2015年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(4月25日全国公開)


映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!




ジャンル:その他
 王妃の館  【4月25日公開】

王妃の館〈上〉 (集英社文庫)王妃の館〈上〉 (集英社文庫)
(2004/06/18)
浅田 次郎

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王妃の館〈下〉 (集英社文庫)王妃の館〈下〉 (集英社文庫)
(2004/06/18)
浅田 次郎

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■内容紹介
パリはヴォージュ広場の片隅にたたずむ、ルイ十四世が寵姫のために建てたという「王妃の館」。
今は、一見の客は決して泊めない、パリ随一の敷居の高さを誇る超高級ホテルとなっているこのシャトーに、なぜか二組のワケあり日本人ツアーが同宿することになった。
しかも、倒産寸前の旅行代理店の策略で、客室を昼と夜とでダブル・ブッキングされて…。
ぶっちぎりの笑いと涙満載の傑作人情巨編。
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■原作の感想
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パリ・ヴォージュ広場の王妃の館に滞在する光(ポジ)と影(ネガ)ツアーは、
訳ありガイドが訳ありのお客様を訳ありの旅に誘います。

Arikaアイコン(小)1「鉄道員」や「蒼穹の昴」や「シェエラザード」を書かれた作家さんとは思えないようなドタバタの物語で、タイトルとはイメージが違いすぎて笑っちゃいました。でも、後半のルイ14世のお話は、さすが!と思わせる感じです。 少々笑いが古い気もするが面白く読めた。太陽王のエチケットでがんじがらめにする神経質さとギャグを連発する破滅的な明るさのギャップが面白い。シャトードワラレーヌ、私も泊まってみたいわぁ!設定は無茶苦茶ながら、濃い~キャラの訳アリなツアー参加者たちのドタバタ劇に思わず笑ってしまいました。それぞれの登場人物が繋がっていたりで、後半はどんな展開になるんだろうと期待しつつ下巻も読もう!




■映画ストーリー
パリで圧倒的な知名度を誇り、王妃の館と呼ばれる超高級ホテル「シャトー・ドゥ・ラレーヌ」のスイートルームを昼夜でダブルブッキングするというツアーを、今にもつぶれそうな旅行会社が立案する。個性的な参加者の中に名を連ねた売れっ子作家・北白川右京(水谷豊)は、持ち前のマイペースぶりでほかの参加者たちを自分の世界に引き込んでいき……。

映画チェック
直木賞作家・浅田次郎の長編小説を、テレビドラマ「相棒」シリーズなどの橋本一監督が映画化した笑いと涙あふれる人間ドラマ。「王妃の館」と呼ばれるパリでも屈指の伝統と格式を誇る超高級ホテルの知名度を利用して、倒産しそうな旅行会社が企画したパリ旅行に参加したツアー客たちが繰り広げる騒動を描く。それぞれに問題を抱える一筋縄ではいかないツアー参加者の中でもとりわけ個性の強い作家・北白川右京を、『相棒』シリーズの杉下右京役でおなじみの水谷豊が演じる。

■スタッフ
製作年:2015年
製作国:日本
配給:東映
原作: 浅田次郎
監督: 橋本一
脚本: 谷口純一郎 / 国井桂
エンディング曲: 小野リサ

■キャスト
水谷豊、 田中麗奈、 吹石一恵、 尾上寛之、 青木崇高、 中村倫也、 安達祐実、 山中崇史、 野口かおる、 緒形直人、石橋蓮司、 安田成美、 石丸幹二  他






ジャンル:その他
 白河夜船  【4月25日公開】

白河夜船 (新潮文庫)白河夜船 (新潮文庫)
(2002/09/30)
吉本 ばなな

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■内容紹介
いつから私はひとりでいる時、こんなに眠るようになったのだろう―。
植物状態の妻を持つ恋人との恋愛を続ける中で、最愛の親友しおりが死んだ。
眠りはどんどん深く長くなり、うめられない淋しさが身にせまる。
ぬけられない息苦しさを「夜」に投影し、生きて愛することのせつなさを、その歓びを描いた表題作「白河夜船」の他「夜と夜の旅人」「ある体験」の“眠り三部作”。

