2015年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(4月11日全国公開)


映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!




ジャンル:サスペンス/ミステリー
 ソロモンの偽証 後篇・裁判【4月11日公開】

ソロモンの偽証: 第III部 法廷 上巻 (新潮文庫)ソロモンの偽証: 第III部 法廷 上巻 (新潮文庫)
(2014/10/28)
宮部 みゆき

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ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)ソロモンの偽証: 第III部 法廷 下巻 (新潮文庫)
(2014/10/28)
宮部 みゆき

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■内容紹介
明らかになる偽証。いま、真犯人が告げられる――。現代ミステリーの金字塔、堂々完結。

空想です――。弁護人・神原和彦は高らかに宣言する。大出俊次が柏木卓也を殺害した根拠は何もない、と。城東第三中学校は“問題児”というレッテルから空想を作り出し、彼をスケープゴートにしたのだ、と。対する検事・藤野涼子は事件の目撃者にして告発状の差出人、三宅樹理を証人出廷させる。あの日、クリスマスイヴの夜、屋上で何があったのか。白熱の裁判は、事件の核心に触れる。
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■原作の感想
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さあ!法廷!どのような結末を迎えるのか?
Arikaアイコン(小)1やっぱり宮部みゆきはうまい!!中学生が行ってるとは思えないような学校内裁判での検事、弁護人の息詰まる攻め合いをその場にいる人物が語ることで、読み手は均衡に裁判の行方を見守れます。特に倉田まり子の存在は中学生離れした人物が多い中、その素直な未熟さがかえって安心感を与えてくれます。神原の頭の回転の速さに、涼子が後手に回っている印象。しかし、それにしても三宅樹里に対する態度がみんな立派すぎる。井上判事と藤野検事と神原弁護人とその他のみなさんの中学生とは思えない裁判の運びぶりで読んでいて、どんどん惹き込まれちゃいました。三宅さんの証言のときの神原くんの反応やら何がどうなるのか未だに予想もつかないし、美術の丹野?先生の証言にはなるほどな、って思った。人情ものも得意とする作者らしい温もりもあり、衝撃の多い巻でしたが疲れることなく読み進められました。




■映画ストーリー
被告人大出俊次(清水尋也)の出廷拒否により校内裁判の開廷が危ぶまれる中、神原和彦(板垣瑞生)は大出の出廷に全力を尽くす。同様に藤野涼子(藤野涼子)も浅井松子(富田望生)の死後、沈黙を続ける三宅樹理(石井杏奈)に証人として校内裁判に出廷するよう呼び掛ける。涼子は柏木卓也(望月歩)が亡くなった晩、卓也の自宅に公衆電話から4回の電話があったと知り……。

映画チェック
宮部みゆきのミステリー巨編を映画化した『ソロモンの偽証』の後編。男子生徒の転落死により動揺が広がる中学校内で、生徒たちが自主的に行う校内裁判の様子を臨場感たっぷりに映し出す。前編同様成島出監督がメガホンを取り、佐々木蔵之介、夏川結衣、永作博美、黒木華といった実力派キャストが集結。オーディションによって選出された生徒役たちも続投する。裁判によって明らかになる、ショッキングな真相に言葉を失う。

■スタッフ
製作年:2015年
製作国:日本
上映時間:2時間26分
企画・配給:松竹
原作: 宮部みゆき
監督: 成島出
主題歌: U2
脚本: 真辺克彦
音楽: 安川午朗
製作総指揮: 大角正
エグゼクティブプロデューサー: 関根真吾
プロデューサー: 矢島孝 / 秋田周平
アソシエイトプロデューサー: 池田史嗣
照明: 金沢正夫
美術: 西村貴志
録音: 藤本晋一
装飾: 湯澤幸夫
スクリプター: 森直子
衣装: 宮本茉莉
ヘアメイク: 田中マリ子
VFXスーパーバイザー: 浅野秀二
音楽プロデューサー: 津島玄一
助監督: 谷口正行
俳優担当: 奥田由美
ラインプロデューサー: 小松次郎
制作担当: 大熊敏之 制作プロダクション:松竹撮影所

■キャスト
藤野涼子 、板垣瑞生 、石井杏奈 、清水尋也 、富田望生 、前田航基 、望月歩 、西畑澪花 、若林時英 、西村成忠 、加藤幹夫 、石川新太 、佐々木蔵之介 、夏川結衣 、永作博美 、黒木華 、田畑智子 、池谷のぶえ 、塚地武雅 、田中壮太郎 、市川実和子 、江口のりこ 、森口瑤子 、安藤玉恵 、木下ほうか 、井上肇 、高川裕也 、中西美帆 、宮川一朗太 、嶋田久作 、津川雅彦 、余貴美子 、松重豊 、小日向文世 、尾野真千子 他





ジャンル:アニメ/ファミリー/アドベンチャー
 映画 きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物(モンスター)  【4月11日公開】

32ピース ピクチュアパズル きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物32ピース ピクチュアパズル きかんしゃトーマス 勇者とソドー島の怪物
(2015/02/15)
アポロ社

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■内容紹介
トーマスの支線が工事のために一時閉鎖され、トーマスは助っ人としてビルやベンの働くクレイ・ピッツに送られた。そんな時、トーマスはクレイ・ピッツで謎の巨大な足跡を発見するも、地すべりによってその足跡を見失ってしまう。

