雑学三昧のブログ

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植草甚一「僕は散歩と雑学が好き」が好き

 

高層ビルのガラス拭きのお仕事

 

 

私の東京物語-吉田照美       2020年9月8日:東京新聞

 

東大(東京大学)で宙を舞う

僕が、今日までラジオで喋って来られたのは、僕のやったバカ

な行動、東大ニセ胴上げ事件というものがあったからだと思う。

今や、ユーチューバーというジャンルがある。僕のやったことも、

今でいう、そんな行動を、ラジオでやってしまったということだ。

僕が27歳の頃、「セイ!ヤング」という文化放送の深夜放送を

やっていた。その時間、表は、人気絶頂のタモリさんのニッポン

放送「オールナイトニッポン」。その裏ですから、よっぽどのこと

やらなくては、聴いてもらえない。何とか、他のメディアに出る行

動はないか、放送作家と考え決行することにした。

いろいろ大学がある中で、なぜか合格発表というと、テレビ各局、

各新聞社は、東大に押し寄せる。それに、狙いをすました。僕が

東大受験生風になり、胴上げされれば、ニュースに映り込める。

ただ、インタビューされた時に、受験生と答えれば、嘘になる。

もしインタビューされたら、「僕は受験生ではなくて、ただここで胴

上げするのが目的で来ました!」と、答える心積もりにした。

いよいよ当日を迎える。本郷の東大赤門前には、自信のある受

験生が、時間前から、黒山の状況だった。そして、赤門のロープ

がおり、真っ先に掲示板前で、「受かった!」と叫び、スタッフに胴

上げされる。テレビ各局、新聞各社のカメラが、僕を捉える。幸い、

インタビューはなかった。その日の夜7時のNHKのトップニュース

で、僕は、宙を舞っていた。       (フリーアナウンサー)

 

《雑学亭閑話》

およそ42年前、1978年のことです。

 

 

 

自作の鉄則!2020              日本経済新聞社

 

画像処理性能2倍 AMD(アドバンテスト・マイクロ・デバイス)に対抗

                2020年9月3日 日本経済新聞(夕刊)

 

米インテルは9月2日、パソコン向けCPU(Central Processing Unit

=中央演算処理装置)の新製品を発表した。ゲームや写真編集と

いった画像処理の性能を高めたのが特徴で、今秋から150種ノー

トパソコンで採用が始まる。競合の米アドバンテスト・マイクロ・デバ

イス(AMD= Advanced Micro Devices )に押され気味のシェアを取

り返す狙いだ。新製品「第11世代コアプロセッサー(コードネーム=

Tiger Lake)を披露した。CPUと画像処理や人工知能(AI)計算用の

チップを一つにまとめた製品で、従来品と比べて画像処理の性能

を2倍、AI計算の速さを5倍にしたという。グレゴリー・ブライアン上

級副社長は「すべての模倣者を上回る、最高の性能だ」と話す。

念頭に置くのはAMDへの対抗だ。ノートパソコン向けCPUの弱点

だった画像処理性能が向上。発表会でも写真編集やレーシング

ゲームをする様子を見せ、AMDの製品よりも処理が速いことを

強調した。新製品は中国のレノボ・グループや米HP(Hewlett-

Packard )、韓国サムスン電子などが採用を決めている。

 

《雑学亭閑話》

インテルもかなり焦ってますよ。昨年の「PC自作の鉄則2020」でも

「AMD Ryzen、素晴らしい!」になっていて、インテルはほぼ「その他」

扱いでした。それにAMにはグラフックスボード「Radeon(レイディ

オン」があります。AppleのMacBook Pro の新製品でも、CPUは

インテル、グラボはAMDでした。

 

「すべての模倣者」って誰のことなの?

天に唾することにならないかな?