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■原作の感想
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眠りを描いた3部作。どの主人公も酷く繊細で傷をもつ女性!!
Arikaアイコン(小)1死の濃度が強い夜を題材にした3つの話が収録されていますが、どの話にも疲れていたり、大切な人を亡くしたりした女性が出てきます。眠りにつかれる、ということは、たしかにある。就かれる。憑かれる。疲れる。それは夢に目覚めるということで、そのとき世界は反転し、あちらとこちらとどちらがうつつか、自分でも統御できなくなる。羽毛みたいに心地よい夢は、少しずつ真綿でしめつける拘束力となってゆく。自分の口のなかを自分の歯で咬むみたいに、現実を侵食してくる眠り。からだの内側で変化する潮の流れ。目には見えない鍾乳石のような変質。真っ暗な夜のなか、私の意識をのせて白い河を渡る船。むこう岸を見てしまったらきっと、哀しくも淋しくもないのに泣いてしまう。 あまりに繊細で美しくたゆたう夜の海に飲み込まれそうになります。前向きに歩こうという話ではないですが、皆何処かで再生してゆく感じがとても愛しく感じます。じんわりと染み入り、少し休もうという優しさが感じられます。疲れ切った女性や大切な人を亡くした女性がでてきますが、そこから立ち上がりはっきりと前を向いて歩いていくラストではないけれど、ちょっと休んだらまた歩いていきましょうって気分になれます。 この本は、今の自分にはすうっとはいってくる。あまりの違和感のなさに、そう感想をのべるのに躊躇するほどに…。眠り、というものとのかかわりも、そのときそのときによって大きく異なる。今の自分にはこの本はかなりの癒やしになえい、眠りに近いものがあるので、夜、ゆったりとお茶でも飲みながら読みたい一冊。




■映画ストーリー
※諸事情によりストーリーを記載しておりません。

映画チェック
写真家としても活躍する『星影のワルツ』などの若木信吾が監督と撮影を務め、よしもとばななの小説を映画化。『かぞくのくに』できょうだいを演じた井浦新と安藤サクラが再共演を果たし、眠りを題材に一風変わった物語を紡いでいく。『幻肢』などの谷村美月が主人公の親友を演じ、内田春菊の次女紅甘らが共演。親友の死によるショックや不倫での満たされない思いを抱えながらも必死で生き、愛そうとするヒロインの姿が切ない。

■スタッフ
製作年:2015年
製作国:日本
上映時間:1時間31分
企画協力:よしもとばなな事務所 / 新潮社
製作:『白河夜船』製作委員会
制作:ユマニテ
制作協力:スローラーナー
配給:コピアポア・フィルム カラー/16:9/HD
原作: よしもとばなな
監督・撮影・脚本: 若木信吾
脚本: 鈴本櫂
製作: 重村博文 / 畠中鈴子
企画・プロデュース: 越川道夫
プロデューサー: 石井稔久 / 玉井紅帆

■キャスト
安藤サクラ 、谷村美月、 高橋義明、 紅甘 、竹厚綾 、伊沢磨紀 、井浦新  他





ジャンル:ホラー/SF/ドラマ
 寄生獣 完結編  【4月25日公開】

寄生獣 寄の章 アンコール刊行 (講談社プラチナコミックス)寄生獣 寄の章 アンコール刊行 (講談社プラチナコミックス)
(2015/04/10)
岩明 均

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寄生獣 生の章 (講談社プラチナコミックス)寄生獣 生の章 (講談社プラチナコミックス)
(2014/11/28)
岩明 均

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寄生獣 獣の章 (講談社プラチナコミックス)寄生獣 獣の章 (講談社プラチナコミックス)
(2014/12/12)
岩明 均

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■内容紹介
寄生獣 寄の章
突如飛来した寄生生物たち。彼らは人間の身体に侵入し脳を乗っ取り、他の人間を食い殺し始める。高校生・泉新一の身体にも寄生生物が侵入するが、脳の乗っ取りに失敗し彼の右手に宿ってしまう。自ら「ミギー」と名乗った寄生生物は新一と奇妙な共存関係になる。そんなイレギュラーな存在となった新一とミギーは寄生生物たちとの壮絶な戦いに身を投じる!

