楽毅[二](再読) | 雑読日記

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読んだ本の感想など

宮城谷昌光「楽毅」の第二巻です。

隣の大国・趙の侵攻に耐える中山国。
小国でありながら王号をとなえた
中山王の愚行を尻拭いする形で
楽毅は苦労に苦労を重ねます。

それにしても、報われない努力を
し続けなければならないというのは、
まったくもって虚しいものだなと思います。

歴史的な英雄でも、そういう瞬間はあるのでしょうね。


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