2015年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(5月9日全国公開)


映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!




ジャンル:その他
 脳内ポイズンベリー  【5月9日公開】

脳内ポイズンベリー 1 (クイーンズコミックスDIGITAL)/水城せとな

¥価格不明
Amazon.co.jp

■内容紹介
櫻井いちこ(29)は、飲み会で会って以来気になっていた男子・早乙女(23)に、偶然遭遇。『話しかける? 話しかけない?』『押してみる? 引いてみる?』いちこの脳内ではめくるめく会議が繰り広げられ――? 怒涛の新感覚ラブ・パニック、開幕!
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■原作の感想
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脳内って結構いろんな感情やモノの見方でごちゃごちゃするのよね!
Arikaアイコン(小)1表紙の5人が主人公の脳内キャラだとは!設定が斬新です。もやもや一人で悩む系の主人公・いちこが、気になる年下男・早乙女に振り回される物語。共通の知人男・越智と三角関係になりそうでならなさそうで?といったところで早乙女が怒って1巻終了。続き気になる。脳内会議がなんかちょっと邪魔なんだけどコレがないとフツーの漫画になっちゃうし、脳内会議が新鮮で面白かった。恋してパニックになってるのは会議紛糾してるってところが特に…。脳内会議あるある。勝手に話しだす脳内の人も居る居る。すげえ悲観的ですぐに死のうとする人も、黒歴史のページに手を伸ばすひとも居る居る。完全に創作する人あるあるだと思う。 私の頭の中にもいてくれればいいのにとマジで思う。母性本能をくすぐるタイプの早乙女くんは確かにモテるだろうなって思う。けど私だったら大人な越智さんだな~♪絵も綺麗で、脳内会議の様子は思わずうんうん共感してしまう。 私の中もこうやってキャラクター化すると相談しやすいよねー。と刺激を受けました(笑) ちなみに私の脳内会議は池田の支配下です。




■映画ストーリー
携帯小説家の櫻井いちこ(真木よう子)は、飲み会で同席して以降興味を惹(ひ)かれる年下の早乙女(古川雄輝)と偶然再会。声を掛けるか否か、彼女の脳内ではいろいろな役割を持つメンバーが会議を繰り広げ、議長の吉田(西島秀俊)が取りまとめた結果、早乙女を食事に誘うという結論に。その後交際に至るも、双方の誤解や彼の元恋人の登場などで疲れ果てたいちこは、編集者の越智(成河)からもアプローチされ……。

映画チェック
テレビドラマ「失恋ショコラティエ」などで知られる水城せとなの人気コミックを実写映画化。7歳下の男性と年上の男性とのややこしい関係に苦悩するアラサー女性の脳内世界で、さまざまな役割を持つ脳内会議メンバーが討論を繰り広げるという異色の設定で描く。ヒロインは真木よう子、彼女の脳内世界で会議を取りまとめる議長役にテレビドラマ「MOZU」で真木と共演した西島秀俊。そのほか古川雄輝、神木隆之介、浅野和之ら、多彩なキャストが集結。

■スタッフ
製作年:2015年
製作国:日本
配給:東宝
監督: 佐藤祐市
脚本: 相沢友子
音楽: 井筒昭雄
原作: 水城せとな

■キャスト
真木よう子 、西島秀俊 、古川雄輝 、成河 、吉田羊 、桜田ひより 、神木隆之介 、浅野和之 他






ジャンル:
 ホーンズ 容疑者と告白の角  【5月9日公開】

ホーンズ 角 (小学館文庫)/ジョー ヒル

¥1,008
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■内容紹介
壮絶な復讐劇のすべてを、その角が知っていた。フランツ・カフカ『変身』に匹敵するプロローグから、魔物に取り憑かれたような息もつかせない描写が、壮絶なラストシーンまで続いていく。『ハートシェイプト・ボックス』『20世紀の幽霊たち』などの快作で、日本でも着実にその地位を確立してきたモダンホラーの貴公子の最高傑作。
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■原作の感想
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目が覚めたら角が生えかかってた・・・
Arikaアイコン(小)1常に自らを犠牲にするイグとその対局にいる彼の友人リー。そして、イグにとって最愛の人メリン。清い気持ちを持つ者は悪魔と姿を変え、悪魔の心を宿す者は外見的にも美しく、多くの人に好かれている。メリンは森でレイプされ殺されてしまった。その犯人と疑われているイグは起きたら角が生えてしまう。しかもその角を見た人は皆、イグに本心を告白してくる。角がもたらす力によって、イグとその周囲の人との関係が崩れていく。人の中に存在する悪は、ここまで醜悪になるのかと、とくにある人物に関しては黒過ぎて胸くそ悪くなるほどだった。メリンの十字架のネックレスの存在が面白い。角=悪魔なんだけど、触れると瞬時に相手の真実が伝わってしまうのが悪魔というより超能力者っぽくツリーハウスもパラドックスなところはホラーというよりSFっぽい。




