2015年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■2015秋期☆水曜日にドラマ化された原作&コミック


ドラマを見る前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!






【10月7日(水)放送】
 無痛/久坂部羊

無痛 (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥905
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第五番 無痛Ⅱ (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥907
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■ドラマタイトル:「無痛~診える眼~」 

10月7日スタート フジテレビ系 毎週水曜 午後10:00~10:54(初回は午後9:57~午後11:09)

■原作/原案…原作:久坂部羊「無痛」(幻冬舎文庫)

■スタッフ
脚本:大久保ともみ/演出:佐藤祐市/演出:木下高男/演出:山内大典/プロデューサー:貸川聡子/プロデューサー:稲田秀樹

■主題歌:Superfly「黒い雫」/挿入歌:ミソッカス「闇夜のキャラバン」

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■キャラクター紹介(キャスト)
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為頼英介(西島秀俊)
大学病院勤務、刑務所の医務官を経て、現在は地方都市の片隅で診療所を営んでいる医師。“神の診察眼”を持つ視診の天才で、犯罪者特有の徴候を見通せることから、早瀬に事件捜査への協力を依頼される。妻の死をきっかけに、医療の限界を感じ苦悩している。

早瀬順一郎(伊藤淳史)
所轄署の刑事。正義感が人一倍強く、独自の視点から事件を徹底的に捜査するのが信条。かつて、自身が追っていた殺人事件で真犯人を逮捕するが心神喪失状態と鑑定され無罪に。その理不尽な出来事に憤り、不祥事を起こしたことがある。

高島菜見子(石橋杏奈)
白神メディカルセンターに勤務している臨床心理士。一家惨殺事件の犯人だと名乗る南サトミのカウンセリングを担当している。学生時代に為頼の授業を受けたことがあり、為頼が解決した事件をきっかけに再会する。

白神陽児(伊藤英明)
白神メディカルセンターの院長。実は為頼と同じように、外見だけで健康状態や病気を見抜くことができる。その能力を生かして、病院の治癒率を飛躍的に向上させ、父親から受け継いだ病院を巨大病院へと成長させた。日本の医療制度に疑問を持ち、改革しようと思っている。

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■ドラマ内容紹介…西島秀俊演じる“神の診察眼”を持つ天才医師が事件を解決!
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現役医師で作家の久坂部羊による医療サスペンスミステリー小説を、西島秀俊、伊藤淳史、石橋杏奈、伊藤英明ら豪華キャストで連続ドラマ化。ある事件がきっかけで警察の捜査に協力することになった医師が、天才的な観察眼と経験によってさまざまな事件を解決に導いていくさまを1話完結で描き出す。視診によって健康状態や病気の進行具合を読み取ることができるという“神の診察眼”を持つ主人公の医師・為頼英介を西島が、彼の相棒となる刑事の早瀬順一郎を伊藤淳史が演じるほか、事件関係者のカウンセリングを行うこととなる臨床心理士・高島菜見子を石橋が、為頼にとって宿命のライバルとなる医師・白神陽児を伊藤英明が演じる。

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■原作の感想
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≪原作のあらすじ≫神戸で一家四人が惨殺された。遺留品は多かったが、犯人特定に至らない。さらに現場の状況から刑法39条適用の可能性が。8ヶ月後、14歳の少女が犯行を自供した。知人から少女の診断を依頼された医師為頼は、作話だと見抜く。なぜなら彼は外見だけで病状が見抜けるのだ…。

現役医師が描く、医療や刑法39条に対して、問題提起したミステリー作品!
Arikaアイコン(小)1
見るだけで症状がわかる二人の天才医師、「痛み」の感覚をまったく持たない先天性無痛症の男、元妻を追い回すストーカー、殺人容疑をかけられた精神疾患を抱える少女、医療や刑法39条を扱った作品。残虐な殺人事件から始まり、刑法39条の問題を軸に、狂気なストーカー、混合医療、自閉症、復讐、次から次に、ドキドキとざわざわ、えー、おっとの連続でした。為瀬医師の愚直さに引かれました。病気と犯罪、悪意と犯罪、未成年と犯罪、どれも、単純に解決しがたいテーマ。また、医療に絡む内容で難しく重くなるかと思ったが個人的にはそれほどでもなく、あっという間に読了。登場人物もみな個性的で魅力的。現役の医師が書いているとのことで、描写がリアル… でも、重いテーマでしたが、ストーリーは楽しめました。 心神喪失で犯人を罪に問えない事件は現実でもよく耳にするけど、私はそんなのは関係なく裁くべきだと思っていた。この本を読んで初めて、それが本人にはどうしようもない病気である、ということを意識した気がする。いろんなことを考えながら読んだ。どうしても被害者側に感情移入しがちですが、精神疾患の家族を持つ加害者家族の大変さや苦しみが伝わりました。「責任能力のない人間を罰することは罪の償いではなく、ただの報復だ」という言葉が印象的。確かにそうかも知れないけど…考えさせられますね。グロ耐性がない人は注意!!! プリン、当分食べられない、佐田のせいだ。佐田は放送禁止。 何もハッピーエンドでもないが納得の結末。世の中そうだと思う。ドラマはどう描くのか.....期待。




