ヤマザキマリ「望遠ニッポン見聞録」です。
マンガも結構読むのですが、「テルマエ・ロマエ」は
「マンガ大賞2010」の大賞を受賞したときに興味を持って
購読し始めました。とても面白いです。
(あ、でも今年やったアニメは駄目だった)
(あ、でも来月やる映画は期待しています)
青年時代からイタリア、シリア、ポルトガルと
世界にわたり住み、現在はイタリア人の夫と
アメリカ・シカゴに在住する経験を持つ著者による、
当事者かつ傍観者としての日本観が語られています。
日本をみる視点もさることながら、彼女が出会った
さまざまな外国人の姿もたっぷり語られていて、
個人的にはそちらの方が面白かったです。
最近はエッセイを苦手とする小説家も多いように
感じている中で、今後は週刊誌等のエッセイでも
マンガ家が活躍する余地はありそうだなと感じました。
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