女子初の五輪出場「人見絹枝」を悩ませた固定的なジェンダー観と世間の目(小林信也)(デイリー新潮)







これは手前勝手な私見であるが、
人見絹枝さんというのは
いわゆる「セメンヤ選手」のような
タイプだったのではないかと考えている。










その昔、
人見絹枝さんに興味を持ったことがあり
彼女のさまざまな写真を見たが
どの写真からも 男性性の高さを感じた。





今となっては真実を確かめようもないが、
外的形状や気持ちは女性だったのだから
世間からの言われようは
非常に辛かったことに違いはない。





違う時代のエピソードを
現代の性差別という俎上に載せて
分析するのはよいが、
こと人見絹枝さんに関しては
そんなに単純に消化できる話ではないように
感じている。