げる“のぞきめ”の事件の真相を主人公が追う姿を描く。メガホンを取るのは、『トリハダ -劇場版-』シリーズなどの三木康一郎。のぞかれるという普遍的な恐怖を表現したビジュアルと、女優としての板野の演技に注目。


■スタッフ
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2016年4月2日 (角川シネマ新宿ほか)
上映時間:1時間40分
監督: 三木康一郎
原作: 三津田信三
脚本: 鈴木謙一
音楽: 小山絵里奈
主題歌: 板野友美
製作総指揮: 堀内大示 / 堀義貴
企画: 菊地剛 / 津嶋敬介 / 西尾聖
プロデュース: 片山宣 / 井上竜太
プロデューサー: 岡田和則 / 梶野祐司
撮影: 榎本正使
照明: 尾畑弘昌
録音: 鶴巻仁
音響効果: 柴崎憲治
美術: 山下修侍
装飾: 篠田公史
特殊メイク: 梅沢壮一
衣装: 宮本茉莉
ヘアメイク: 根本佳枝
編集: 加藤ひとみ
VFXスーパーバイザー: 西尾和弘
スクリプター: 浦川友紀
助監督: 中村大輔
制作担当: 濱崎林太郎
製作:映画「のぞきめ」製作委員会
制作プロダクション:ホリプロ
配給:KADOKAWA / プレシディオ

■キャスト
三嶋彩乃: 板野友美
津田信二: 白石隼也
岩登和世: 入来茉里
岩登佳世子: 東ちづる
四十澤想一(過去の想一): 玉城裕規
城戸勇太郎: 小澤亮太
スズ: 石井心愛
中岡仁: 池田鉄洋
高田恵一: つぶやきシロー
竹村篤史: 石井正則
四十澤想一: 吉田鋼太郎