2015年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(2月28日全国公開)


映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!




ジャンル:ドラマ
 さいはてにて~やさしい香りと待ちながら~【2月28日公開】

さいはてにて やさしい香りと待ちながら (集英社文庫)さいはてにて やさしい香りと待ちながら (集英社文庫)
(2015/01/20)
柿木 奈子

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■内容紹介
東京で小さな珈琲店を営んでいる女性・岬。自分だけを信じて生きてきたが、幼い頃に生き別れて行方不明の父を待つため、能登の海辺、父の残した舟小屋を改装した場所に店を移転する。さいはての海辺で出会ったのは、キャバクラ嬢でシングルマザーの絵里子と、その子どもたち・有沙と翔太。彼らと触れあううち、頑なだった岬の心に変化が…。永作博美、佐々木希出演映画をノベライズ。
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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1能登半島の先端にある珠洲市が舞台の映画のノベライズ。もう何も失いたくないから孤独を選んで生きる岬と他人に依存して生きてきた絵理子が、初めは相容れない関係だったのに珈琲を通じて心を通わせ、やがて自分の人生を顧みて再出発するまでを文章で鮮明に書き出していて読みごたえがあり面白かった。 岬の孤独とそれ故の強さを羨ましく思った。そしてその脆さも尊く見えた。 「家族」「灯り」「温もり」と云うキーワードと、事あるごとにその存在を知らしめていた、海に向かって建てた背の高い外灯がこのストーリーの肝だと感じる。また、生豆を焙煎する様子は非常に興味深く、全国にファンがいるヨダカ珈琲の馥郁とした香りと味を是非とも堪能してみたいと思った。舞台である、珠洲の風景などディテールがどのくらい書かれているかなと期待したが、それはほとんど無かったが、主役3人の女性の描き方は良かった、ので映画ももしかしたら面白いかも。




■映画ストーリー
ばい煎コーヒー店の主人として、たった一人東京で懸命に過ごしてきた吉田岬(永作博美)。幼少時に父親と生き別れた過去を持つ彼女は、再会を願って故郷である能登へと帰ってコーヒー店を開くことにする。店を切り盛りする中、ひょんなことからキャバクラ嬢として働き子どもたちを育てるシングルマザーの隣人・山崎絵里子(佐々木希)と言葉を交わすようになる。彼女と子どもたちとの何げなくも心温まる交流を経て、岬は人とのつながりによって得られる安らぎをかみ締めていく。

映画チェック
『四十九日のレシピ』などの永作博美と『アフロ田中』などの佐々木希が共演を果たしたヒューマンドラマ。故郷の能登でコーヒー店を開いた孤独な女性と、近所に住むシングルマザーの触れ合いを通して、人と人との関わり合いが生み出す温かさや喜びを浮き上がらせていく。メガホンを取るのは、台湾映画界の名匠ホウ・シャオシェンに師事し、『風に吹かれて-キャメラマン李屏賓(リー・ピンビン)の肖像』で注目を浴びた女流監督チアン・シウチュン。ハートウオーミングな物語に加え、オールロケを敢行した能登半島の美しい風景も見ものだ。

■スタッフ
監督: チアン・ショウチョン
脚本: 柿木奈子
音楽: かみむら周平

■キャスト
永作博美 、佐々木希 、桜田ひより 、保田盛凱清 、臼田あさ美 、イッセー尾形 、村上淳 、永瀬正敏 、浅田美代子 他





ジャンル:SF/アクション/ロボット
 機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル【2月28日公開】

機動戦士ガンダム THE ORIGIN(1) (角川コミックス・エース)機動戦士ガンダム THE ORIGIN(1) (角川コミックス・エース)
(2014/06/26)
安彦 良和

