●自己愛性は、基本的に損得・勝敗・強弱・上下の「計算」で動く。
→それらを前提に、立ち位置が逆転した被害者からの「恫喝や脅し」は効果あり。
→情緒の幼児性・自己愛の強さゆえ、甘えを怒りで表現する。
ほのめかしや恫喝で被害者を動かす。
自己愛性が、「ほのめかしや恫喝」を多用するのは、親世代から「ほのめかしや恫喝」がデフォルトで、正しい言語や会話によるコミュニケーションがなかったため。
※「空気を読め」「空気を読む」という文化・風潮は、モラ系統からもたらされたもの?
(その場所全体の空気や気配と、モラ個人が出す空気や気配は別もの。)
●アスペは、自己愛性とも違い空気も全く読めず、共感力がほぼ皆無なため、
物事の認知と判断が独善的。
独特の個々の思い込みや妄想で判断し、
突飛なことを言い出し、身近な人に依頼したり指示する。
タイプにもよるが、重篤なアスペの場合は 社会性や問題解決能力がないために、人に依存せずには生きられず、人を手足のようにつかう。
(本人が問題解決できないため他人を使う、それしか方法がない。)
※重篤アスペの最大の特徴【常に不安を抱えている】
アスペは特に、認知症と同様、現実のものごとの認知ができにくいため、見えても見えず、聞こえても聞こえず、言語化できない心理を言葉にできない まるで「ヘレンケラー」のような状態で不安を抱えている。
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アスペの対処法
→本人が何かで騒ぎ出した場合、 出来る限り不安を取り除いてやること。
本人が払しょくできない不安に関して介助することは、過干渉ではなくあくまで介助である。
本人が理解できないことを察知して、
「アスペでもわかる言葉で」、説明・解説してやることも介助のひとつ。
説明・解説・指示して、本人ができることは本人にさせる。
※ 個々のアスペによって違うが、基本的に言葉の意味も取り違えているため、説明・解説しても (わかっていないだろう…)と思ったほうが無難。
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自己愛性は、自分より強い者から指示では動く。
アスペは、言葉と説明が理解でき、理由に納得ができ、正しい指示を出され、アスペ本人ができることであれば動く。
※どちらも自ら動かない「指示待ち」
そのため、正しい指示をしてやることが肝要。
逆に、指示されることに反発して頑として動かないこともあり。
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指示する側は、それらが放置してもよいものなら放置する。
冷却期間を設ける。
彼らが発する不穏な空気・不機嫌モードに左右されないこと。
それらは「彼らの問題、彼らの責任」である。