【10月21日(水)放送】
 うちのネコが訴えられました!? /山田タロウ 

うちのネコが訴えられました!? -実録ネコ裁判-/角川書店

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■ドラマタイトル:「おかしの家」 

10月21日スタート TBSほか 毎週水曜 午後11:53~深夜0:23

■原作/原案…原作協力:山田タロウ「うちのネコが訴えられました!? -実録ネコ裁判-」(KADOKAWA)

■スタッフ
脚本:脚本:石井裕也/脚本:登米裕一/演出:石井裕也/演出:池田克彦/プロデューサー:佐野亜裕美/プロデューサー:河添太

■主題歌:RCサクセション「空がまた暗くなる」

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■キャラクター紹介(キャスト)
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桜井太郎(オダギリジョー)
祖母の明子と共に駄菓子屋「さくらや」を切り盛りする。月の利益が3万円しかないため深夜のアルバイトをするが、たまに誘惑に負けて風俗に行ってしまう。気の優しいおばあちゃん子。

木村礼子(尾野真千子)
太郎の幼なじみ。離婚を機に、5歳の息子・春馬と共に地元に戻ってきたシングルマザー。実家には戻らずにアルバイトを掛け持ちして、アパートで暮らしている。

三枝弘樹(勝地涼)
太郎の同級生。脚本家を目指しながら、高校卒業以来アルバイトで食いつないでいる。脚本のアイデアが降りてこないため、日中は「さくらや」でたむろしている。

金田剛(前野朋哉)
太郎と三枝の後輩。かつてはいじめられっ子で、大学卒業後は職を転々とするがいずれも挫折。精神を病んで地元に戻り、かつての憩いの場「さくらや」に再び通いだす。

島崎明(嶋田久作)
銭湯「亀の湯」の経営者。離婚し、妻子は札幌にいる。最近は客が減り、特にやることもないので「さくらや」でたむろしている。生前・太郎の祖父・吉太郎と親しくしていた。

桜井明子(八千草薫)
太郎の祖母。「さくらや」の店主。ほとんどの客の顔を記憶している。亡き夫・吉太郎との思い出が詰まった店を守りたいと思いつつ、孫の太郎のためにならないと店を閉めることを考えている。

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■ドラマ内容紹介…オダギリジョー主演でおくる、下町の駄菓子屋を舞台にした心温まる笑いと涙の物語!
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下町の小さな駄菓子屋を舞台に、大切なものを見失っていた人々が自分自身の過去の失敗や夢と向き合い、新たな一歩を踏み出していく姿を描くハートウォーミングストーリー。祖母と共に駄菓子屋「さくらや」を切り盛りする桜井太郎をオダギリジョーが演じる。シングルマザーで太郎の幼なじみ・木村礼子に尾野真千子、太郎の同級生で脚本家志望の三枝弘樹を勝地涼が演じ、太郎の祖母で「さくらや」の店主に八千草薫と、実力派俳優の共演は見どころ。演出・脚本は、映画「舟を編む」などで知られる石井裕也が務めるほか、ドラマ「ウロボロス~この愛こそ、正義。」「表参道高校合唱部!」(共に同系)を手掛けた池田克彦が演出として参加する。

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■原作の感想
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≪原作のあらすじ≫それは店に届いた一通の簡易裁判所からの訴状。内容は「あなたのネコが車にキズをつけたので裁判をします!」というもの。訴えたのは、裏手のマンションに越してきた川畑氏。彼は何の苦情も相談もなく、いきなり裁判を起こした。川畑氏は後輩の大学生と動物愛護団体の代表者の婦人を証人として呼び、タロウ氏の「飼育責任」を追及。ネコの“逃走経路”を聞かれると「四方八方です」と答える大学生…。一方のタロウ氏は慎重に原告側の主張を崩しにかかる。そして―、裁判官は個別にタロウ氏を呼び出し「示談」を勧めるが…。本当にあった『実録ネコ裁判』の結末は。アメーバブログ第1位の話題作を書籍化。

第1章 簡易裁判所からの書留
第2章 第1回口頭弁論
第3章 山田家の証拠探し
第4章 第2回口頭弁論
第5章 山田家の一大プロジェクト
第6章 第3回口頭弁論
第7章 判決


こんな裁判が実際に??
ネコが車にイタズラをしたと飼い主を訴えられ結審までの裁判記録!
作者さんも、裁判官も、本当におつかれさまでした!

Arikaアイコン(小)1
ネコを訴える!!しかも裁判沙汰なんて、驚きです。さらに、裁判ってこんなにもお金と時間がかかるんだも驚きです。 いきなり訴状来たら誰だってびっくりするよなぁ… 原告の人となりが哀れ…でも最近こういう人増えてる気がする。しかし、原告の言いがかり感が満載で、裁判が進んで行く毎に、この人大丈夫??と言う気持ちになります。訴えられて知らないふりをしていると、原告の言う通りの請求を飲まなければいけないなんて、言いがかりでも訴えられない様にしなければと思います。 どんなに理不尽な内容でも裁判を起こされたら、時間と労力を要する。人生で裁判とは無関係に過ごしたいものです。アメブロ発の本だそうで、実際有ったことをブログに書いて、それをまとめたもの。内容も充実(?)しているしこれはWEBで読むよりもじっくり本で読んだほうがいいかも。ここまでヘンな人もいないだろ?とかは思いつつ、イヤ最近はいろんな人がいるしなぁ、と苦笑しつつ読んだ。 誇張もあるのでしょうが、かなり興味深く読め、面白かったです。 外猫を飼われてる方はいろいろ勉強になることもあるかもしれませんね。