(2015年メディアミックス作品)2月20日、21日に映画公開される原作&コミック | *音 楽 画 廊 2*

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Arikoのその日の気分で内容がかわります♪



2015年に映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!
 ■ 映 画 化 作 品(2月20日、21日全国公開)


映画化・ドラマ化・アニメ化のメディアミックス作品をご紹介!!

映画公開前にチェックするもよし、見た後でじっくり復習するもよし。

合わせて原作本・コミックを楽しんでください!




ジャンル:ドラマ/青春/ロマンス
 きっと、星のせいじゃない。(THE FAULT IN OUR STARS) 【2月20日公開】

さよならを待つふたりのために (STAMP BOOKS)さよならを待つふたりのために (STAMP BOOKS)
(2013/07/26)
ジョン・グリーン

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■内容紹介
ヘイゼルは十六歳。
甲状腺がんが肺に転移して以来、もう三年も酸素ボンベが手放せない生活。
骨肉腫で片脚を失った少年オーガスタスと出会い、互いにひかれあうが…。
死をみつめながら日々を生きる若者の姿を力強く描く、傑作青春小説。
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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1難病を抱えて生きる女の子と男の子の青春小説。瑞々しい文体の青春小説なのだけれども、がんや病気を単に悲壮感を煽るための道具ではなく、きちんと「死」やそれにより照らされる「生」について真剣に向かい合うために用いている点が好感が持てる。ここで描かれる死生観は青春小説としてのバランスを崩しかねないくらい踏み込んでいるし、自分が死んだ後、何かを残すのか、それとも、存在自体全くの無にしてしまうのか、こんな事を考えて日々生きていく彼女・彼らたちの日常を読むにつれ、生きるということより、死について考えさせられる。 それだけでも傑作!ラストの弔辞には二回涙した。




■映画ストーリー
末期ガンながらも、薬の効果で深刻な状態を免れているヘイゼル(シャイリーン・ウッドリー)。だが、学校にも通えず、友人もできず、酸素ボンべなしでは生活できない。そんな中、ガン患者の集会で骨肉腫を克服したガス(アンセル・エルゴート)と知り合う。ヘイゼルに惹(ひ)かれたガスだが、彼女に距離を置かれてしまう。ヘイゼルに振り向いてもらおうと、彼女が敬愛する作家にメールを送って返信をもらうことに成功するガス。それをきっかけに、二人は作家に会おうとオランダへ旅行に出るが……。

映画チェック
ジョン・グリーンのベストセラー小説「さよならを待つふたりのために」を基にした青春ロマンス。ガン患者の集会で出会った若い男女が恋に落ち、憧れの作家と対面しようとオランダへ旅する姿などを追う。『ダイバージェント』に出演したシャイリーン・ウッドリーとアンセル・エルゴートがカップルを熱演、その脇をローラ・ダーン、ウィレム・デフォーら実力派が固める。残り少ない時間の中で懸命に生を全うしようとするヒロインの姿に熱くなる。

■スタッフ
監督: ジョシュ・ブーン
脚本: スコット・ノイスタッター / マイケル・H・ウェバー
原作: ジョン・グリーン
日本版イメージソング: AAA

■キャスト
シャイリーン・ウッドリー 、アンセル・エルゴート 、ナット・ウルフ 、ローラ・ダーン 、ウィレム・デフォー 他





ジャンル:青春
 花とアリス殺人事件【2月20日公開】

花とアリス殺人事件花とアリス殺人事件
(2015/02/04)
乙一、岩井 俊二 他

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■内容紹介
乙一×岩井俊二、豪華コラボレーション!

