女性の政界進出自然体ブログ発信Selfish free mutter左からパーマー助教授、私、ブラジルさん、ルース夫人、読売新聞社の南砂(みなみ・まさご)さん
 先日、アンとジムさんは、上智大学で行われたシンポジウム「女性と政治:未来に向けて変革する役割(Cracking the Glass Ceiling: The Evolving Role of Women in Politics)」の一環として、政界で活躍http://ameblo.jp/zatoichi1/entry-10335375495.htmlする日米両国の女性をたたえるレセプションを開きました。
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在日米国大使館の招きで、2000年アル・ゴア大統領選挙対策本部長を務めた政治ストラテジストのドナ・ブラジルさんと、アメリカン大学助教授のバーバラ・パーマーさんが来日し、シンポジウムに参加しました。
 レセプションを開いてお祝いをしたのには、わけがあります。スージー・ルース駐日米国大使夫人がレセプションでの歓迎のごあいさつで指摘したように、現職の米国連邦下院議長は女性で、スージー夫人の出身地カリフォルニア州選出上院議員も2人とも女性です。日本では、記録的な数の女性候補者が8月30日の衆議院選挙に出馬し当選を果たしました。現在、女性国会議員の数は衆議院で54人、参議院では42人です。国会議員の10%以上が女性ということになります。
 それでも、日米両国にとって、まだまだ先は長いと言えるでしょう。女性が有権者の半数以上を占めるにもかかわらず、米国連邦議会でも日本の国会でも、女性議員はまだ少数派です。多くの行動的で思慮深い女性にレセプションでお会いして、私たち皆が今後も努力して女性議員が増えれば、日米両国にとってより良い結果をもたらすだろうと確信しました。スージー夫人も述べたように、有力な女性政治家がいるカリフォルニア州が、米国で最も「家庭に優しい」法律のいくつかを制定したことは、決して偶然ではありません。
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