こんばんはクラです。

ブログネタを考えながら、ふと12人の怒れる男を見ました。


これは50年代の映画で、映像の9割が会議室の中で進行していく、少し変わった作品でもあります。


しかしながら、全く飽きる事なく90分をしっかり見てしまいました。


自分が考えるに飽きない理由は大きく2つあって、1つは絵面のよさ2つ目が物語にあると感じました。


絵面が良いと言うのは、被写体と背景の関係がちゃんと考えられているからです。

登場人物の誰が誰に話しかけているか難なく理解できる様に対話する人物が上手にスクリーン無いに納められていたりします。


2つ目の物語の良さと言うのは登場人物の主義主張とそのキャラクターのバックボーンがきちんと描かれている事の良さなわけです。


これに関してはある意味で作品のテーマでも有るかもしれませんが、特長的なキャラクターがその出自や思想感を徐々に解放して行く事で物語を駆動して行く構造になっており、話が進むに連れて物語とキャラクターが先鋭化していく所はなかなか見応えがあります。


ぜひ皆さんにも見てもらいたいのですが、現実にはこんなに上手く行かないよとも思ってしまうクラでした。


それではおやすみなさい。