寄生獣 生の章
高校生・加奈は寄生生物たちを感知する一種の超能力を持っている。その能力ゆえに寄生生物たちと関わりを持ってしまう加奈を心配する新一。一方、寄生生物たちはこれまでとは違う新しい方法で人間と闘争を開始しようとしていた。

寄生獣 獣の章
最強の寄生生物「後藤」を前に新一とミギーは苦戦を強いられる。寄生生物たちも一枚岩ではいられず、考え方の違いから内紛が始まっていた。一方寄生生物たちに家族を殺された探偵・倉森は復習のため田村玲子の子供を拉致し、田村をおびき出した! 伝説的大傑作ここに完結!
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■原作の感想
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鬼才が描く、スラップスティック・ファンタジー!!
なんか気持ち悪くて不気味で不思議なキモカワオモロイ怖さがあるwww

Arikaアイコン(小)1コンビニコミック全3巻。絵柄良しキャラ良しストーリー良しでめっちゃ面白かった!! スパッと終わるのが好きな私にとって最高のラストだったのも良い。
『寄生獣 生の章』では、母親が寄生されてからの新一と、ミギーがいなくなってからの新一の悲しみがちゃんと違うのに感動した。戦後漫画の変わらないテーマ+天才的な発想を支えるのは人間ドラマなのだと改めて思った。第48話『ただいま』で田村玲子が「人間のまねをして鏡の前で大声で笑ってみた。なかなか気分が良かったぞ」と言うシーンで不覚にも涙が(汗)。
『寄生獣 獣の章』では、後藤からはっきりと命を狙われ恐怖に震えながら里美に抱き着く新一を痴漢と勘違いして驚きのあまり手荷物ばパサと取り落とすおばさん。細かい所まで描写し抜く、なんてrealisticな漫画なんだ寄生獣って!!15年以上前に読んだ時の内容と一致しているのかどうか、これが思い出せないのが歯痒い。当時はリアルタイム読者でなかったのと、その時は心に響くものが少なく斬新さだけが印象的だった。




■映画ストーリー
新一(染谷将太)の暮らす東福山市で、市長・広川(北村一輝)が率いるパラサイトたちの強大なネットワークが形成されていく。彼らの動向を注視していた人類側は、パラサイトの全滅を図るべく特殊部隊を編成して広川と配下たちの根城となっている東福山市庁舎の急襲を画策していた。静かに対決の時が迫る中、パラサイトの田宮良子(深津絵里)は人間の子供を生んだのを機に人類と共存する道を探る。新一とミギーがその鍵になると考えるが、彼は母親を殺したパラサイトへの憎しみと怒りに支配されていた。

映画チェック
岩明均のコミックを2部作形式で実写化した、SFサスペンスの後編。右手に寄生生物ミギーを宿した少年・新一と人類を食糧とするほかのパラサイトたち、彼らの全滅を図る特殊部隊が入り乱れる、壮絶なバトルが展開。監督に山崎貴、キャストに染谷将太、深津絵里、橋本愛、北村一輝、國村隼、浅野忠信ら前作のメンバーが結集した。地球での生存を懸けた人類とパラサイトの激闘の行方に加え、新一とミギーの友情をめぐるドラマも見どころ。

■スタッフ
製作年:2014年
製作国:日本
配給・製作:東宝
製作:日本テレビ放送網 / 講談社 / 電通 / ROBOT / 日本出版販売 / GyaO! / Yahoo!JAPAN / KDDI
監督・VFX・脚本: 山崎貴
脚本: 古沢良太
原作: 岩明均
音楽: 佐藤直紀
撮影: 阿藤正一
美術: 林田裕至
キャラクタービジュアルディレクター: 柘植伊佐夫
VFXディレクター: 渋谷紀世子
主題歌: BUMP OF CHICKEN

■キャスト
泉新一: 染谷将太
田宮良子: 深津絵里
ミギー: 阿部サダヲ
村野里美: 橋本愛
浦上: 新井浩文
三木: ピエール瀧
倉森: 大森南朋
広川: 北村一輝
平間: 國村隼
後藤: 浅野忠信