翌日、トーマスはパーシーに昨日見た足跡のことを話す。それがソドー島に住むモンスターが残したものだと信じて疑わないパーシーは怯えながら走り出し、やがて奇妙なものに遭遇する…。
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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1小さな子にも分かりやすいように映画を上手に再現しています!
トーマスがソドー島の陶土の採掘場“クレイ・ピッツ”で働いていると、崖に大きな謎の足跡を見つけました。トーマスは、親友のパーシーにそのことを話しました。ソドー島にモンスターがいると信じこんだパーシーは、怖くて眠れなくなり、失敗ばかりするようになってしまいました。ある日、パーシーは霧が立ち込めた線路で、奇妙な影を目撃します。それはモンスターではなく、見たこともない姿の新しい機関車でした。パーシーは新しい仲間から、本当の勇気とは、そして友情とは何かを教わるのでした。





■映画ストーリー
支線の工事に伴い、トーマスはクレイ・ピッツにやって来る。そんな折、トーマスがクレイ・ピッツで大型の足跡を目撃したと話すのを聞いたパーシーは、ソドー島には誰も見たことのない怪物が住んでいると思い込む。ある晩、その影におびえるパーシーは、霧の立ちこめる線路を走行中に不思議なものを目にし……。

映画チェック
蒸気機関車トーマスと仲間たちの活躍を描き、長年世界中の人々に愛されている人気番組「きかんしゃトーマス」シリーズの劇場版長編。クレイ・ピッツで大きな足跡が発見されたのをきっかけに、トーマスと相棒たちの勇気が試される様子を生き生きと映し出す。監督は『映画 きかんしゃトーマス キング・オブ・ザ・レイルウェイ トーマスと失われた王冠』のロブ・シルヴェストリ。力を合わせて謎の解明に挑むトーマスと仲間たちの姿に勇気をもらう。

■スタッフ
英題:THOMAS & FRIENDS: TALE OF THE BRAVE
製作年:2014年
製作国:イギリス
上映時間:1時間3分
提供:ソニー・クリエイティブプロダクツ
配給:アップリンク
監督: ロブ・シルヴェストリ
脚本: アンドリュー・ブレナー
ナレーター: ジョン・カビラ

■キャスト(日本語吹替)
トーマス:比嘉久美子
田中完
パーシー:神代知衣
レッジ:三宅健太
ヘンリー:金丸淳一
ジェームス:江原正士
ゲイター:タカアンドトシのタカ
ティモシー:タカアンドトシのトシ





ジャンル:ミステリー
 ギリシャに消えた嘘  【4月11日公開】

殺意の迷宮 (創元推理文庫)殺意の迷宮 (創元推理文庫)
(1988/07)
パトリシア ハイスミス

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■内容紹介
美しい妻をともない、警察の追求を逃れてアメリカから冬のギリシアにやってきた詐欺師チェスターと、暗い影を背負った青年ライダル。彼らがアテネの街角で出会ったところから、悲劇の幕は切って落とされた。尋問に訪れた地元の刑事を殺し、クレタ島に脱出した三人を待ち受けていたのは? 一九六四年度英国推理作家協会賞受賞の傑作。
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■原作の感想
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人間の持つ能力の中で、記憶ほど薄気味悪いものはない。
記憶を甦らすのはときとしては人の心を惑わす!

Arikaアイコン(小)1心理描写に定評のある、パトリシア・ハイスミスのミステリ。数機な運命のもつれから、行動を共にする3人の男女。愛憎が入り交じり、次第に抜き差しならないはめに陥っていく。 なぜ、こうまで主人公の青年が、詐欺師ととことん関わろうとするのか、その行動の奇妙な動機は詳しく説明されているものの、いまひとつ共感できにくい。 ハイスミスの筆が描き出す人物は、どこか弱くて脆い。その弱さにイライラさせられる。 利用したりされたり、追ったり追われたり。心理面のネガとポジが入れ替わっていくところが読ませるなあと思いました。出てくる人が少ないだけに心理描写が色濃く描かれていたと思う。




■映画ストーリー
1962年、ギリシャ。アテネでツアーガイドをして生計を立てている青年ライダル(オスカー・アイザック)は、旅行で来たというチェスター(ヴィゴ・モーテンセン)とコレット(キルステン・ダンスト)の夫婦とパルテノン神殿で出会う。彼らのガイドを申し出たライダルだったが、その夜に宿泊するホテルに現れた探偵をチェスターが殺してしまう。混乱したまま死体の片付けを手伝ったライダルは、チェスターが投資家たちから高額の金をだまし取って逃走中の詐欺師であることを知る。

映画チェック
パトリシア・ハイスミスの小説「殺意の迷宮」を基にしたサスペンス。1960年代のアテネを舞台に、詐欺を働いて逃れる詐欺師とその妻に出会った青年を待ち受ける運命を見つめる。監督は『ドライヴ』『47RONIN』などの脚本を手掛けてきたホセイン・アミニ。『イースタン・プロミス』などのヴィゴ・モーテンセン、『メランコリア』などのキルステン・ダンスト、『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』などのオスカー・アイザックと、実力派が集結。

■スタッフ
英題:TWO FACES OF JANUARY
製作年:2014年
製作国:イギリス/フランス/アメリカ
上映時間:1時間36分
配給:プレシディオ
監督: ホセイン・アミニ
原作: パトリシア・ハイスミス

■キャスト
ヴィゴ・モーテンセン 、キルステン・ダンスト 、オスカー・アイザック  他