夏ツバキ | 名もなき雑草の詩 (雑草観察日記)

名もなき雑草の詩 (雑草観察日記)

このブログを始めたは頃、雑草は観察対象でした。
ある時に気が付けば、自分自身が極々世間一般の中年オヤジと言う、どこにでもいる、まさに雑草の中の雑草だった。
その雑草が世の中の色んなことを見聞きして感じたことを日々綴っております。

今日は朝から雨雲が広がり、昼頃には風が強まり、しばらく

して雨が降りだした。

さー、いよいよ本格的な雨の季節がやって参りました。

鹿児島、宮崎では、いきなり線状降水帯の警報が出ていた。

梅雨前線が北上すれば、今度は北部九州に線状降水帯の恐れ

があり、今年の梅雨はいきなり末期的な激しい豪雨になりそ

うで心配である。

 

実家から車で5分ほどのところに実家の墓があり、毎週実家

に帰る際には立ち寄り、じいちゃん、ばあちゃん、そしてご

先祖様に手を合わせることを習慣にしている。

 

お墓は大きな幹線のすぐ横にあるが、山の中腹になり、眺望

が良く、市内を一望できるロケーションである。

 

そしてお墓の周りには色んな花木が植わっており、山茶花や

サクラ、紅葉、そして今見ごろを迎えている夏ツバキがある。

 

 

冬にはサザンカ、春にはサクラ、夏には夏ツバキ、そして

秋にはモミジが紅葉する。

 

そして今見ごろの夏ツバキはツバキに似ているから夏ツバ

キと呼ばれるらしいが、沙羅の木のことである。

よく見れば、花弁にフリルがあったり、確かにツバキの花

とはちょっと違っている。

 

 

そして沙羅のとは、かの平家物語に出てくる「沙羅双樹の

花の色」の沙羅のようである。

ツバキではなく、沙羅の木だけど、ツバキに似ているから

夏ツバキ・・・、ちょっとややこしいお話です。