■映画ストーリー
恋人メリン(ジュノー・テンプル)を何者かに殺害された上に、容疑者にされてしまったイグ(ダニエル・ラドクリフ)。苦しい日々を過ごす中、彼の額に突如として角が生えだす。次第に太く大きくなっていく角に恐れおののくイグだったが、その角にどんな相手であろうとも真実を語らせてしまう不思議な力があることに気付く。角を使ってさまざまな者たちの思惑を引き出し、そこから生まれる新たな疑惑に直面するイグ。やがて事件の真相に近づいていくが、それはあまりにも悲痛で凄惨(せいさん)なものだった。

映画チェック
スティーヴン・キングの息子でもある作家ジョー・ヒルの小説を実写化したサスペンスホラー。出会った者に真実を語らせる力を秘めた角を生やした青年が、恋人を殺害した犯人を捜し出していく。メガホンを取るのは、『ミラーズ』『ピラニア3D』などのアレクサンドル・アジャ。主演は『ハリー・ポッター』シリーズなどのダニエル・ラドクリフ。その脇を『シン・シティ 復讐の女神』などのジュノー・テンプルら、実力派が固めている。奇怪なストーリーもさることながら、頭に角を生やしたダニエルの姿も見もの。

■スタッフ
英題:HORNS
製作年:2013年
製作国:アメリカ/カナダ
上映時間:2時間0分
日本語字幕:高内朝子
配給・提供:ショウゲート
提供:日活 / 松竹
監督: アレクサンドル・アジャ
原作: ジョー・ヒル

■キャスト
ダニエル・ラドクリフ 、ジュノー・テンプル 他






ジャンル:時代劇/ドラマ
 百日紅 ~Miss HOKUSAI~  【5月9日公開】

百日紅 (上) (ちくま文庫)
杉浦 日向子
筑摩書房
売り上げランキング: 107


百日紅 (下) (ちくま文庫)
杉浦 日向子
筑摩書房
売り上げランキング: 134


百日紅 ~Miss HOKUSAI~ オフィシャルガイドブック/著者不明

¥1,296
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■内容紹介
人気も名声もあるが気随気ままに描いているような50代の葛飾北斎、こちらも絵師としての実力は確かな二女のお栄、そして元・武士の女好きで北斎に私淑する善次郎(のちの渓斎英泉)の三人が主要人物。時代は文化文政、場所はもちろん江戸。
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■原作の感想
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北斎が活躍していた1814年の江戸の町に出かけてみませんか?
Arikaアイコン(小)1杉浦さんは以前から大好きな作家なので、話題になれば素直に嬉しい。天才絵師・葛飾北斎(鉄蔵)の生き様が展開される。アーティストは古代より変人なのだろうね。回りを取り巻く才能溢れる絵師たちの活躍もおもしろい。特に三女「お栄」の飄々とした感じがいい(映画ではお栄が主役)。父北斎からは、「アゴ」とも呼ばれていたお栄。ここでは、若干アゴ長めかな、て画だけど、アニメでは美女キャラなのかな? 浮世絵に興味を持ったのは近年のことで、何の知識もないのですが、葛飾応為(お栄)の「吉原格子先之図」には感銘を覚えました。映画はお栄を主人公にしているようだけど、原作は北斎、お栄、それに弟子として居候していた後の渓斎英泉のトリプルキャスト。日向子さんの画がいいね。お江戸への親しみが滲み出ている。 何度見てもヘタウマと超絶技巧の間で翻弄されてしまう絵だけれど、この物語、このコマにはこれしかない!説得力には異論の余地なし! 色気のある女ってのは、粋な女って事だよって言われた矢先。色気ねぇ・・・・にしても、面白い漫画だよ!!!そして浮世絵ってやっぱりきわどいよね、知ってたけど(笑) ボストン美術館所蔵・葛飾北斎展で紹介されていたが北斎はコロコロと名前を変えており、葛飾北斎と名乗っていたのはほんの数年間だけの話である。




■映画ストーリー
さまざまな風俗を描いた浮世絵が庶民に愛された江戸時代、浮世絵師・葛飾北斎は大胆な作風で一世を風靡(ふうび)する。頑固で偏屈な天才絵師である父・北斎の浮世絵制作を、陰で支える娘のお栄(後の葛飾応為)も優れた才能を発揮していた。そんな北斎親子と絵師の交流や、江戸に生きる町人たちの人間模様がつづられていく。