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■内容紹介
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』は、安彦良和の漫画。原案は矢立肇・富野由悠季、メカニックデザインは大河原邦男。アニメ『機動戦士ガンダム』をベースにしたコミカライズ作品ではあるが、設定の見直しや外伝的エピソードの追加など独自のアレンジが施されている。ガンダムシリーズ専門漫画雑誌『ガンダムエース』創刊号(2001年6月発売)より2011年8月号(2011年6月発売)にかけて連載された。2014年からはウェブコミックComic Walkerにてフルカラー版が順次無料掲載されている。
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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1アニメは何度見たか分からないくらいなのに、わぁーっ面白い面白い面白い面白いー!! 機動戦士ガンダムの作画監督を務めた安彦良和による、いわばガンダムのセルフリメイクinマンガ。アニメの世界をもう一段深く濃いめに描き変えつつ、絵は二十段くらい緻密になっててあまりにすごすぎるため逆に違和感を覚える程。アニメと比べると物語の芯はそのままなんだけど肉付けの仕方が実に見事でウワーッと感激してしまう。呼んでたら、故 永井一郎さんのナレーションがよみがえるカラーのオープニングに鳥肌。ザクが格好いい。 他の漫画を見て思ったのですが、安彦良和のは兵器やロボットの描写が上手いというより、戦士の描写は非常に上手いんですよね。ガンダムやザクが兵器というより、殺気や闘志を溢れさせた戦士に見える。まさに、ガンダム始動といった感じで、結構設定が現実に則した変更をされているみたいなので、物語はもちろん、そちらの変更も楽しみ。 これは困った、全23巻揃えたくなってしまうじゃないか・・・・。




■映画ストーリー
宇宙世紀0068年。サイド3ムンゾ自治共和国を率いるジオン・ズム・ダイクンは、宇宙に進出した者たちの革新を図るために地球連邦政府からの独立を決意する。だが、それを議会で宣言しようとした演説の最中に倒れ、そのまま命を落としてしまう。ダイクンの側近ジンバ・ラルは、彼の死がザビ家による陰謀だと訴えたが、ザビ家の暗躍はとどまることなく、サイド3ムンゾの実権を掌握しようとする勢いは増していく。一方残されたダイクンの子供たち、キャスバル・レムとアルテイシア・ソムは、ザビ家の政敵に引き取られる。

映画チェック
『機動戦士ガンダム』シリーズの人気キャラクター、シャア・アズナブルの過去に迫った安彦良和のコミックをアニメ化。後にシャアと名乗ることになる少年キャスバル・レム・ダイクンと、その妹アルテイシア・ソム・ダイクンが歩む波乱の運命を見つめる。安彦が自ら総監督を務め、キャラクターデザインも担当。監督には「宇宙戦艦ヤマト2199」のCGディレクターなどを務めてきた今西隆志、メカニカルデザインには数多くのガンダムシリーズに携ってきたカトキハジメら、シリーズを支えた顔ぶれが集結している。

■スタッフ
原作: 矢立肇 / 富野由悠季
漫画原作・キャラクターデザイン・総監督: 安彦良和
キャラクターデザイン: ことぶきつかさ
オリジナルメカニカルデザイン: 大河原邦男
メカニカルデザイン: カトキハジメ / 山根公利 / 明貴美加 / 阿久津潤一
脚本: 隅沢克之
演出: 江上潔 / 板野一郎
総作画監督: 西村博之
メカニカル総作画監督: 鈴木卓也
美術監督: 池田繁美 / 丸山由紀子
色彩設計: 安部なぎさ
撮影監督: 葛山剛士
編集: 吉武将人
音響監督: 藤野貞義
音楽: 服部隆之
監督: 今西隆志
ナレーション: 大塚明夫

■キャラクター:声優
キャスバル・レム・ダイクン: 田中真弓
アルテイシア・ソム・ダイクン: 潘めぐみ
デギン・ソド・ザビ: 浦山迅
ギレン・ザビ: 銀河万丈
サスロ・ザビ: 藤真秀
ドズル・ザビ: 三宅健太
キシリア・ザビ: 渡辺明乃
ジオン・ズム・ダイクン: 津田英三
アストライア・トア・ダイクン: 恒松あゆみ
ランバ・ラル: 喜山茂雄
クラウレ・ハモン: 沢城みゆき
ジンバ・ラル: 茶風林
シャア・アズナブル: 池田秀一






ジャンル:その他
 サムライフ【2月28日公開】

サムライフサムライフ
(2007/04)
長岡 秀貴

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■内容紹介
元・教師が学校設立の夢にむかって疾走する!
波乱万丈、疾風怒濤、奇跡の感動実話!