石ノ森学園中学校に転校してきた有栖川徹子(通称:アリス)。
しかし、転校早々クラスメイトから嫌がらせを受けるようになる。彼女の席に呪われた噂があるようだ。そんなある日、アリスは、自分の隣の家が『花屋敷』と呼ばれ、怖れられていることを知る。
彼女は、ある目的をもって花屋敷に潜入するが、そこで待ち構えていたのは、不登校のクラスメイト・荒井花(通称:花)だった。

【編集担当からのおすすめ情報】
岩井俊二監督初の長編アニメーション映画「花とアリス殺人事件」(2015年2月20日公開予定)を、乙一さんがノベライズしています。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
乙一
1978年福岡県生まれ。96年、『夏と花火と私の死体』でデビュー

岩井/俊二
1963年宮城県生まれ。映画監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1アリスと花の2人の物語。ノベライズ…ということで、乙一さんらしさがあまり感じられなくて残念でした。とくに会話文や地名が違和感あって戸惑いました。ミステリー、というよりは児童文学みたいな内容でした。




■映画ストーリー
石ノ森学園中学校に転校してきた中学3年生のアリスこと有栖川徹子は、1年前に「ユダが、4人のユダに殺された」という3年1組に関するうわさを耳にする。彼女は自分の家の隣の屋敷が「花屋敷」と呼ばれ、この辺りの中学生たちを怖がらせていることも知る。隣家の住人のハナならユダについて何か知っていると聞かされたアリスは、花屋敷へ足を運び……。

映画チェック
『ヴァンパイア』などの岩井俊二監督が、2004年に公開された『花とアリス』を自らの手で初の長編アニメーション作品として作り上げた少女たちの物語。前作では触れられなかった主人公たちの出会いのきっかけや、友情が始まる瞬間などを捉えている。今回もアリスを蒼井優、ハナを鈴木杏が声優として演じる。原作と脚本、音楽と監督の全てを岩井が担当する、新しい世界の誕生に魅了される。

■スタッフ
原作・脚本・音楽・監督: 岩井俊二

■キャラクター:声優
荒井花(花):鈴木杏
有栖川徹子(アリス):蒼井優
宮本雅志:郭智博
黒柳健次(アリスの父):平泉成
堤ユキ(バレエ教室講師):木村多江
有栖川加代(アリスの母):相田翔子
加代の連れの男:阿部寛
編集者現場担当:広末涼子
リョウ・タグチ:大沢たかお
池田沙織(キットカットオーディション参加者):伊藤歩
楠木れんこ(スカウト):ふせえり
洩津当郎(猛烈亭ア太郎):坂本真
部活見学受付:池永亜美
文化祭司会、電車でいちゃつく女:相坂真菜美
佐藤拓哉(文化祭司会):石川伸一郎
アリスの同級生:篠原さや
荒井友美(花の母):キムラ緑子
オーディション演技審査(『漂流少年』監督):中野裕之
オーディション演技指導(『漂流少年』AD):大森南朋
演技オーディション参加者(秋子さん):虻川美穂子(北陽)
「サルとルー」面接官:森下能幸
ルー大柴:ルー大柴
室伏エリカ(「サルとルー」面接参加者):アジャ・コング
CM撮影スタッフ:梶原善
CM撮影スタッフ(若手):笠原秀幸
叶美香(人気有名女優):叶美香
泣きの演技指導者(『冬の燕』スタッフ):吉岡秀隆(声のみ)
医者:テリー伊藤
町田梓(モデルオーディション参加者):松田一沙
HARUMI(モデルオーディション参加者):松尾れい子
双子のモデル:児玉真菜
矢上風子(写真好きのアリスの同級生):黒澤愛
デイヴ(留学生):Dave Lee(デイヴ・リー)
祭りのおじさん:城明男
修行する外人:Nnikolai Iensen(ニコライ・イェンセン)
修行する外人:Luis Cerda(ルイス・セレダ)

河井信哉  寺十吾  品田英雄  塩谷恵子  猫田直  岸田茜  桑野東萌  三根麻由  園原佑紀乃  久我未来  細山田隆人  藤原ひとみ  嶋田絵里奈  桜川博子  吉沢亜希子  齋藤真実  鈴木麗  山本みのり  相能美那子  樋口真未  小森あみ  石井里弥  榎本禅岳  榎本孝洋





