埼玉少女誘拐 アサガオ種の薬で洗脳、少女は一時脱出も話聞いてもらえず絶望…





DV夫婦は割れ鍋に綴じ蓋の共依存で
殴られてる側も
「私が居て世話しなきゃ」
といった支配の方法で
そこに居続けることを自ら「選択」している。


という状況、言説があります。
確かに私もそういうご夫婦を見たことがあるし、
聞いたこともあります。


ただ私、事態はそう単純じゃないことも
多いと思ってます。


簡単に言うと、
DV家庭における
共依存という双方向の支配
洗脳による一方通行の支配
混じって存在していると思います。


共に依存する。
それは元来 結婚生活の構造そのものです。
本来バラバラである他人が
家族という集団を維持するための磁場です。


構造は同じだけど
それを支える精神が
支配関係に重く振れてしまっているのが
いわゆる世間で言われている
「共依存」だと思います。


私が苦しんでいた時に思い出したこの
「共依存」という言葉は
そちら側の陥穽に落ちないように
私を助けてくれましたが、
同時に混乱もさせました。


私がいなきゃこの人ダメになる!

って私、思ってるか…?


家事だって何だって
私がちゃんとやるんだから!
それが私の存在意義なんだから!

とか私、思ってるか…?


腑に落ちませんでした。


家事も育児も自営の仕事も、
私がいるから!なんていう
プライドを持つ隙間なんかなくて
ただひたすら
生きるための最低限をこなすだけ。
とにかく、働かなきゃ飯が食えないっていう
社会的責任、信用問題の話です。


モラ夫さんのそばにいると
そもそもそういうプライドすら
持たせてもらえません。


それを共依存って言う言葉で
割り算しようとすると
絶対に割り切れない。
でも世間や、経験がない人なんかは
共依存で割りにかかってくることがあります。


だから、今渦中で
「やはり共依存…全て私が悪かったのか」
みたいなゾーンに入ってる方は


共依存度チェックはかなり大切だけど
実はそれ、一方的な洗脳の中で
そう見えてるやつかもよ、
って伝えたいです。


だって、
力関係違いすぎますよ。


男ですよ。殴られたら勝てませんよ。
下手すりゃ殺されますよ。
主な収入を男性に頼って
子育てしてる女性の方が多いし、
子育てやってたら、
なかなかフルタイムの
責任ある外仕事はできないし。
子供捨てて自分だけ逃げるってのも
いろんな意味で簡単じゃないですし。


これ系の本や情報って山ほどありますが
大抵 共依存主張系か
洗脳被害主張系に 割れてて
並列して説明されてないです。


バラバラにそういう情報に触れると、
現状に対する見方は
その一方しか無いような気持ちになって
疲れ切った脳味噌がさらに疲れますので
注意が必要だと思います。