『52ヘルツのクジラたち』の感想② | 雑草流ハッピーライフ

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いろいろ書いていこうと思います。

皆さんこんにちは、雑草流です。

 

今回は前回の続き

 

『52ヘルツのクジラたち』の感想です。

今回はネタバレありなので注意してください。

 

52ヘルツのクジラたち

 

早速なんですが、やっぱり一番衝撃を受けたのは、

 

アンさんが『トランスジェンダー』だったことでしょうか。

 

不幸のバーゲンセールなんて言われる本書で、

作中では一番、不幸だったんじゃないかと思ってしまいましたショボーン

 

自殺したあとにも、母親に自分のアイデンティティを認めてもらえず。

 

キナコを救い出した人でしたが、

誰よりも助けを求めていたのかと汗

 

少し気になったですが…

もし、この「52ヘルツのクジラたち」が映画化やドラマ化した場合、

アンさんを誰が演じるんでしょうね??

 

できれば、俳優(男性)にしてほしいですお願い

 

女優(女性)が演じてしまうとネタバレみたいになって、嫌だなガーンと個人的には思います。

 

キナコと愛の話も少しギザギザ

 

読んでいて、二人とも

自分の境遇を受け入れているのか、、あきらめているのか、、

「悪いのは自分なんだ」

とかっていう心理になっているように、

見えてきたんですよねガーン

 

私の周りにも似てることがあるのかなって思います。

 

相手が理不尽でおかしくて、

私がそいつの悪口を言っても、

それに乗っかって、

一緒に悪口を言わない人キョロキョロムキー

 

もちろん人の悪口を言うのは良くないんですが、

自分が悪いって言って、人は悪くないって精神はいいとしても

 

それをため込んで一人で背負ってしまったら、

それはおかしいんじゃないかって思うんです!!
 

最近、読んだ本でこんなことが書かれていました。

 

〝あなたの口から出るのは「悪口」ではなく「事実」

もしそれが悪口に聞こえるなら、悪いことをした相手が悪い″


この言葉で少しでも気が楽になる人がいるなら、

とてもいい言葉だと思います。

 

自分が思った事を自己中に叫んでもいいかもしれません、

 

クジラと違って人の声はきっと誰かにその真意が届くはず!