ジャンル:アクション/戦争/伝記
 アメリカン・スナイパー(AMERICAN SNIPER)【2月21日公開】

ネイビー・シールズ最強の狙撃手ネイビー・シールズ最強の狙撃手
(2012/04)
クリス カイル、ジム デフェリス 他

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■内容紹介
米国海軍のエリートであるシールズのメンバーとして、9.11以後の米軍のイラクでの活動において、
多くの反乱兵を射殺し、数度の勲章に輝いた著者によるイラク戦争最前線の回顧録。
イラク戦争での作戦の実情と、米国内での訓練の内容などを詳述。 極限を生きた一人の兵士の迫真のドキュメント!
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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1ネイビーシールズにおける史上最多の射殺数を記録したスナイパーの自伝であり、イラク戦争に従軍した精鋭兵士の回顧録。市街戦を中心に拠点を確保し敵を識別し撃ち殺す、ひたすらに任務を果たせる人間の信念や世界観が描かれます。たとえ仲間を守るためとはいえ、これほど暴力に慣れ親しんだ人間が一般社会に戻るのは難しいだろうと実感を持つことができます。部隊内のしごきによる信頼感作りも激しく、この文化を輸入したであろう海上自衛隊の特殊部隊で死亡事故が起こるのも納得がいきます。力が無ければ世界の平和は守れないのだけれど‥‥ ほか「アフガン・たった一人の生還」のマーカス・ラトレルさんも所々に登場します。 シールズになるための過酷な訓練の様子や実際の戦場での話、余暇の話、家族との諍いの話など、軍人という人間がどのような生き方をし死と隣り合わせの極限的な現実においてどのような思想を抱き、戦友の死に何を思うのかといった盛りだくさんの内容が語られていました。4度のイラクなどへの実戦配備全体についてと、家族(奥さんの手記が入るのが珍しい)との関わり合いを描いている。 アラーベルガーのような「歴史上」の人ではない、同時代を生きた人が、世界をこう見ていたということに衝撃だ!!  クリス・カイルは、まさにアメリカ軍が擁した最凶の兵器そのものだが、当然ながら人間で、心も体も傷ついていく。1人の男から見た戦争が浮かび上がるようだ。 妻の挿話も、最初はなんなんだと思ったし、 散漫な印象も受けるけれど、戦地に赴くアメリカ人の考え方や行動などを知る事ができる。アメリカ人の愛国心と、それを脅かす悪に対しての徹底的な嫌悪や闘争心は私のような日本人には永遠に理解はできないだろう。善し悪しではなく、こういう人も世界にはいるのだ、ということだけは知っておくべきだと思う。一番辛かったのは、退役後の人生の夢や家族と歩む未来への希望が書かれている部分です。理由は著者が既に他界されているから…。





■映画ストーリー
イラク戦争に出征した、アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズの隊員クリス・カイル(ブラッドリー・クーパー)。スナイパーである彼は、「誰一人残さない」というネイビーシールズのモットーに従うようにして仲間たちを徹底的に援護する。人並み外れた狙撃の精度からレジェンドと称されるが、その一方で反乱軍に賞金を懸けられてしまう。故郷に残した家族を思いながら、スコープをのぞき、引き金を引き、敵の命を奪っていくクリス。4回にわたってイラクに送られた彼は、心に深い傷を負ってしまう。

映画チェック
アメリカ軍で最も強い狙撃手と呼ばれた、クリス・カイルの自叙伝を実写化したドラマ。アメリカ海軍特殊部隊ネイビーシールズ所属のスナイパーであった彼が、イラク戦争で数々の戦果を挙げながらも心に傷を負っていくさまを見つめる。メガホンを取るのは、『ミリオンダラー・ベイビー』などのクリント・イーストウッド。『世界にひとつのプレイブック』などのブラッドリー・クーパーが主演を務め、プロデューサーとしても名を連ねている。戦争とは何かを問うテーマに加え、壮絶な戦闘描写も見もの。

■スタッフ
監督・製作: クリント・イーストウッド
製作: ロバート・ロレンツ / アンドリュー・ラザー / ブラッドリー・クーパー / ピーター・モーガン
原作: クリス・カイル / スコット・マキューアン
脚本: ジェイソン・ホール
撮影: トム・スターン