「自分の学校を作りたい!」という夢を実現するため、オトコは教師を辞めた。
人脈も資金もない中で無謀とも思える行動。
しかし男はありったけの情熱で次々と困難を乗り越え、いつしか周囲には、強い絆で結ばれた仲間たちが集い始める。
波乱と感動に満ちた男の、超・情熱的自伝。


○もくじ

Prologue ・・・・・・7

第1章 心を込めて花束を ・・・・・・19
第2章 ハル ・・・・・・35
第3章 アキ ・・・・・・47
第4章 おっぱじめようぜ! ・・・・・・75
第5章 ケンジ襲来 ・・・・・・89
第6章 始動 ・・・・・・113
第7章 尖ったナイフ ・・・・・・137
第8章 モモレンジャー ・・・・・・151
第9章 帰国 ・・・・・・171
第10章 鼓動 ・・・・・・185
第11章 渾身のクロスカウンター ・・・・・・211
第12章 サムライフ ・・・・・・235

Epilogue ・・・・・・281
あとがき ・・・・・・262
文庫版あとがき ・・・・・・266
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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1「自分の学校を作りたい!」という夢を実現するため、男は教師を辞めた。人脈も資金もない中で無謀とも思える行動。しかし男はありったけの情熱で次々と困難を乗り越え、いつしか周囲には、強い絆で結ばれた仲間たちが集い始める。波乱と感動に満ちた男の、超・情熱的自伝。
夢に向かって前進していれば、困難が起きても必ず救いの手が現れる。頑張っている人を、神様は見捨てたりはしない。長岡さんの「とりあえずやっちまえ」精神は見習いたいと思う。やりもしない前にダメなんじゃないかと諦めるのはナンセンス。頭で考えるよりまず行動。それでダメならやり方を変えればいい。失敗は恥ではない。成功への鍵・・・。躓きながらも学校設立に成功した長岡さんたちの、成長の記録は読み手にガッツを与える一冊。




■映画ストーリー
長野県で高校教師をしているナガオカ(三浦貴大)は、自分の学校を作ろうと思い立ち退職。数か月後には貯金もわずか725円となり、資金を集めるためにショットバーの経営を始める。バーを訪れた教え子に、自分の破天荒な教師人生を本にするようにと勧められ、「脱・教師ダッセン」を出版。わずかな期間で1,000冊を売り上げ、学校設立の夢が実現に向けて一歩一歩近づいてくる。

映画チェック
自らの理想の学校を作るという夢を実現させた長野県の元高校教師の実話を基に、『キッズ・リターン 再会の時』などの三浦貴大が主人公を演じる人間ドラマ。さまざまな方法で学校設立の夢へと近づいていく元教師と教え子たちの奮闘をつづる。『しあわせのパン』『コドモ警察』などのプロデューサーである森谷雄が監督を務め、テレビドラマ「あまちゃん」の松岡茉優、加治将樹、大杉漣などが脇を固める。バーの経営や出版社の立ち上げなど型破りなやり方で、周りを巻き込みながら夢へと近づいていく主人公のバイタリティーと行動力が見どころ。

■スタッフ
監督: 森谷雄
脚本: 及川拓郎
原作: 長岡秀貴
音楽: 原田智英
主題歌: 爆弾ジョニー

■キャスト
三浦貴大 、松岡茉優 、加治将樹 、柾木玲弥 、山本涼介 、高橋真唯 、岸井ゆきの 、蒼波純 、山田望叶 、マキタスポーツ 、きたろう 、渡辺大 、佐藤めぐみ 、大杉漣  他





ジャンル:その他
 くちびるに歌を【2月28日公開】

くちびるに歌をくちびるに歌を
(2011/11)
中田 永一

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■内容紹介
青春小説の新たなるスタンダードが文庫化!

