貧乏が恐しすぎて

数百円の動画レンタル代すら

相当悩まないと払えなかった私。


晴れて、迷いなく

こんなくだらない映画を借り

誰に何をとやかく言われることもなく

観れる身分になりました。


自由って素晴らしいね!




ニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコニコ




前置きが長くなりました。

今回観たのは

ファレリー兄弟(Farrelly brothers)作の


「ふたりの男とひとりの女(Me, Myself & Irene)」



長文書きたくないんで以下

箇条書きにて感想記録、ネタバレあり。



🎥 ファレリー兄弟、「メリーに首ったけ」や「愛しのローズマリー」も作った人だとは知らず。どの作品においても超絶下品な下ネタが貫かれており、ブレない。てか「グリーンブック」オスカー取ってますやんすげ〜。


🎥 また、お下劣映画、シリアス映画、いずれにも通底している味として

・率直な意味でのダイバーシティ

がある。人種のステレオタイプ、身体的特徴、精神障害、身体障害、子供、老人、母親、ゲイ、全てを分け隔てなくいじりたおし笑い飛ばす。北米社会に充満するポリコレ空気圧の中、普段言えない正直な気持ちをこれでもかと代弁する脚本ゆえのヒット連発であろうか。

 その味を洗練した集大成がグリーンブックだったんだなぁとハラ落ち。


🎥 で、冷や汗出るくらいクソ下品&しょーもないんだけど、結局なぜか本当の意味で優しい。今回、エンドロールでも急に優しさが炸裂。優しさっていうか、人を肩書きや性別や年齢や属性で区別せず、人間として平等に認識する(またはそうありたい)という視点をぶっ込んでくるのだ。最後まで観ないと面白いとこ見逃すよ!


🎥 エンドロール終盤に流れる曲を聴いて、あ、なるほどマキシマムザホルモンの亮君はこんなん聴いて育ったんやねと理解。



次は何観ようかなぁ!