映画チェック
杉浦日向子の代表作の一つ「百日紅」を、『河童のクゥと夏休み』『映画クレヨンしんちゃん』シリーズなどで知られる原恵一監督がアニメ映画化した群像劇。江戸の浮世絵師として数多くの作品を発表し、世界中のさまざまな分野に多大な影響をもたらした葛飾北斎と、その制作をサポートし続けた娘・お栄(後の葛飾応為)を取り巻く人間模様を、江戸情緒たっぷりに描く。アニメーション制作は、『攻殻機動隊』『東のエデン』シリーズなどのProduction I.Gが担当する。

■スタッフ
製作国:日本
上映時間:1時間30分
制作:Production I.G
配給:東京テアトル
原作: 杉浦日向子
監督: 原恵一
脚本: 丸尾みほ
キャラクターデザイン: 板津匡覧
美術監督: 大野広司
色彩設計: 橋本賢
CGディレクター: 遠藤工
撮影監督: 田中宏侍
演出助手: 佐藤雅子
編集: 西山茂
音楽: 富貴晴美 / 辻陽
主題歌: 椎名林檎

■キャスト(声の出演)

松重豊
濱田岳
高良健吾
美保純
清水詩音
筒井道隆
麻生久美子
立川談春
入野自由
矢島晶子
藤原啓治







ジャンル:ドラマ/青春/任侠・ヤクザ
 ズタボロ  【5月9日公開】

ズタボロ  全1巻 (ヤングキングコミックス)/少年画報社

¥578
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ズタボロ (幻冬舎文庫)/幻冬舎

¥864
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■内容紹介
人には誰でも掛け替えのない大切な人がいて、その人を守るためにどうしても闘わねばならない時がある。
青春エンタテインメント小説。
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■原作の感想
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只のアウトロー自叙伝と思うな・・・
独特な効果音や思わず笑ってしまう物の例えやゲッツ節は健在!

Arikaアイコン(小)1ゲッツ板谷さんの青春時代はボロボロだそうですが、現在も病気(脳出血)でさらにボロボロのようです。そんな気迫だけは迫ってくる三部作の完結編は、すごい良かった!!主人公の今までの迷走?葛藤とか?すべてを流してくれる素晴らしい結末で納得できた!これで完結してしまうのは、残念なのでまた続編を期待したい!病み上がりなこともあって、文章の瞬発力は無いけれど、作者の気合いが伝わってきて、まさに気合いで一気に読まされてしまったという感じ。一言でいうとリアルな青春小説。よかった。 波乱万丈な登場人物達、もう少し平和に生きたらいいのに…。




■映画ストーリー
仲間のヤッコ(荒井敦史)やキャームと共に、中学を卒業したコーイチ(永瀬匡)。高校へ進んだ彼は、それと同時にヤッコと地元最凶とされる暴走族のメンバーとなり、植木(堀井新太)と鬼(成田瑛基)という新たな仲間と出会う。ケンカとナンパに精を出していたコーイチだったが、ヤッコが暴走族内で行われるヤキ入れによって精神的に追い詰められてしまう。さらに、叔父の猛身(木村祐一)からヤクザになれと誘われるように。悩んだ果てに、コーイチはヤクザとなってヤッコの敵を取ってやろうと決意する。

映画チェック
ゲッツ板谷の小説「メタボロ」「ズタボロ」を基にした、2007年製作のヤンキームービー『ワルボロ』の続編。高校進学を機に暴走族のメンバーとなったコーイチが、仲間と共にヤクザも絡む抗争に巻き込まれる。監督は、『相棒』シリーズなどの橋本一。前作の松田翔太に代わってコーイチを演じるのは、『好きっていいなよ。』などの永瀬匡。彼を筆頭にテレビドラマ「GTO(第2期)」などの堀井新太、『クローズEXPLODE』などの成田瑛基らが集結する。熱いドラマに加え、リアル志向のケンカアクションも見もの。

■スタッフ
製作年:2015年
製作国:日本
製作プロダクション:セントラル・アーツ
製作:東映ビデオ
配給:東映 カラー
原作: ゲッツ板谷
監督: 橋本一
脚本: 高橋泉

■キャスト
永瀬匡 、清水富美加 、堀井新太 、成田瑛基 、荒井敦史 、石田卓也 、伊藤洋三郎 、菅田俊 、木村祐一 、佐藤二朗 、平田満 、南果歩  他