3歳神話
母乳神話


育児知識の中には
様々な ”神話” と呼ばれているものがあります。


しかし言う。



神話じゃ
ないよ。
事実だよ。



こう言うと


じゃあ仕事どうすりゃいいんだよ!
母乳出ねぇんだよ!
ダメな母親ってか馬鹿野朗死ね!


とギャンつく心を持て余す方々が
たくさんいるのは分かっているのですが



事実です。
事実です。
事実です。



大事な事なんで三回言いました。
根拠は、科学的なデータと
大量の経験則、モラ尾君その他の
リアルな大人たちです。


3歳まではなるべく母親が
世話したほうがいいし
母乳授乳は栄養云々以上の様々なものを
子に伝達しています。
もう、脳・身体発達の面から言って
これは明らかな事実です。


しかしその事実は
社会情勢という都合の前では
非常に不都合きわまりなく
更に経済力をネタに
社会的に馬鹿にされ続けてきた
女たちにとっては
心臓をグサグサ刺されるように
辛く腹立たしい内容です。


だから、みんな必死に


嘘だ!
嘘だ!
真実なんて嘘だ!


と、言葉の魔法と
客観的データの読み変えというトリックで
ザワつく心をなだめようと必死です。


そう、3歳までは
なるべく気持ちの安定した状態の母親が
あまり愛情実感が湧かなくとも
必要なお世話をし、
抱っこをたくさんしたほうが良い。
もちろん例外は常にありますが
基本はこれ。


でも、食わなきゃなんねえから
保育園に預けるしかない。
実家や家族もそんなに頼れない。
母乳、出ないときは意地でも出ない。
仕方ない。


仕方ないのに
みんな文句言うだけ言って
フォローはしてくれない。
責められるのは
いつも母ちゃん。


だから
真実のほうを曲げて
せめて 落ち着こうとしている。
やらなきゃならないことは
減らないから。


主婦やってりゃやったで
感謝もされず 馬鹿にされ。


八方塞がりなんですな。
母ちゃんの心はほったらかされておる。


でもな、
もう目を逸らすのはやめよう。
目を逸らした挙句に出来上がったのが
モラ夫さんだ。


女は女だ、できないこと
不得手なことだってある。
それは恥ずべきことじゃなくて
ただ 認めるべきことだ。


その違いを肯定させないことには、
その違いをこちらがあちらに合わせる形では、
いつまでたっても
真実が嘘になったまま。


お互いの
「大切な違い」を
「馬鹿にするネタ」にされたら
ちゃんと闘って
「大切な違い」の位置まで
戻さなければならない。
それはまた、優劣の争いであってはならない。
それはあちらの争い方だ。




私たちはいつもいつも
闘う相手を間違えている。