オリンピックの前に | 木村正三ブログ

オリンピックの前に

 2020・オリンピック招致が東京に決まった。

 大変嬉しく、日本にとってもまたとない機会にしなければならない・・・と、政府を始め、多くの国民も責任を感じているのではないかと推察している。

 日本に決定したことに歯軋りしている国があることも報道されていた。

 反日教育をしている国であるのは言うまでもないが、反日教育に利用されている内容が、事実に反しているものが多いだけに始末がわるい。


 世界に疑念を持たれたままでは、どうしても納得できない感情が残るのは仕方がないとしても、この機会に正すのは、もう一つの重要な日本の戦いではないのだろうか。

 中国は事実を明らかにすべきである。

 日本たたきに歴史認識を持ち出すのが常套手段であるが、一つ一つ、彼等のいう歴史を検証する場をもうけ、世界の参加をもとめて確認することが大事である。

 例えば、南京大虐殺があったというねつ造に対しては、①毛沢東主席が一度も南京事件の話を持ち出さなかったのはなぜなのか。

 ②南京事件があったとされる1937年の中国の新聞には、事件の一週間後に写した写真に、仲良く談笑する日本兵と中国人の子供達、大人たちの自然さはなぜなのか。

 ③終戦後、引揚げ前の日本人達が、南京で歓待されたのはなぜなのか。

 ④尖閣を日本が不法に購入したというが、売却者は日本人である。日本人が国に売却したものが中国のものというなら、そうであるという根拠を示さねばならない。


 韓国も事実を明らかにせねばならない。

 韓国のいう正しい歴史認識とは何を言っているのか確認することからはじめなければならい。

 ①従軍慰安婦が商業的慰安婦でなかったという根拠。

 ②植民地時代の良かったこと、悪かったことを事実に基いて検証すること。

 ③ベトナム戦争の謝罪も補償も求めないベトナムの誇り高さに対し、日韓基本条約を無視して反日教育をするのは単なる民族の差で片付けられないものがある。それは何か。

・・・これだけでも、オリンピックまでに明らかにすべきはないだろうか。