長崎県五島列島のある中学合唱部が物語の舞台。合唱部顧問の音楽教師・松山先生は、産休に入るため、中学時代の同級生で東京の音大に進んだ柏木に、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する。
それまでは、女子合唱部員しかいなかったが、美人の柏木先生に魅せられ、男子生徒が多数入部。ほどなくして練習にまじめに打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化する。
一方で、柏木先生は、Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)の課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう、部員たちに宿題を課していた。
提出は義務づけていなかったこともあってか、彼らの書いた手紙には、誰にもいえない、等身大の秘密が綴られていた--。
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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1大好きなアンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓十五の君へ~」がモチーフになっている(実際アンジェラ・アキさんと五島列島の中学生とこの曲を通して交流があり、それをモデルにしているのだろう)。十五年後の自分にあてた手紙がいい形で使われていて良かった。なんか続きが気になって一気に読んでしまった。 人格が固まる前、大人になりかけの子ども目線の表現が初々しくて良かった。大人から見たら全くもって子どもなんだけど、当人としたら自分の見てきたものの中で精一杯考えてるし、生きてる。その道の途中の数ヶ月の物語っていう感じで、楽しく読めました。サトルの手紙には泣かされましたが、親はそれを言っては駄目じゃないか?せめて苦悩の末であって欲しい・・・終始爽やかというわけでなく、サトルの家族のことに関してはいろいろ考えさせられる事も多くて、お兄ちゃんとの関係やお父さんお母さんの今までとか、もっと掘り下げて読ませて欲しいかったな。音楽コンクールの後のシーンはまんまと泣かされました。ああいうのにはめっぽう弱いです。でもサトルはもうひとりぼっちじゃない。友達がたくさんできた、好きな人もできた、何より心に希望ができた。

合唱部ではなかったですが、私の中学時代を思い出しました。悩みや不安なことはたくさんあったけど、今となるとどれもいい思い出。子どもでもない、でも大人でもない。そんな多感な時期にその時その時をたくさん悩んで、みんな一生懸命生きている。桑原サトルの成長に一番ぐっときました。ねじめさんの解説もよかったです。映画もとても楽しみになりました。「ひとつしかないこの胸が何度もばらばらに割れて 苦しい中で今を生きている」。15年後もそのままでいて欲しい。お兄ちゃんと一緒に工場に行く姿が目に浮かびます。二人を見送るコトミ。妄想してしまいました(笑)・・・映画きっと号泣だろうな。 そして、映像に映し出された五島の美しい風景を思い浮かべながら再度読むと、また格別だろうな。




■映画ストーリー
産休を取ることになった親友の音楽教師ハルコ(木村文乃)の代理として、生まれ故郷の五島列島にある中学の臨時教師となった柏木(新垣結衣)。天賦の才能を持つピアニストとして活躍したうわさのある美女だが、その性格はがさつで乗り回す車もボロいトラック。住民たちの注目を浴びる中、彼女はコンクール出場を目標に日々奮闘している合唱部の顧問に。そして部員たちに、課題として15年後の自分に宛てた手紙を書かせる。やがて、部員たちがつづった手紙から、それぞれが抱える苦悩や秘密が浮き上がってくるが……。

映画チェック
シンガー・ソングライター、アンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」を題材にしたテレビドキュメントから着想を得た中田永一の小説を実写化。輝かしい才能を持つピアニストだった臨時教員の女性が、生まれ故郷の中学校の合唱部顧問として生徒たちと心を通わせていく。メガホンを取るのは、『ソラニン』『ホットロード』などの三木孝浩。『ハナミズキ』などの新垣結衣がヒロインにふんし、その脇を木村文乃、桐谷健太ら実力派が固める。オールロケを敢行した長崎の風景も見もの。

