鼻腔の入口は顔面に梨状口が開き、出口は1対の後鼻孔が開きます。

鼻骨、篩骨、蝶形骨、上顎骨、口蓋骨、鋤骨、涙骨、下鼻甲介、前頭骨の9個の骨が壁をなします。



鼻中隔:鼻腔を左右に分ける板状の部で、鼻粘膜におおわれます。上半分は篩骨の垂直板、下半分は鋤骨で構成されます。篩骨と鋤骨の前方には板状の硝子軟骨(鼻中隔軟骨)がつき、左右の鼻腔を仕切ります(鼻中隔軟骨は指を鼻に突っ込むと触れることができます)



鼻甲介:鼻腔の外側壁から内腔に向かって突出する薄い骨。上から、上鼻甲介・中鼻甲介・下鼻甲介が3段に並んで垂れ下がっています。それぞれの鼻甲介の下には上鼻道・中鼻道・下鼻道が存在し、下鼻道には涙骨の鼻涙管が開口します。



上壁:鼻骨、篩骨(篩板)、蝶形骨
下壁:上顎骨(口蓋突起)、口蓋骨(水平板)
内側壁:篩骨(垂直板)、鋤骨
外側壁:上顎骨、涙骨、篩骨(篩骨迷路の上・中鼻甲介)、下鼻甲介、
口蓋骨(垂直板)、蝶形骨(翼状突起)



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