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物語:3/配役:4/演出:3/映像:3/音楽:3
総合評価 :★★★
CHARLIE BARTLETT 2009年4月4日公開!
チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室 [DVD]
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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2012-03-07)
売り上げランキング: 31,812
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★作品情報
製作国:アメリカ
製作年:2008年
上映時間:97分
監督: ジョン・ポール
配給: ゴールドラッシュ・ピクチャーズ=ワイズポリシー
★出演
アントン・イェルチン
ホープ・デイヴィス
カット・デニングス
ロバート・ダウニー・Jr
タイラー・ヒルトン
他
★内容
ハリウッド期待の若手俳優アントン・イェルチンが問題児のセレブ高校生を演じる学園コメディ。共演は「キミに逢えたら!」のカット・デニングスと「アイアンマン」のロバート・ダウニー・Jr。監督はこれが長編デビューのジョン・ポール。成績優秀なセレブ高校生のチャーリー・バートレットは、人気者になりたいという強迫観念のために学園で問題を起こしてばかり。名門校を次々と追い出され、ついに落ちこぼれが集まる公立高校に転校することに。転んでもタダでは起きないチャーリーは、不良学生たちを相手に悩み相談のカウンセリングを受け付け、自分が精神科医をダマしてくすねた処方薬を彼らに転売するといういかがわしいビジネスを始めるが…。
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体と心の成長に脳味噌の中身が
追いついていない高校生の不健全で悲しい一面が良く描けている映画!
ジ
ョン・ポール監督、アントン・イェルチン主演の ドラマ作品です。
17歳の高校生チャーリーが、男子トイレでカウンセリングビジネスをするストーリーです。
主人公が劇中に言う、「高校生にとって一番大事なのは人気者になること」というのはアメリカらしいなと思います。でもその人気が本当に中身のあるものなのか・・・・はいささか疑問ではありますが・・・?
チャーリーはその頭脳と財力を生かして、転校先の高校の生徒たちに必要とされる存在になっていきます。
体と心の成長に脳味噌の中身が追いついてこない高校生の不健全で悲しい一面が良く描けていると思います。
彼が悩みを持つ学生たちにするアドバイスはシンプルでわかりやすかったです。
主人公が人気者になるにつれて校長先生と対立しますが、それぞれの言い分に共感できて、複雑な気持ちになりました。
校長役のR・ダウニー・Jrの、いつもながらのさり気なくも達者な演技に支えられた学生たちの、自然体の演技も良かったと思う。
コメディ作品と思ったら結構さわやかで思ったよりもかわいらしいドラマ作品で、見ていてちょっと微笑みをうかべる感じ!で、若かりし頃を思い出します。
若いときには、そんな些細なことでなぜ悩むし、すぐなげやりになるし、親ともなかなかわかりあえないってことも多々ある。
人間それぞれが悩みを持っており、中にはくだらないものでも本人にとっては重大。
チャーリーが生徒の悩みを日々聞いて解決しているうちに、自分の「悩み」にぶち当たり葛藤する姿は"高校生らしい(青年期特有)"と感じました。
見どころとしては、大人の目線もこどもの目線も描かれ、アメリカの高校生!!っていうのがモロでてる映画ながら、意外と真面目でちゃんとテーマに沿って物語が展開されていたのが印象的でした。