賃貸物件の解約書類に

ハンを押してきた。




何を解約したかというと
元夫氏の商売をしている物件である。




そこは私の親を保証人として
私の名前で借りていたのだが、
手続きその他の煩雑さから
そのままにしていた。




あちらの親が実質的ケツモチとして
控えているとはいえ、
やはり私の親の名が
保証人として残ったままであることは
気分の良いものではない。
それは長年私の胸の底に重く居座っていた。




それが、このコロナ禍で
元夫氏の商売は
売り上げがゼロになってしまった。
※ 営業していたら顧客からクレームが来たらしい。




恐らく内部留保なんかないので
商売はあっというまに
立ち行かなくなった様子。
廃業も視野に入れて
自分の名前での契約の再更新と
家賃の猶予その他の交渉に乗り出したのだ。




で、私はその手続きだけをしに
不動産屋に駆り出されたというわけである。




出ていくにしても非常にお金がかかるので
ギリギリまでやれることはやるのだろうが
さて、どうなるか。




子供らの生活は心配だが、
長年の不安の種であった
全ての法的責任からついに突然解放されて、
何やらポカンとした気分ある。