■スタッフ
監督: 三木孝浩
原作: 中田永一
主題歌: アンジェラ・アキ
音楽: 松谷卓
脚本: 持地佑季子 / 登米裕一

■キャスト
新垣結衣 、木村文乃 、桐谷健太 、恒松祐里 、下田翔大 、葵わかな 、柴田杏花 、山口まゆ 、佐野勇斗 、室井響 、渡辺大知 、眞島秀和 、石田ひかり 、木村多江 、小木茂光 、角替和枝 、井川比佐志  他





ジャンル:ドラマ
 振り子【2月28日公開】

振り子振り子
(2012/12/07)
鉄拳

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■内容紹介
動画サイトYouTubeにて300万回以上の再生回数を誇る話題のパラパラ漫画「振り子」を初書籍化!

動画用の原画1500枚を元に再構成し、イラストの風合いをリアルに再現。
新たな感動を呼び起こします。

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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1MVで映像化されて話題になった芸人・鉄拳の泣けるパラパラ漫画を書籍化。酒飲みながら見ると泣きそうになるσ(^_^;)絵で見るのもいいけど、動画でfumikaの曲とコラボしてるのは格別。読書ではないけど…凄く感動した!パブロフじゃあるまいし何度も見てるし知ってるし…なのに後半に近づくと胸が震えだし振り子を止めようとするシーンでは涙が止まらない。もう!なんだこれは! 本を読んで泣き、動画を観て泣きました。静止画と動画 どちらから入っても大丈夫だと思います。鉄拳さん凄い! 動画は一瞬。その合間の1コマに込められた細かい描き込みを味わった。芸術センス高いな!?




■映画ストーリー
1976年、大介(石田卓也)とサキ(清水富美加)は出会った。それから時がたち、大介(中村獅童)とサキ(小西真奈美)は夢だったバイク店を経営していたが、店が倒産。間もなくサキが倒れてしまう。寝たきりになったサキに元気になってもらいたいと、大介は懸命に努力するが……。

映画チェック
世界的に人気のバンドMuseとのコラボでも話題になった、鉄拳の動画を基にした感動的な家族ドラマ。昭和から平成を時代背景に、経営する店の倒産や妻の病といったさまざまな苦難に向き合う夫妻の絆をつづる。中村獅童や小西真奈美が主人公夫妻を、彼らの学生時代を石田卓也と清水富美加が演じ、板尾創路、山本耕史、武田鉄矢ら多彩なキャストが共演。物語のモチーフとなる振り子時計の音や素朴で温かい登場人物たちの姿に、懐かしさがこみ上げる。

■スタッフ
監督・脚本: 竹永典弘
原作: 鉄拳
製作: 岡本昭彦 / 渡辺正一
エグゼクティブプロデューサー: 奥山和由
プロデューサー: 中村直史 / 北畠秀昭 / 稲冨聡 / 渡邉敬介 / 木谷真規
ラインプロデューサー: 柴田浩行
撮影: 西雄一
照明: 石田厚
音効: 伊藤誠
音楽: コーニッシュ / 苗加琢人 / 大久保晶文
脚本協力: 磐木大
編集: オムニバスジャパン
WEB制作: 齋藤信久 / 山本龍二郎
主題歌: あさ実

■キャスト
中村獅童 、小西真奈美 、石田卓也 、清水富美加 、板尾創路 、笛木優子 、松井珠理奈 、鈴木亮平 、中尾明慶 、研ナオコ 、小松政夫 、ダイアモンド☆ユカイ 、武井壮 、黒田アーサー 、中野公美子 、サヘル・ローズ 、ニコラス・ペタス 、齊藤ジョニー 、長原成樹 、藤田彩華 、山本耕史 、武田鉄矢  他