ジャンル:その他
 劇場版 境界の彼方 -I'LL BE HERE- 未来篇  【4月25日公開】

TVアニメ「境界の彼方」公式ファンブック (ぽにきゃんBOOKS)TVアニメ「境界の彼方」公式ファンブック (ぽにきゃんBOOKS)
(2014/03/19)
(C)鳥居なごむ・京都アニメーション/境界の彼方製作委員会

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■内容紹介
文芸部に峰岸舞耶も加わり、いつものように『芝姫』編集に勤しむメンバーたち。 ある日、美月と未来が二人だけで妖夢退治に出かけることを計画するが……。 眼鏡愛と妹愛の変態談義、白熱の第3巻発売!
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■原作の感想
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二人に二人なりの未来を描いてほしい・・・。
Arikaアイコン(小)1『境界の彼方』には、鳥居なごむ(著者)と鴨居知世(イラスト)によるライトノベル。半妖の少年・秋人と妖夢を討伐する役割を持った未来の出会いから始まるファンタジーである。人が人と一緒にいる。すると、辛いことや苦しいことだってあるものだと思います。楽しかったり、幸せを感じることだってあります。けれど、それは人と人が一緒にいるから、 一人じゃないから感じられる事でもあります。そんな普通の事に憧れて、憧れて・・・。ずーっと、恋い焦がれてきた普通じゃない18才と17才の男の子と女の子。 そんな二人には『未来』幸せになってほしいと願わずにはいられません。二人に二人なりの未来を描いてほしいと思う。





■映画ストーリー
妖夢「境界の彼方」を体内に宿す半妖の神原秋人と、その「境界の彼方」を倒すことのできる唯一の存在である異界士・栗山未来。秋人と未来は惹(ひ)かれ合い、一緒に生きていく世界を選択する。ところが、戦いを終えた未来は記憶を失ってしまう。秋人は未来の幸せを願うゆえ、未来と関わらないようにするが、そんな秋人の思いとは裏腹に未来は秋人に接近し……。

映画チェック
鳥居なごむのライトノベルを基にしたテレビアニメシリーズを凝縮した2015年3月14日公開「過去篇」に続き、それから1年後に起こる出来事を完全新作としてつづった劇場版。気になるストーリーは、「過去篇」が本作のヒロインである栗山未来を中心にテレビシリーズの出来事を振り返るものとなる。一方「未来篇」は完全新作だ。テレビシリーズの物語から1年後が舞台だ。その時に未来たちに起こる出来事を描く。さらなる詳細は今後の告知を待つことになるが、注目したいのは今回の特報とポスタービジュアルだ。青空が広がる中で一人立つ栗山未来の印象的な姿は映画への期待を高めるのに十分だろう。異形の存在・妖夢を体内に宿す少年と妖夢を倒すべくやって来た異界士の少女を主人公に、惹(ひ)かれ合いながらも、少女の記憶喪失から起こるすれ違いや葛藤、戦いを描き出す。監督は、「中二病でも恋がしたい!」「けいおん!」シリーズなどに携ってきた石立太一。過酷な宿命を持つ栗山未来と神原秋人の未来が見どころ。

■スタッフ
製作年:2015年
製作国:日本
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:境界の彼方製作委員会
配給:松竹
原作: 鳥居なごむ
監督: 石立太一
脚本: 花田十輝
キャラクターデザイン: 門脇未来
美術監督: 渡邊美希子
色彩設計: 宮田佳奈
設定: 高橋博行
妖夢設定: 秋竹斉一
撮影監督: 中上竜太
音響監督: 鶴岡陽太
音楽: 七瀬光

■キャスト(キャラクター:声の出演)
栗山 未来:種田梨沙
神原 秋人:KENN
名瀬 美月:茅原実里
名瀬 博臣:鈴木達央
名瀬 泉:川澄綾子
藤真 弥勒:松風雅也
二ノ宮 雫:渡辺明乃
新堂 彩華:進藤尚美
新堂 愛:山岡ゆり
伊波 桜:豊田萌絵