(2016年メディアミックス作品)1月金曜日・冬ドラマ化される原作&コミック | *音 楽 画 廊 2*

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Arikoのその日の気分で内容がかわります♪



2016年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■1月金曜日・冬ドラマ化される原作&コミック


ドラマを見る前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!





【2016年1月8日(金)放送】
 ワカコ酒/新久 千映

ワカコ酒 1 (ゼノンコミックス)ワカコ酒 1 (ゼノンコミックス)
(2013/05/20)
新久 千映

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ドラマタイトル:「ワカコ酒 Season2」

1月8日スタート BSジャパンほか 毎週金曜 午後11:30~深夜0:00

■原作/原案…原作:新久 千映「ワカコ酒」(月刊コミックゼノン/ノース・スターズ・ピクチャーズ刊)

■スタッフ
監督・脚本:湯浅弘章、久万真路、千村利光、岩渕崇/製作 - 2015「ワカコ酒」製作委員会(エス・ピー・オー、BSジャパン、RCC中国放送)

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■キャラクター紹介(キャスト)
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村崎ワカコ(武田梨奈)
広島県出身。大学卒業後、メーカーの事務職として勤務の26歳。現在、都心のマンションで一人暮らし。何より愛しているのが、“美味い酒の肴”と“それに最もマッチする酒”を楽しむ“ひとり酒”。酒の種類は問わず、どこの街にもあるごく平凡な飲み屋さんに、躊躇なく足を踏み入れては自分の気持ちに合うお酒と料理に出会うと「ぷしゅー」となる。基本的にはひとり酒だが、時にはワイワイ飲むのも好きで「女子会飲み」に参加することも。

ワカコの行きつけの店「逢楽」の大将(野添義弘)
ワカコの行きつけの店御膳処『逢楽(あらく)』の店主55歳。 無口で仕事に対し謹厳実直な性格、徐々にワカコと打解けてゆく。

青柳:(「逢楽」の従業員(鎌苅健太)
『逢楽』大将の一番弟子。(通称:ヤギ)29歳。お店の従業員。愛想が良く、客からの評判も良い。 客の注文から料理の手伝いまで何でもこなす。

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■ドラマの内容紹介…大ヒット・グルメ漫マンガ、待望の新シリーズ
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村崎ワカコは26歳のOL。「酒呑みの舌」の持ち主ゆえに、今日も仕事帰りにふと見つけた酒場にフラリと入り、おいしそうな肴をツマミに一杯キューっと明け、「プシュー」と息を付くのが最高の幸せであった。エンディングではその日取り上げたメニューが味わえる居酒屋、料理店と、劇中に登場する酒についての簡単な情報も添えられる。ファンの間や複数のメディアより『女性版孤独のグルメ』と呼ばれている

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■原作の感想
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≪原作内容の紹介≫
村崎ワカコ26歳。 酒呑みの舌を持って生まれたがゆえに今宵も居場所を求めてさすらう女ひとり酒。 幸せの、味と時間を詰め込んで、お待たせしました♪

静かに穏やかにひとりで楽しむ酒と料理、この幸せなループたまりません♡
Arikaアイコン(小)1だし巻きとぬる燗、炙り〆鯖と冷酒、かにみそと熱燗…ぱりっとな鮭の皮と日本酒、わかる! くーっ、読んでるあいだヨダレがノンストップ(笑)ひたすら美味しいお酒と肴で「ぷしゅー」な話なんだけどなんか幸せを感じる。鮭にはご飯を合わせたい派ですが、こういうお酒との付き合い方にはちょっと憧れる…。 ひたすら美味しそうに食べて飲んで!いいなあ。 ワカコちゃんの幸せそうな飲み姿にとっても癒される。お酒と食べ物の相性を良くご存知だなぁって感心…! ついつい一気読みしちゃった一冊です。





【1月15日(金)放送】
 生活安全課0係 ファイヤーボール/富樫倫太郎(著)

生活安全課0係 ファイヤーボール (祥伝社文庫)/祥伝社

¥864
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■ドラマタイトル:金曜8時のドラマ「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」

■放送日:1月15日スタート テレビ東京系 毎週金曜 午後8:00~午後8:54

■原作/原案…原作:富樫倫太郎「生活安全課0係 ファイヤーボール」(祥伝社)

■スタッフ
脚本:吉本昌弘/脚本:深沢正樹/脚本:ひかわかよ/監督:倉貫健二郎/監督:竹村謙太郎/プロデューサー:岡部紳二/プロデューサー:中川順平/プロデューサー:加藤章一/プロデューサー:松本拓/プロデューサー:倉貫健二郎

♪主題歌:コブクロ「SNIFF OUT!」

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■キャラクター紹介(キャスト)
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小早川冬彦(小泉孝太郎)
「なんでも相談室」に所属する警視。頭脳明晰で、プロファイリングを得意としており、ありとあらゆる統計が頭の中にある。だがその一方、相手の気持ちを考えずに思ったことをそのまま口にしてしまうため、周囲からは“究極のKY”とあきれられている。かねて、市民に手を差し伸べられる現場勤務を希望しており、相談室への異動は念願がかなった形。

寺田寅三(松下由樹)
「なんでも相談室」に所属するベテラン刑事。冬彦とは対照的な、ノンキャリアで現場のたたき上げ。男勝りで口が悪い。刑事としては優秀だが、少々乱暴な捜査方法と、異議があれば上司にも盾突くところが煙たがられている。「寅三」という名前は、男の子が生まれると思い込んだ父親が付けたもので、無理やり「とらみ」と読ませている。