ジャンル:その他
 幕が上がる【2月28日公開】

幕が上がる (講談社文庫)幕が上がる (講談社文庫)
(2014/12/12)
平田 オリザ

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■内容紹介
ある地方の高校演劇部を指導することになった女性教師が部員らに全国大会の出場を意識させる。高い目標を得た部員たちは恋や勉強よりも演劇ひとすじの日々に。演劇強豪校からの転入生に戸惑い、切磋琢磨して一つの台詞に葛藤する役者と演出家。彼女たちが到達した最終幕はどんな色模様になるのか。2015年2月に映画化する、爽快感を呼ぶ青春小説の決定版!
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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1弱小演劇部が全国大会を目指すお話。大会や試験は結果が全てだけれど、本当に大事なのはその過程。演劇ではたくさん考えたり感じたりすることが結果に繋がるんだろうな。真剣に取り組んでる人たちを改めて尊敬します。前半はちょっとなじみのない文のリズムに戸惑っていたけれど、高校の部活として演劇を通しての熱さやキラキラした一瞬を見せてもらった気がします。演出する立場で脚本を組み立て、他の演劇を観ていろんなものを得て、演者たちと関わっていくさおり始め周囲のメンバーもそれぞれ個がしっかりとある。何人もの気持ちを合わせてひとつのものを作り上げていくことはオトナになると純粋にはできないもので。なんだかひとつのことに一生懸命になれる仲間がいることを羨ましく思いながら読みました。これがごく平凡な高校生の実寸大なんだから、派手な感動もなくお話は読了。登場人物ひとりひとりがしっかりしててストーリーにブレがなかったです。演劇は全然詳しくないけど、物語がしっくりくるように台本を何度も書き換えるのと、進路や人間関係で悩む様子が一緒だって事が伝わってきました。大人になったらなかなか自分の物語の台本を書き換えるって事は難しいけど、18歳は星の数ほど無限の可能性があるよね!劇作家に申し上げる感想ではないですが、ちょっと読みづらい部分があったり、ラストがザックリし過ぎてたけど、面白かったです。ハチャメチャな明るさはないけれど眩しい、若さが光るお話でした。これが実写映画になるのかぁ… 。「二十億光年の孤独」を久しぶりに読みましたが、やっぱりステキな詩でした。主演のももクロちゃんたちはこのお話をどう受け取って、今後の活動にどう活かしていくのかということを見ていくのが楽しみです。




■映画ストーリー
地方都市の県立富士ケ丘高等学校2年生の高橋さおり(百田夏菜子)は、部長を務める演劇部最後の1年を迎えようとしていた。それぞれに個性豊かな部員たちと共に年に1度の大会、地区大会突破を目標に稽古に励む中、元学生演劇の女王だという吉岡先生(黒木華)が赴任してくる。吉岡の指導の下、全国大会出場を目指し彼女たちの演劇に打ちこむ日々が始まる。

映画チェック
劇作家・平田オリザが2012年に発表した小説を、人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」主演で映画化した青春ドラマ。地方都市の高校弱小演劇部の女子生徒たちが、元学生演劇の女王だった新任教師の赴任をきっかけに全国大会を目指し奮闘するさまを描く。メガホンを取るのは、『踊る大捜査線』シリーズなどの本広克行監督。演劇部を指導する新任教師に『小さいおうち』などの黒木華がふんするほか、『薔薇色のブー子』などのムロツヨシと志賀廣太郎ら多彩な俳優陣が共演。

■スタッフ
監督: 本広克行
脚本: 喜安浩平
音楽: 菅野祐悟
原作: 平田オリザ
主題歌・挿入歌: ももいろクローバーZ

■キャスト
百田夏菜子 、玉井詩織 、高城れに 、有安杏果 、佐々木彩夏 、ムロツヨシ 、清水ミチコ 、志賀廣太郎 、黒木華  他





ジャンル:アニメ
 劇場版 ムーミン谷の彗星 パペットアニメーション 【2月28日公開】

新装版 ムーミン谷の彗星 (講談社文庫)新装版 ムーミン谷の彗星 (講談社文庫)
(2011/04/15)
トーベ・ヤンソン

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■内容紹介
長い尾をひいたおそろしい彗星が地球にむかってくるというので、いつも静かなムーミン谷は大さわぎに。ムーミントロールは仲よしのスニフと遠くの天文台へ出かけ、彗星をしらべてくることに。道中、スナフキンや可憐なスノークのお嬢さんと友だちになるけれども、ぐんぐん彗星は近づいてきて……。