■キャスト
ブラッドリー・クーパー 、シエナ・ミラー 、ジェイク・マクドーマン 、ルーク・グライムス 、ナヴィド・ネガーバン 、キーア・オドネル 他





ジャンル:その他
 でーれーガールズ【2月21日公開】

でーれーガールズでーれーガールズ
(2011/08/31)
原田マハ

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■内容紹介
漫画家の小日向アユコ(本名・佐々岡鮎子)は30年ぶりに高校時代を過ごした岡山県にやってきた。母校の女子高で講演会をするためだ。 講演会前々日、この機会にと高校の同級生たちが同窓会を開いてくれた。そこでアユコは30年ぶりに親友の武美と再会する。武美は母校の教師になっていた。アユコを招いたのも武美だという。実は30年前、アユコと武美には忘れられない思い出があった。 1980年、岡山――。東京から引っ越してきたばかりの佐々岡鮎子はクラスに友達がいない。心の支えは、かっこよくてギターもうまい大学生の彼、ヒデホくんだった。ところが、二人を主人公に描いた恋愛マンガを、クラスの秋本武美に見られてしまう。美人で勝気な武美に、鮎子はいつもからかわれていたのだ。しかし、武美は物語の続きを読みたがって……。かけがえのない友だちに会いたくなる、感動の物語。
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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1人気マンガ家鮎子は、母校での記念講演を頼まれ、高校時代を過ごした岡山を訪れる。友人と再会し、思い出の場所をたどり、空想の恋人とのマンガを描き続けた1980年16歳の頃を思い出す。私も少女マンガを読んでいた青春時代を懐かしく思い出しながらサクサク読了。「でーれー」は岡山弁。漫画の彼氏を自分の彼氏としながらも、大切な友だちをそれ以上に思っていたところが何とも言えないです。3年間の短い場所での高校生活が自分の生涯の中にたくさん溶け込んでいるのはそこが自分の原点なのからなのでしょうね。最後は切なかった。友達、家族を大切にしたいと思わせる一冊でした。




■映画ストーリー
1980年。東京から岡山へ転校した鮎子(優希美青)は、標準語を話すことからクラスになじめず、「ものすごい」を意味する岡山弁「でーれー」を頻繁に使って溶け込もうとするものの空回り。憧れている大学生ヒデホ(矢野聖人)と自分を主人公にした恋愛マンガを描いて心の支えにする彼女だが、それを同級生の武美(足立梨花)に読まれてしまう。その続きを読みたがる武美と友情を育んでいくが、ある出来事が原因で仲たがいをしてしまう。それから30年後、漫画家となった鮎子(白羽ゆり)は岡山を訪れるが……。

映画チェック
人気作家・原田マハの小説を実写化した青春ドラマ。1980年と現在の岡山を舞台に、ある少女たちが育む友情の行方を見つめていく。メガホンを取るのは、『モンスター』などの大九明子。少女期のヒロインたちを『空飛ぶ金魚と世界のひみつ』などの優希美青と『Good Luck 恋結びの里』などの足立梨花が、大人になった二人を共に宝塚出身の白羽ゆり、安蘭けいが力演する。

■スタッフ
原作: 原田マハ
監督: 大九明子
脚本: 源孝志
音楽: 矢野博康
製作: 横井正彦 / 堀義貴 / Reky Li / 三宅容介 / 高谷昌宏 / 石橋誠一 / 越宗孝昌 / 角田勉 / 村田信男 / 川端英男 / 大岸豊和 / 竹内潔 / 寺田憲司
エグゼクティブプロデューサー: 津嶋敬介 / 福嶋更一郎
チーフプロデューサー: 野崎久也 / 井口喜一
企画・プロデュース: 白石裕菜
プロデューサー: 服部保彦 / 新村裕
撮影: 中村夏葉
照明: 渡辺大介
録音: 小宮元
美術: 秋元博
装飾: 向井大樹
編集: 米田博之
衣装: 小堀あさみ
ヘアメイク: 吉村英里
助監督: 杉田満
制作担当: 米田伸夫
音楽プロデューサー: 岡部亮一
宣伝プロデューサー: 山口正志 / 河野勝弥

