柴田トヨさんの作品を
ほぼ網羅した
『くじけないで』文庫版が
書店に並び始めましたアップ



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我が家の本棚にある文庫たちと
並べて記念撮影してみました音譜



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ちょっと、
いえ、
かなり
うれしいですっヾ(@°▽°@)ノ


映画化されることもあって、
よりできるだけ多くの方に
もっとトヨさんの詩の
素晴らしさを知っていただきたいと
680円(税込)で
『くじけないで』『百歳』、
そして単行本未発表作品を
7編を収録!
さらにトヨさんを発掘された
産経新聞文化部の
押田雅治さんの丁寧な
解説も掲載していますラブラブ



ぜひ、この文庫版で
今までトヨさんを好きでいて
くださったかたも、
始めて知ったというかたも、
さらに深くその魅力を
感じていただければ
と思っていますラブラブ



映画の試写会で
八千草薫さんのお姿を
観ていると、
トヨさんがお元気だったころ、
いろいろなお話をしていたことが
思い出されてきます(*^ー^)ノ


トヨさんの家に何度もお邪魔
させていただいた編集部。
一度、飛鳥新社編集部取材班を
組み、カメラマンさん2人、
デザイナーさん、弊社営業部のSと
5人で、花束とケーキを持って
伺ったことがありました。

みんなでいろいろな話をしているうちに
トヨさんが「私の詩で、どの詩が好き?」
と質問。
みんなうれしくなって、それぞれ口々に
好きな詩となぜその詩が好きなのか、
語り始めました。


するとトヨさんが
まるで学校の先生になった
みたいに
「じゃあ、みんな、好きな詩を
読んでくれる?」と言ったんです。


その言葉を聞いて、
文庫の176ページに出てくる
トヨさんの想い出のシーンが
頭に浮かびましたニコニコ



幼少の頃、年下の子どもたちが
トヨさんのところに集まってきて
お話ごっこをしたり、
おままごとをしたり、と
一緒に遊びたがったという
エピソードです。



私たちがその子どもたちで、
トヨさんは8歳くらいの自分に
戻っているんだろうな、と
微笑ましくなりましたラブラブ



デザイナーの木村美穂さんが
「教わる」という詩を読みました。



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「うんうん」とうなづきながら、
うれしそうにみんなを見渡すトヨさん。



世が世なら
トヨさんは小学校の
先生になっていたかも
しれないな・・・と
そのときしみじみと
思いました。


実際、トヨさんのご親戚だった
かたで、学校の教員をしていた
女性もいらっしゃいました
(そのかたはムック『最期の時間』にも
登場しています)。

そういえば、
トヨさんファンのかたには
学校の先生が多いですo(^▽^)o


あのとき、トヨさんの家に
みんなで押しかけて、
申し訳なかったなあと思いつつ・・・

あの時間を作っておくことが
できてよかった、と
今は心から思います船


そのときの様子などが下敷きとなって
映画『くじけないで』や文庫など
新しい作品ができたのではないか、
と思います音譜祝日



昨日は産経新聞に、
今日は読売新聞に、
大きなカラーの映画の
広告が出ましたアップ



広告もポスターも
トヨさんのパステル
カラーでいっぱい合格



映画の予告篇も
それを観るだけでうるっときてしまいそうな
素敵な映像になっていますドキドキ



この秋、本屋さんで、
映画館で、
たくさんの『くじけないで』に
出会ってくださいラブラブラブラブ