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■ドラマ内容紹介…小泉孝太郎が“究極のKY”刑事役で新境地開拓。松下由樹ら多彩なメンバーと共演
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富樫倫太郎の小説を小泉孝太郎主演でドラマ化するコミカルなミステリー。刑事役での連続ドラマ初主演となる小泉が扮するのは、警視庁科学警察研究所に所属していた警視・小早川冬彦。キャリア組だが世間知らずで、全く空気が読めない“変人刑事”だ。ドラマでは、そんな小早川が、警視庁杉並中央署の生活安全課に新設された窓際部署「なんでも相談室」に異動し、超個性的なメンバーたちと共に難事件をドタバタと解決に導いていくさまが描かれる。小早川とコンビを組む男勝りのベテラン女性刑事・寺田寅三を松下由樹が演じるほか、安達祐実、寺島進、加藤茶、大杉漣らが脇を固める。

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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
所轄の窓際部署にやってきたキャリア警察官・小早川冬彦。マイペースな変人だが心の裏を読み取るスペシャリストだった…!「SRO」シリーズの著者が描く新たなる警察小説ここに誕生!

警察小説があまり得意じゃない人にもおすすめ!
Arikaアイコン(小)1頭脳明晰だけどコミュニケーション力に欠けている小早川冬彦。こんな人が、自分の周りにいたら嫌だな.......と思いながら読み始めたが最後には応援していた(笑)。 放火や捜査情報漏洩などの大きな犯罪から、事件とも言えないような小さな相談事まで同じように丁寧に解決していく冬彦の律儀さがよかった。主人公である小早川冬彦の人間性にやや(というか、かなり)難ありだが、そういうのを気にしない人なら楽しめるのではと思う。 警察小説があまり得意じゃない人にもおすすめ! 近藤房子vs冬彦があったら、面白そうなシリーズ化してほしい! お気楽極楽で面白く読み終えた。





 わたしを離さないで/カズオ・イシグロ(著)

わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)/早川書房

¥864
Amazon.co.jp

■ドラマタイトル:「わたしを離さないで」

■放送日:1月15日スタート TBS系 毎週金曜 午後10:00~午後10:54(初回は午後10:00~午後11:09)

■原作/原案…原作:カズオ・イシグロ「わたしを離さないで」(ハヤカワ文庫)

■スタッフ
脚本:森下佳子/演出:吉田健/演出:山本剛義/演出:平川雄一朗/プロデューサー:渡瀬暁彦/プロデューサー:飯田和孝

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■キャラクター紹介(キャスト)
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保科恭子(綾瀬はるか)
仕事は優秀だが、心の中は疲れ切り、あきらめに満ちている。子供の時に生活していた陽光学苑では、心優しい優等生で仲間はずれにされている友彦が気になる一方、リーダー的存在の美和らと一緒にいた。

土井友彦(三浦春馬)
陽光学苑にいた時代は、マイペースでかんしゃく持ちだったため、周囲からいじめられていた。手先は不器用だが、サッカーは得意。大人になって恭子と再会する。

酒井美和(水川あさみ)
美貌が取り柄で勝ち気。陽光学苑にいたころは女子のリーダー的存在で、常に恭子よりも勝っていないと気が済まなかった。大人になってもその性格は変わらず、周囲から敬遠される。

堀江龍子(伊藤歩)
陽光学苑の新任教師。学苑の教育理念に憧れてやってきたが、次第に違和感を感じる。子供たちの輪から外れがちな友彦を気に掛ける。

山崎次郎(甲本雅裕)
陽光学苑の教師。生徒たちから人気があり、美和も慕っている。神川校長の掲げる教育理念に賛同し、理想の教育を行おうとする。

マダム(真飛聖)
正体不明の女性。陽光学苑をしばしば訪れ、経営を支える一翼を担っている。周囲から“マダム”と呼ばれている。

神川恵美子(麻生祐未)
陽光学苑の校長で、経営者。崇高な教育理念を持ち、子供たちを厳しく管理する。子供たちの“使命”を深く理解し、それを果たすために必要な教育を行う。

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■ドラマ内容紹介…綾瀬はるか、三浦春馬、水川あさみの共演で、カズオ・イシグロの衝撃作を初のドラマ化
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特別な使命を抱えて生きる男女の、数奇な運命を描くヒューマン・ラブストーリー。世間から隔離された陽光学苑で、“特別な子供”であると教えられて育った保科恭子(綾瀬はるか)、土井友彦(三浦春馬)、酒井美和(水川あさみ)が、自らに課された使命と学苑の秘密について知っていく。英国のベストセラー作家として知られるカズオ・イシグロの同名小説を原作に、NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」、「天皇の料理番」(同系)などを手掛けた森下佳子が脚本を担当する。

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■原作の感想
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≪原作内容紹介≫
10年ぶりに来日した往年の名作家カズオ・イシグロ。その代表作の一つであり、イギリスブッカー賞の2005年度最終候補にまで残った名作。

作中で『閉じた運命』を生きる彼らから、「強く生きるために必要なこと」を学ぶ!
Arikaアイコン(小)1解説で「抑制のきいた」小説として紹介される作品。物語は少しずつほんの僅かなズレという形でその世界を展開し、作家は「世界の不条理に対して正義の拳を振り上げる」ことをしない。これは不条理を弾劾する物語ではなく、同じく不条理の中を生きている人々の物語。 一人一人の人間は意外とせまい範囲内で生きている。国、地域、人間関係。日々増えていく記憶や知識でさえもどれだけ実感を保っていられるか…。自我がありながら、肝心のところが抜け落ちて社会との境界が曖昧になっているこのジワジワする不安感は下手に情動に訴えられるよりもきついものがある。物語は最後まで哀しくて、重かった。救いがあるようで、ないような展開。考えさせられることは感じながらも、感情的に受け入れることができない辛さがある。作中で『閉じた運命』を生きる彼らから、「強く生きるために必要なこと」を学ばせてもらった気がする。