バレエ音楽はどうですか?

世界的に有名な振り付け師Maurice Bejart(モーリス ベジャールが亡くなったと聞いた、今年2月9日3日間にかけてパリのロワイヤルのファサードに世界的に有名な振り付け師Maurice Bejart(モーリス ベジャールの80歳を記念したダンスヴィデオが上映されたと聞いたことがあります。

これはAntoine Manichonと写真家Colette Massonによって撮影されたもの フランス現代音楽家Pierre Henryによって、この作品のために特別に作曲されたCompilation amoureuse pour les 80 ans de Maurice B?jartと一緒に上映されたといいます。実際のものとヴィデオを含むベジャールの公演の様子はボレロをみたことがあるくらいですが、とてもチケットは取れません。

世界中でこの有名な振り付け師を見たいという人がいるからです。



ところでいまはその振り付けで流行っているのかな>管弦楽って結構ここ数年パリ管弦楽を初めイギリスロイヤルフィルハーモニック管弦楽団など結構好きで聞いていたことも私はあったのですが、管弦楽といえば思い出す。イギリスのロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団の演奏された、バレエの音楽「ファサード」である。

ベジャールもこれは好んで演じていたものです。そのファザード。

なんでもこれは17世紀文学の他、イギリスは文化的に乏しかったそう。

その理由はイギリスの王家が一時的に外国のおもしろい音楽を取り入れよう、

聞こうと走ったためと言われていますが、シェークスピアはそうした中で、

今なおしっかりと受け継がれている貴重なものです。
 その後20世紀、ケルト音楽などの民族音楽がイギリス各地で起き、

それなら地域復興となり、地域に根付くものを作ろうと、第1次、第2次世界大戦を境に、音楽とバレエが盛んになってきたという。
 音楽から始まる、まして、踊るなんて、と最初のうちバレエもなかなか受け入れられなかったようだ。

それでも、新しい、何か起こりそうな動きに、音楽作曲家が目をつけないわけがなく、協力のもと、バレエは急速にイギリスの芸術的・文化的なものとして発展したと言われています。
 このイギリス音楽での功労者、それはコンスタント・ランバートです。

彼は1905年生まれ、イギリスの作曲家であり、解説者でもあったそうだ。

有名なところだと、ヴィヴィアン・リー主演の「アンナ・カレーニナ」という(1947年)映画音楽もつくっていたり、イギリス人で初めて、ロシアの振付師・デイアギレフのバレエ団に「ロミオとジュリエット」の曲を書いていたりするそうだ。
 彼の面白いところは、ジャズに結構造形が深いこと。しかも片方の聴力を失いながら勝ち取った音楽の道。苦労をしている。
 そしてランバートと時を同じくして、ベンジャミン・ブリトゥンという作曲家もいた。ブリトゥンはイギリスの作曲家。

1953年にエリザベス女王の公式行事では、管弦楽を青少年に親しんでもらおうと、ブリトゥンの「青少年のための管弦楽入門」がNYシティバレー団によって演奏されました。これは楽器紹介の曲になっていますが、この時の演奏はどの楽器も素敵だなっていう感じだったそうだ。

実際聞いてみると、木管楽器のあたたかいそして高い音のなかに、テインパ二ーが混じって遊んでるような軽いけれど格式のある、厳格な音楽って気がしました。
 そして、バレエ音楽「ファサード」を作曲したウイリアム・ウォルトン。よく宝塚の東京のデザインをファサード的とか、外観の広告のことで外観ファサードという言葉を使っているが、この方と関係あるのかな? 宝塚の「リチャード三世」などの上演は、この方の音楽で観ると大変面白いですが。なんといってもタップダンスやワルツ・タンゴの要素が入っている、大変ステップを踏みそうな音楽です。
 どれもよいものですよ。歴史を感じるまさに威風堂々ですね。
 バレエの踊りについては、いろいろありますが、この頃ではピンク・フロイドのバレエで御活躍の、もう80歳にもなるのに素敵な方がいます。ローラン・プテイ。この頃のお年と思われている男の方の中でも、いい男は何歳になっても素敵だなって思います。
 バレエは、照明によって映るトーンの低いピンクと白のレースが、ちょっとくすませた上品さをかもし出すのが良いと個人的には思います。