世界中で愛されているフィンランドの作家、ヤンソンが描く「ムーミントロール」のお話は全部で9つ。このお話は、幻の第1作「小さなトロールと大きな洪水」が発表されるまでの長い間、第1作とされていたものです。
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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1トーベ・ヤンソン生誕100周年だった2014年に続いて、今年2015年は原作出版70周年。ムーミンシリーズの2冊目。ムーミン谷に真っ赤に燃える彗星が衝突する?!という大事件が勃発。世の中がブラック(!)になっていくなか、ムーミンが天文台へ真相を探りに行って自宅に戻ってくるまでの、旅と家族愛と友情の物語。全体に陰鬱で不安定な空気に満ちていてムーミンママの明るさとスナフキンの感性に救われます。そしてこの彗星でスナフキンもスノーク兄妹と出会うんですね、スニフとははじめから知り合いと、まだレギュラー全ては登場してこないけど、ニョロニョロはこのお話ですでに出てきました。スニフが自分の手柄を誇張したり、秘密めかしたりするのが子供らしくて可愛い。道中で出会うスナフキンの洞察力やスノークのおじょうさんの洒落っ気も魅力的。 旅の途中でいろんな登場人物に出会っていくところも興味深かったです。地球が壊れなくてよかったですけど、 世界に暗黒を、生き物たちに様々な情動をもたらしたこの赤黒い彗星は、何かを皮肉をこめて暗喩しているのかもしれません。 ムーミンのアニメは子どもの頃見てたし大好き。でもアニメとは違った雰囲気とキャラクターでこれはこれですごく好きです。スナフキンの言葉はやはり深く、その生き様はかっこよくて今でも憧れます。原作は大人だからこそ味わい深い本だと思います。




■映画ストーリー
ある朝ムーミンが目覚めると、ムーミン谷の全てが灰色になっていた。地球にすい星が接近しているという話をじゃこうねずみから聞いたムーミンとスニフは、ムーミンパパからのアドバイスで、すい星について調べるためおさびし山の天文台に向かう。道中出会ったスナフキンやスノークのお嬢さんを加えた一行は……。

映画チェック
原作者トーベ・ヤンソン監修のもと、1978年から1982年にポーランドで製作、テレビ放映されたパペットアニメーションをカラー修整し、再編集した劇場版。すい星が接近し地球滅亡の危機に直面したムーミンらが繰り広げる冒険や、スナフキンなどおなじみのキャラクターとの出会いを描く。主題歌はアイスランドの歌姫ビョーク、ナレーションをマックス・フォン・シドー、声優陣にステラン、アレキサンダー・スカルスガルド親子、マッツ・ミケルセンら北欧を代表する才能が集結する。

■スタッフ
製作: トム・カーペラン
監督: マリア・リンドバーグ
原作: トーベ・ヤンソン
主題歌: ビョーク
ナレーション: マックス・フォン・シドー

■キャラクター:声優
ムーミンパパ: ステラン・スカルスガルド
ムーミントロール: アレキサンダー・スカルスガルド
スナフキン: ピーター・ストーメア
スニフ: マッツ・ミケルセン
スノークのお嬢さん: ヘレナ・マットソン
他  

・日本語吹替え版: 声の出演
ムーミントロール:高山みなみ
ムーミンママ:谷育子
ムーミンパパ:大塚明夫
スニフ:中尾隆聖
スナフキン:子安武人
ナレーション:白鳥英美子