■キャスト
優希美青 、足立梨花 、須賀健太 、桃瀬美咲 、石崎なつみ 、杉浦香絵 、山根千佳 、矢野聖人 、前野朋哉 、丘みつ子 、甲本雅裕、 根岸季衣、 白羽ゆり 、安蘭けい 他






ジャンル:その他
 死んだ目をした少年【2月21日公開】

死んだ目をした少年死んだ目をした少年
(2005/03)
古泉 智浩

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■内容紹介
田舎町で暮らす中学生の犬田は、学校ではいじめっ子の魔裟死や強美から目をつけられ、家では攻撃的な父親に悩まされる希望のない日々を送っていた。ある日、ひょんなことから謎の女性・笛子にボクシングを教わることになった犬田は、練習を続けるうちに少しずつ自信を持つようになっていく。そんな犬田の変化が、クラスの人間関係のバランスに思わぬ変化をもたらす。
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■原作の感想
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Arikaアイコン(小)1学園ものです。出演キャラクターも個性豊かでいいスパイスになっていて、「チェリーボーイズ」に出てたあの人も出演しています。あと、作者が描く女性の顔が昔より綺麗になっているような気が・・・。アックスでの連載に、最終回分のみ描き下しを含んだ読みごたえのある一冊です。登場人物は何人も居り、それぞれの思いがあり、それらがバラバラであり、人の世界が成りたっているように書かれている世界。それぞれがそれぞれの想いを抱き、遠回りしながらも生きている世界。でもちょっとの勇気で変わる世界。そういう意味での表現としてすばらしいと思いました。 淡々と描かれる中にも滑稽さを含んだ 妙にリアルで、むかつく世界のはずなんだけど、滑稽でなんか笑える世界。本編もさることながら、あとがきもたっぷりと楽しませてもらえる内容でした。是非お勧め致します。




■映画ストーリー
ある田舎町に暮らす男子中学生の犬田(清水尚弥)。学校ではクラスのボス的存在である魔裟死(福田航也)と攻撃的な性格の強美(紗都希)に目を付けられ、家では粗暴な父親と一緒と、うだつの上がらない毎日を過ごしていた。そんなある日、ひょんなことから笛子(高樹マリア)という年上の女性と知り合いになった犬田は、彼女からボクシングを教わるように。トレーニングを重ねていくうちに、これまでの弱々しかった自分から脱却していくのを感じる犬田だが……。

映画チェック
古泉智浩のコミックを基にした青春作。パッとしない日々を過ごす男子中学生が、謎めいた女性からボクシングを教わったのを機に、彼の内面とクラスの人間関係に変化が生じる。メガホンを取るのは、『ヒカリエイガ』などの加納隼。『ねこにみかん』などの清水尚弥、『幻肢』などの紗都希、『呪怨 黒い少女』などの高樹マリアらが出演する。クセありワケありの登場人物たちの個性、ユーモラスな語り口に加え、思春期に誰もが抱える心の揺らぎを巧みにすくい取った視点も魅力

■スタッフ
監督: 加納隼
原作: 古泉智浩
主題歌: Charisma.com
音楽: 遠藤浩二
共同脚色: 三浦賢太郎
撮影: 金芳明
照明: 小林暁
録音: 宗晋瑞
助監督: 伊藤拓也
効果: 小山秀雄
美術: 山王堂史恵
衣裳・ヘアメイク: 平林純子
VFX技術: 徳永修久
ラインプロデューサー: 犬童一利
製作担当: 山内遊
宣伝プロデューサー: 山中羽衣
エグゼクティブプロデューサー: 前田紘孝
企画プロデューサー: 和田隆
プロデューサー: 永田守
共同プロデューサー: 川口真史 / 林修平 / 大澤渡 / 松尾大輔
アソシエイトプロデューサー: 吉岡宏城 / 増田英明 / 遠藤学 / 小川貢一

■キャスト
清水尚弥 、紗都希 、高樹マリア 、福井成明 、福田航也 、西井雅 、後藤和歌奈 、櫻井圭登 、尾形駿一  他