眞子さまの結婚問題、小室圭さん“ツッコミどころ満載”の文書が与える「想像以上の逆効果」(現代ビジネス)







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モラが度々発生させる
「記憶にない、お前の捏造だ」
という時空の捩れの発生ポイントを
詳しく説明されています。




暗点化





それがこの現象の正式名称だそうです。






以下記事抜粋


自己愛は誰にでもあるのだが、小室さんの場合「悪性のナルシシズム」が強そうに見える。「悪性のナルシシズム」とは、アメリカの精神分析家、エーリッヒ・フロムが『悪について』で指摘した、ある種の病的ナルシシズムである。


 「悪性のナルシシズム」が厄介な原因として、フロムは「良性のものに見られる補正要素が欠けている」ことを挙げている。


 そのため、目の前の現実ときちんと向き合うことも、周囲の認識とのズレに気づくことも、必要に応じて軌道修正することもできず、どんどん現実から遊離していく。


 金銭トラブルをめぐる元婚約者との認識の食い違いや国民からの批判に対する対応を見ていると、小室さんはかなりズレており、まさに「悪性のナルシシズム」の持ち主だと痛感する。


 「悪性のナルシシズム」の持ち主が現実からズレていくのは、自分のあやまちを認めようとせず、罪悪感や自責の念に耐えることを徹底的に拒否するからだ。平たくいえば、自分が悪いとは決して思いたくないわけで、それが自己正当化という形で表面化する。



 今回小室さんが出した文書は自己正当化のオンパレードのように私の目には映る。これは、嘘よりも危険である。


 なぜかといえば、他人への嘘の場合は、他人を欺いているのを本人が自覚しているが、自己正当化の場合は、自分自身を欺いていることを本人が自覚していないからだ。


 今回の文書に対して元婚約者が「事実と違う」と反論するかもしれない。だが、小室さんを「嘘つき」と批判するのは的外れだろう。


 というのも、小室さんは無意識の自己正当化の達人であり、必ずしも意識的に嘘をついているわけではないからだ。少なくとも、嘘をついている自覚が小室さん本人にあるとは思えない。


 その一因として、「暗点化(scotomisation)」が起きやすいことを挙げておきたい。「暗点化」とは、自分が経験したにもかかわらず、不都合な事実や思い出したくない出来事が意識からすっぽり抜け落ちる現象であり、フランスの神経学者、シャルコーが見出した。


 「暗点」とは視野の中の欠損部分であり、それによって見えない箇所が生じる。それと同様に意識野に「暗点」ができて、ある種の体験や出来事があたかもなかったかのように認識されるのが「暗点化」である。


 「暗点化」は、自分は立派な人間だと思いたいがための無意識のメカニズムなので、自分にとって都合の悪い出来事や望ましくないことはおぼろげになり、記憶から抜け落ちる。


 その結果、客観的に見た事実とは異なることが記憶として残る。つまり記憶がゆがめられるわけで、身勝手な記憶の歪曲のように周囲の目には映ることも少なくない。


 そもそも、自分の見たいものしか見ようとしないのが人間という動物だ。だから、「暗点化」は誰にでも起きうる。これは心穏やかに暮らすための自己防衛の手段ともいえるが、「暗点化」が起きやすい人と起きにくい人がいる。


 「暗点化」が起きやすい人には、しばしば次の3つの特徴が認められる。

(1)他人に善人だと思われることを強く望む

(2)体面や世間体のためには人並み以上に努力する

(3)自分には欠点がないと思いたい


 どうしても眞子さまと結婚したい身としては、善人だと思われたいだろう。また、「名誉」を重んじる小室さんは体面や世間体が傷つくことを人一倍恐れているだろうし、自分の欠点にも目をつぶりたいだろう。だから、小室さんに「暗点化」が起きやすい条件がそろっているのは当然といえる。