 

 

 

 

 

 

 

在りし日の英

ありし日の英(ひで)ちゃん             2010年撮影

 

週間 ネットで何が…     ニュースサイト編集者・中川淳一郎

                       2020年6月13日 東京新聞

 

          ユーチューバー大競争時代

新型コロナの感染拡大も影響し、芸能人やスポーツ選手などの著名人

のYouTube(ユーチューブ)参戦が相次いでいる。今年開設した人の中

では芸人の江頭2:00さんの「エガちゃんねる」のチャンネル登録者数が

206万人と大ブレークした。こうなると懸念されるのが一般人の暴走であ

る。ネットの歴史は「一般人が表現の場を獲得する」→「著名人が参入

する」→「そのファンが大勢やってきて相対的に一般人の存在感が減る」

→「一般人が去り新天地を求める」の繰り返しだった。

ブログの場合は、2000年代中盤には書評、ユニークな家庭の観察日

記、グルメ系のブログの人気があったが、2008年頃から芸能人が積

極的に書くようになりとブログの覇権は芸能人に移った。

一般ブロガーはITリテラシーが高い層の楽園のような場所だったツイッ

ターに活動の場を移した。だが、2010年から芸能人が大量に参戦し、

フォロワー数上位を一気に芸能人が席巻するようになった。

今はなきSNSの「Google+」では、当初はとある女子大生がフォロワー

数日本一を誇っていた。そこへ一斉にAKBグループのメンバーが参入し

彼女は数十番目にまで落ちた。

そしてYouTuber だ。一般人が「○○してみた」などを披露する独自の文

化圏を築いていたが、今や著名人の活躍の場になっている。

YouTubeの利用者数は多くなったが、強力なライバルが増えたことを意

味し、そうなると一般人YouTuberはなんとしても注目度を高めようとする

ようになる。手段を選ばない彼らは「不謹慎系」と呼ばれる。

俳優の岡江久美子さんが新型コロナウィルスで亡くなった時には「岡江

久美子の息子です」を名乗るYouTuber が続々と登場。適当に作ったエ

ピソードを話し、注目を集めようとした。プロレスラー・木村花さんが亡く

なった後も「木村花の元彼氏です」を名乗る人物も登場した。ここまでく

るともう消耗戦だ。私の実感ではネットで何かを表現して儲けられるの

は1%未満。誰でも参入できるだけに、激しい競争が展開される。ブログ

やツイッターがたどった道をYouTubeも歩んでいる。

 

《雑学亭閑話》

ブログの時代は終わった、という事ですね。そして、YouTubeの時代も終

わろうしている。わたくしはYouTubeで音楽系のMP.4動画をよく見ていま

した。聴いていたといっていいのですが。

ある時、はっぴいえんどの最後のアルバム「HAPPY END」を聴いていて

「あれ?管楽器(ブラス)が入ってるけど、なんで?」と思い画面下の詳細

を見てましたが何ものっていません。

そうなんですよね。昔レコード店でLPやCDを買うとき「ライナーノーツ」を

誰が書いているかってけっこう重要だった。結果Amazonで買ってしまい

ました。果たせるかな2017年の新規リマスター盤だったのでライナー

ノーツは小倉エージが書いておりました。あの神宮前の交差点で「君た

ち、うち(URCレコード)からアルバム出しませんか?」声をかけてきた小

倉エージ。

はっぴいえんどのラスト・アルバム「HAPPY END」は米国・ハリウッドの

スタジオで録音されたけれども、それは解散が決まった後だったらしい。

解散にまつわるエピソードとして、1973年の徳島でのライブ後のミーテ

ィングで松本隆が「おーッ、それなら解散してやろう!」と椅子を蹴飛

ばして出て行った、と紹介されていました。

YouTube の限界を知った雑学的逸話でございます。

 

2014年3月21日の「大瀧詠一お別れの会」のとき、松本隆が

「美しく苦い青春をありがとう」

と弔辞を述べた、その意味が少しだけわかったような気がしました。

そして、「苦く美しい青春」ではなく「美しく苦い青春」と書く松本隆の

非凡さも。